Webレポート「ケータイサイトとCSSデザイン」(XHTML1.0とCSS2.1のサイトをケータイで閲覧)
勉強会の記録:
※ご注意、未完成エントリーです
テーマ:
「アンワイアード、IWの時代へ/ケータイ編」
- 2010年のケータイをイメージする
- PC、ケータイを分けないWebサイトの構築について考える
- ケータイの特性を生かしたサイトについて考える
デモの内容:
- XHTML1.0とCSS2.1でコーディングしたサイトをケータイで閲覧します
- Web標準に準拠した設計(ドコモのiモード仕様には準拠しない)
- サンプルサイトはXGAフォーマット(可読性を確認します)
注意:
- 最新の3Gケータイを使います(NTT DoCoMo FOMA F905i)
- 2年後のケータイは、安価な機種であっても、現在の最新機種以上のスペックになるという想定
今回のプレゼンテーションの流れを大まかにメモしておきます
(1)
ケータイのPC化とブラウザの機能強化によって、PC用のサイトも閲覧できるようになってきました。
これは、FOMA F905iに搭載されているフルブラウザの画面です。
(2)
今日は、パケット定額に対応した「jigブラウザ」を使います。
これが、jigブラウザの画面です。
(3)
サンプルサイトについてご説明します。5つの外部CSSファイルで構成されています。
※ここは割愛します
(4)
ケータイ(FOMA F905i)にインストールしたブラウザを起動します。
続けて、[CSS設定]を[有効]にします。
(5)
サンプルサイトにアクセスします。
全てのCSSファイルが適用され、floatプロパティによる2カラムレイアウトも問題なく表示されています。floatプロパティを多用していますが、レイアウトに問題はありません。
(6)
尚、[CSS設定]を[無効]にすると、最初に読み込まれる「basic.css」だけ適用されます。
背景色と文字色の指定に注意が必要です(そもそも、basic.cssのスタイル指定が良くないのですが‥)。
ポイント:
- ケータイのPC化によって処理能力が向上
- ケータイのディスプレイがSVGAに
- パケット定額に対応したフルブラウザ登場
- CSSのレンダリングも向上
- 使いたいブラウザを利用者が選べる、誰でも簡単にインストールできる
- アンインストールもメニューから選ぶだけ
- QRコードでインストール画面に誘導
- ブラウザにプラグインをインストールして機能を拡張できる
- RSSリーダーとブラウザが一体化しており、PCと同じ利便性
- 音声読み上げ機能は標準搭載されるかもしれない
- 市場が大きいので、ユニバーサルデザインに関してはPCよりもお金を投下できるかもしれない
- 映像のクローズドキャプション技術は、ケータイの分野で培われるかもしれない(参考サイト「いくお~る」)
「テレビがなくても困らないでしょ?ワンセグを見たいという人の気が知れない」という人、けっこういます。
ただ理解してほしいのは、それは聴者の視点だということです。
聴覚障害者の視点では、ワンセグが登場するまで、テレビの情報を戸外で享受する方法は(運良く字幕デコーダ付きテレビか、オープンキャプションの番組がない限り)ほとんどなかったのですから。
~「いくお~る」より引用
まとめ:
- PCとは異なる、ケータイの特性を生かしたサイトにすることが重要
- ただし、PC用のサイトが閲覧可能になってきていることも意識しておきたい
(Web標準に準拠して設計されたサイトであれば、PCサイト、ケータイサイトを分ける必要がなくなるかもしれない) - 重要なポイントは、ビジネスユーザーが多い「スマートフォン」だけではなく、一般層に普及している携帯電話でPCサイト閲覧が可能になっていること
- Apple iPhoneを女子高生が使うとは思えないが、女子高生が持っている普通のケータイが現在のiPhone並になる可能性はある
- 2010年、2年後のケータイをイメージしてほしい、どのようなイノベーションが起こるのか
補足:
- 今回使用したF905iのディスプレイは、864×480ピクセルですが、XGA(1024×768)で一覧できるPCサイトなら、ズームなしでそこそこの可読性を確認できました。
- ただし、最近のPCサイトはXGAでも一覧できなくなっていますので、ケータイのPCサイト閲覧には限界があります。
- ユーザーが何をどう選ぶのか? 2年後はどうなるのでしょう?
- 4月1日からドコモのiメニューがリニューアルされて、Flashらしいリッチ画面になりましたが、トップに「GUCCI」スペシャルサイトのバナーがあったのでクリックしてみました。
すると、美しいフルFlashのページがケータイの画面一杯に‥。Flashなどのベクターデータは、ケータイのディスプレイ解像度に依存しないので効果的です。 - ケータイでも、キャンペーンサイトなどはフルFlashサイトが増えてくるかもしれません。
- 今回、最新版のフルブラウザを6,000円(年間使用料)で買ったわけですが、決済の手続きが恐いくらいお手軽で驚きました(ドコモの電話料金と一緒に支払う選択をしたので)。
クレジットカードを持っていない学生さんは、この方法で買っていますね。 - ケータイのネットサービスは有料ばかりですが、ボタン一つなのでつい‥(期待外れだったサービスは次々と解約していますが‥)
- ネットオークションにハマっている会社員などは(休憩時間であっても業務以外のPC利用はマズイので‥)、ケータイを手放せない
追記(質問を受けて、今回のテーマの肝):
- 美容室に置いてあるファッション雑誌を見ながらケータイで買い物するお客さんたちのレポートは後ほど。
- 最後のプレゼンは、「場所」とケータイ、「イベント」とケータイ、「OOH」とケータイ、お財布になったケータイは、家の外でみるWebサイトで活用される‥というお話でした。
- 「アウト・オブ・ホーム」ネットワークとケータイの関係性に注目
- 「PCサイトは、PCで見ればいいじゃないか」(と言う人も多いので)、「家の外でみるサイト」、「家の外で使うサイト」の価値について考えてみよう
例:GPS機能が付いたGoogle Mapsはすごく便利
デモの映像は、YouTubeにアップしています[ビデオの関連エントリー]。
もちろん、映像はケータイでも視聴できます。お時間のない方は、移動時間にでも(音声は入っていないのでマナーモードでかまいません)。
次回のテーマ:
「高齢者向けのケータイ」という発想の限界、ドコモショップという「場」から学ぶ生活のデザイン
20080401
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