UDプロジェクト:シニア・ケータイでインターネットの扉を開く(再)
今月は、20歳も離れた若い皆さんと濃い議論を交わしました。こんなにデコメールを使った月もない。某所に集まって、いろいろ話して一段落した後、全員一斉にケータイを開いて触りだす光景はすごかったですね‥
さて、来月からは30~40歳離れているおじいさん、おばあさんたちとの交流です。銭湯で裸の付き合いになります。もちろん湯船ではおじいさんたちだけ。430円×30日だから、12,900円也(+ドライヤー代)。
衝撃的なのは、パソコンは一度も触ったことがないのに、ネット対応のケータイ(旧らくらくホンなど)は持っているわけです。つまり、最初からネット端末を所有しているので、何の準備もいらないのです。
5、6年前ではまったく考えられなかったこと。
ユニバーサルデザインを意識してデザインされたケータイ(もちろん、まだまだ完璧なものではありません)であれば、それなりに使えるんですね、皆さん。「インターネット」云々と言わなくても、数回のボタン押すだけでネットサービスを利用できるのですから、シニア向けも軽視できない時代に入りました。
今回、専門用語は一切使えません。たとえば、iモードの画面は「目次」、YouTubeは「録画ビデオ」です。
最先端ばかりをみている私たちがシニア向けとして考えていたサービスはみるみる崩れて始めてます。端末が片手におさまることの重要性も再確認することになりそうです。サービスのデザイン次第では「シニア・ケータイ」などという線引きも必要なくなるかもしれません。
知ることは感じることの半分も重要ではない
レイチェル・カーソン
来月は積極的に歩き、「場」に入り、「感じる」一ヶ月にしたいと思っています。日々の目標「アウトプット」も次のステップに入ります。
現在、ケータイをユビキタス端末にしているのは、10代の少年少女でも70代の大先輩であっても、すでに所有して生活で使っているからです。利用頻度や使い方はさまざまですが、ケータイ文化をそれなりに享受できる。
家族も使っているし、街にはドコモショップなどのサービスセンターがある。これだけ環境が整っているネット端末は今のところありません、
参考:
新サービス「音声入力メール」もポイントの1つだ。携帯に向かって話すと、音声認識サーバにより声を文字に変換してメール本文を容易に入力できるというもの。搭載は国内の携帯で初となる。
まるで“すずり箱”―「らくらくホン プレミアム」はこうしてデザインされた
ITmedia +D モバイル 2008年03月17日
今後、若者向けの携帯電話には、タッチパネルやタッチセンサーが今以上に搭載されるだろう。
しかし、出っ張っている物を押すというボタンの良さは変わらない。シンプルでこだわらないデザインが長続きするものだ。プッシュボタンは、大きさや形状、位置やボタンの間隔を工夫することでインタフェースとしてもっと長生きできると思う。
原研哉氏
資料:
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