[2007-8]表現の型/技/継承

2008/12/16

デザインの未来 - 第22回「人と人を結ぶイラストレーションの力」

更新が滞っていましたが‥
Podcast「デザインの未来」の第21回を配信しました。

カテゴリ:

「デザイン談義」今日のお客さんは、イラストレーターの根本有華さん。

  • イラストレーターの仕事は、自分の絵の追求ではなく、他者のために絵を描くこと
  • グラフィックデザインに組み込まれる”素材”がイラストレーション
  • 仕事とプライベートワーク
  • 絵を描く楽しみ、人の反応をダイレクトに受け取れるライブペインティング
  • 仕事は、人とのつながり
  • 自分が楽しい事をどんどんやってほしい、豊かな体験は絵にかえってくる
  • 人と人をつなぐのが、イラストレーション

主なお仕事:

  • 「対岸の彼女」角田光代著(直木賞受賞作)/装丁画、中扉画
  • 「とおくはなれてそばにいて」村上龍著/装丁画、挿画
  • 「アレクサンドリア四重奏」四部作ロレンス・ダレル著/装丁画
  • 「Holgascape」写真集/参加
  • 「切羽へ」井上荒野著(直木賞受賞作)/装丁画
  • 「トライアングル」新津きよみ著/装丁画

現在の発売中のWeb Designing 12月号の表紙も根本さんのイラストです。

「デザインの未来」では、今後もアニメーター、工業デザイナー、漫画家、プログラマー、グラフィックデザイナーの方々のインタビューを予定しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/10/21

トークイベントのお知らせ「桂正和(漫画家)×細萱敦(漫画研究家)」

Podcast「デザインの未来」の第21回(「漫画の表現」 - 後編)を配信しました。

番組でも紹介しましたが、今週の日曜日(26日)午後3時からトークイベントを開催します。詳細は、上記リンク先のページをご覧ください。

「桂正和(漫画家)×細萱敦(漫画研究家)」

桂正和さん

  • 公式サイト「K2R村
  • 公認ファンサイト「桂正和同盟
  • 代表作:ウイングマン、電影少女、I"sなど。現在、ヤングジャンプで「ZETMAN」を連載中
  • Wikipedia

細萱敦さん

桂正和さんが現在連載中の漫画「ZETMAN」

デザインの未来」では、今後もアーキテクト(建築家)、工業デザイナー、プログラマー、グラフィックデザイナー、アニメーター等々、さまざまな分野のクリエーターをご紹介していく予定です。
(代表:境)

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/10/19

デザインの未来 - 第20回「漫画の表現」

Podcast「デザインの未来」の第20回を配信しました。
今回のテーマは「漫画の表現」です。
デザイナーの皆さんに知ってもらいたい、漫画の文法と表現について。

昭和37年に発行された「パイロットA(エース)」。音声の内容とは関係ありません

昭和37年に発行された「パイロットA(エース)」。音声の内容とは関係ありません

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/07/17

デザインの未来(Podcast)活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界

Vol.14と15を配信しました。
今回、登場するデザイナーは「書体デザイナー」です。

関連エントリー:

実は私も1988〜1990年頃に欧文フォントをデザインしていました。
最初は、PostScriptでコードを書いていましたが、Adobe Illustratorという凄いアプリケーションがリリースされて、コーディング無しで開発できるようになったのです。ほんとに革新的でした。ペンツールをクリックしていくだけで、コードが自動的に生成されていくのですから。
(Adobe Illustratorは、PostScriptをブラックボックス化した戦略的なツールだったのでしょう)

当時、コンピュータルームに遊びに来ていたリチャードさん(Apple Newtonの日本語環境で有名な人です)がMac用の日本語書体を開発していて、書体データの中身を見せてもらっていました。これが、きっかけで欧文デザインの再学習を本格的に始めたのです(まぁ、日本語は膨大な作業ですから‥大変なので)。

「そういえば、日本語の書体をつくっているのは外国の人ばかり」などと思っていましたね‥

書体デザイナーとプログラマーがユニットを組み、新しいプロジェクトを起こして商品化したり、エキサイティングな時代でした。

デザインの未来 Vol.15
活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界(2)
(後編)

※音声雑記でまだ配信していませんので専用ブログにリンクしています

  • 漫画のフキダシは、漢字がゴシック体、ひらがなが太い明朝体
  • 漢字は中国の文化、ひらがなカタカナは日本の文化、欧文はヨーロッパの文化
  • 「日本の文章」一行のなかに3つの文化が入っている
  • 日本語書体のデザインはとても難しい
  • 従属欧文(日本語の書体セットに含まれる欧文書体のこと)に良いものがない
  • 縦組み設計の書体を横組みに使うと問題が出てくる
  • 縦横兼用を残しているのは日本だけ(中国も韓国も横組みに変わった)
  • これからは横組みに適したデザインも必要
  • 文字づくりの技術は「伝統」の上にある
  • パソコンで文章を打つと漢字が多くなってしまう
  • 「ひらがな」を上手に使う
  • 「出来る」より「できる」の方が気持ちを伝えやすい

