デザイナーのための「Timeline thinking」講座(再)
2008年になって、昨年まったく動かなかった教育プロジェクトが徐々に前進し始めました。最後の試行講座が2006年6月ですから、1年半の時間が経過したわけです。
- 高校生のための情報デザイン講座
「Webをつくる人々」2006年6月
1年後、あらためて実証実験を開始しましたが‥
- 「ネット講座の受講について」2006年6月
- 講座「デジタルテレビ向けCMSを作ろう!」2006年6月
以下のエントリー後半で書いた諸々の事情で、再び「交渉期間」に入ります。
- 「design zero:ナレッジ、未来、社会、仮想」2006年3月
その後、進めているのが「リアルアクセス」スタイルの手法。けっきょく、2000年にやっていたモバイル・カレッジに戻ったわけですが、カリキュラムはより「Timeline thinking」の考え方を浸透させており、学習ツールも想像以上に進化しています。
教育プロモーションの戦略的なノウハウでいえば、音声雑記で何度も取り上げた「情報編集力」の著者である藤原和博さんが実践している「よのなか科」が良いモデルになっています。
「情報編集力」参考記事:
13歳のハローワーク 公式サイト 第2回 : 藤原和博氏
第6章 成熟社会の情報処理力と情報編集力
これからは自分が持つ知識・技術・経験のすべてを、ある状況の中で組み合わせて発揮できる力が大事になってきます。成熟社会になると、国際化も高齢化も起こり、人々のさまざまな価値観が交錯して、万人にとっての唯一の正解はどんどん少なくなります。
[よのなか]科とは?
(全国[よのなか]科ネットワーク公式サイトより)
東京都杉並区立和田中学校校長の藤原和博氏が提唱している「学校で教えられる知識と実際の世の中との架け橋になる授業」のこと。
教科書を使った受身の授業とは異なり、自分の身近な視点から世界の仕組み、世の中の仕組みなど、大人でも簡単に答えを出せないテーマ(「ハンバーガー1個から世界が見える」、「模擬子ども区議会」、「少年法の審判廷ロールプレイング」など経済・政治・現代社会の諸問題)を扱う。授業の特徴として藤原氏は以下の特徴を挙げている。(1)ロールプレイやシミュレーションなどゲーム的手法によって子ども達の主体的な学びを創造する。
(2)大人も授業に参加することで、ともに学び合う力を付ける。
(3)カリキュラムの目的に沿ったゲストを迎え、生徒の思考回路を刺激し、ときに通常の授業では得られない種類の知的な感動を与える。
授業運営の参考になった全国[よのなか]科ネットワークのビデオを紹介しておきます
授業ビデオ1: 金融経済編
1-2. 流行る店、流行らない店授業ビデオ2: 政治・法律編
2-2. 子ども部屋は必要か?
2-3. 市長になって住みよいまちを作ろう授業スキル
授業スキル2.ゲーム的手法
授業スキル3.ロールプレイング
授業スキル6.2分で考えさせる15分で切るリズム
授業スキル12.グルーピング
授業スキル18.ワークシートのデザイン
その他、参考ニュース(YouTube):
杉並・和田中の夜間授業「夜スペシャル」都教委が一転容認
TOKYO MX NEWS - YouTube Channel
さて、試行講座についてはもう少々時間をいただいて、春スタートくらいの予定です。
3月には、学校で高校の先生向け講座があります。(教育の現場では)久々の登壇ですね。また、デザイナーのための「Timeline thinking」講座も予定しますので、詳細決まり次第お知らせします(毎回、事後報告になりますが)。
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