デザインの未来(Podcast)活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界
Vol.14と15を配信しました。
今回、登場するデザイナーは「書体デザイナー」です。
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実は私も1988〜1990年頃に欧文フォントをデザインしていました。
最初は、PostScriptでコードを書いていましたが、Adobe Illustratorという凄いアプリケーションがリリースされて、コーディング無しで開発できるようになったのです。ほんとに革新的でした。ペンツールをクリックしていくだけで、コードが自動的に生成されていくのですから。
(Adobe Illustratorは、PostScriptをブラックボックス化した戦略的なツールだったのでしょう)
当時、コンピュータルームに遊びに来ていたリチャードさん(Apple Newtonの日本語環境で有名な人です)がMac用の日本語書体を開発していて、書体データの中身を見せてもらっていました。これが、きっかけで欧文デザインの再学習を本格的に始めたのです(まぁ、日本語は膨大な作業ですから‥大変なので)。
「そういえば、日本語の書体をつくっているのは外国の人ばかり」などと思っていましたね‥
書体デザイナーとプログラマーがユニットを組み、新しいプロジェクトを起こして商品化したり、エキサイティングな時代でした。
デザインの未来 Vol.15
活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界(2)
(後編)
※音声雑記でまだ配信していませんので専用ブログにリンクしています
- 漫画のフキダシは、漢字がゴシック体、ひらがなが太い明朝体
- 漢字は中国の文化、ひらがなカタカナは日本の文化、欧文はヨーロッパの文化
- 「日本の文章」一行のなかに3つの文化が入っている
- 日本語書体のデザインはとても難しい
- 従属欧文(日本語の書体セットに含まれる欧文書体のこと)に良いものがない
- 縦組み設計の書体を横組みに使うと問題が出てくる
- 縦横兼用を残しているのは日本だけ(中国も韓国も横組みに変わった)
- これからは横組みに適したデザインも必要
- 文字づくりの技術は「伝統」の上にある
- パソコンで文章を打つと漢字が多くなってしまう
- 「ひらがな」を上手に使う
- 「出来る」より「できる」の方が気持ちを伝えやすい
デザインの未来 Vol.14
活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界(1)
(前編)
- 活字の特性とは?
- 金属活字、写植、デジタルフォント、これらすべてを「活字」と呼ぶ
- 英語では「Movable Type」
- ひらがなの「な」を見れば書体がわかる(英字だと小文字の「g」)
- 明朝体を創ったのは中国人でも日本人でもない
- 明治2年、明朝体は中国の上海を通して日本にやってきた
- もし、明朝ではなく楷書体が入っていれば、これが基本書体になっていたかもしれない
- ゴシックはアメリカ経由で日本に入ってきた
- ゴシック体と呼んでいるのはアメリカと日本、正確には「サンセリフ」
- 明朝体は中国から伝わってきたが、ゴシック体は日本で開発したオリジナルの書体
「デザインの未来」では、今後もアニメーター、工業デザイナー、漫画家、プログラマー、グラフィックデザイナーの方々のインタビューを予定しています。
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