デザインの未来 Vol.14
活きる文字 - Movable Type 可動活字の世界(1)
(前編)

  • 活字の特性とは?
  • 金属活字、写植、デジタルフォント、これらすべてを「活字」と呼ぶ
  • 英語では「Movable Type」
  • ひらがなの「な」を見れば書体がわかる(英字だと小文字の「g」)
  • 明朝体を創ったのは中国人でも日本人でもない
  • 明治2年、明朝体は中国の上海を通して日本にやってきた
  • もし、明朝ではなく楷書体が入っていれば、これが基本書体になっていたかもしれない
  • ゴシックはアメリカ経由で日本に入ってきた
  • ゴシック体と呼んでいるのはアメリカと日本、正確には「サンセリフ」
  • 明朝体は中国から伝わってきたが、ゴシック体は日本で開発したオリジナルの書体

「デザインの未来」では、今後もアニメーター、工業デザイナー、漫画家、プログラマー、グラフィックデザイナーの方々のインタビューを予定しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/07/12

著者との融合 - ナレッジ・メソドロジー

※概略

テーマ:

Methodology - Feature Reference Book

「Feature Reference Book」の組み立て方だけ再掲載しておきます

  1. 市販されている書籍を5~10冊くらいテーブルに並べる
  2. すべての書籍をバラバラに分解する(力仕事になる)
  3. テーブルの上でページを再構成する
    ※大きなテーブルがなければ床に並べる
  4. ページを束ねて節をつくる
  5. 節を束ねて章をつくる
  6. 一冊の本として綴じる
  7. 索引(インデックス)を作成して完成

※再編成でほぼ一日、索引で一日くらいかかります
※合宿になります(私はいつも房総半島)

プレゼンテーション:

自分のノートを再構築(ノート・リミックス)

私は、3,000字くらいの記事であれば、ケータイを使って移動中などに書きますが、それ以外はパソコンを使います。
ノートは年間平均5冊くらい。インスピレーションはノートに蓄積されます。

ノート、ケータイ、パソコンを使い分けていますが、アウトプットされたものは、すべて融合していきます。アナログもデジタルも意識しません。きちんとした手順や段取りはなく、リズムや身体感覚の世界です。

今日は、自分のノートを使ったリミックスをご紹介します。「Feature Reference Book」と同様に、新たなノートブックが生まれるプロセスを見ていきましょう。

※この時の話は、Podcast音声雑記にて

20080623_1

写真は、昨年~今年の6月までのノート

20080623_2

再編集しながら「節」にまとめ、節を「章」にまとめて、索引をつける

補足:

  • 「Feature Reference Book」とリミックスする場合もある
  • さらに「エクスペリエンス・ノート」と再編することもある
    ※エクスペリエンス・ノートは以下のエントリーを参照

関連エントリー:

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/06/12

クリエーターに聞く!/Podcast「デザインの未来 Vol.8」

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」シリーズ、「デザインの未来」第8回配信しました。

今回もゲスト対談。本日のお客さんは、造形師・原型製作者の竹谷隆之さん。お相手は、松岡先生です。

  • まずは「やりたいことを続ける」
  • 仕事は依頼されるもの
  • クライアントが何を望んでいるのか、話し合いは怠らない
  • 求められていることよりも、ちょっとだけ上のレベルを目指す
  • すこしでも気になったら作業中でも、すぐに電話で聞く
  • クリエーターであり、生活者でもある。作業を中断しなければならないストレス
  • モノをよく見ること
  • ベストな作品をつくるには、コミュニケーションが欠かせない

ずいぶん前に「NikeのCEO、Mark Parkerが自家用ジェットで阿佐ケ谷にやってきた」という意味不明の話を聞いていたのですが、実は今回ゲストの竹谷さんの工房に来てたんですね(もちろん阿佐ケ谷には飛行場がありませんので自動車で‥)。竹谷さんのフィギュアは海外のファンが多いので、Nikeの社長さんも作品を買いにやってきたようです。

竹谷さんは高校の同級生で、当時は絵を描いていたんですね。上京して、デザインスクールを卒業後、造形の業界に入り、それから20年以上続けているのです。

20年以上最前線で活躍している人には、共通点があります。それは、自分のスタイルが強固で、時代に左右されないことなんです。

今は、何でもインターネットですぐに検索できてしまうから、「勘違い」とか「思い込み」というのが起こりにくいですね。なかなか、スタイルを固めにくい時代です。自分に多面性を持たせるには素晴らしいシステムですが‥
私はインターネットのおかげで(場所に依存しない)現在のワークスタイルが成立しているので、心の底からネットに貢献したいと思っていますよ‥

参考:

補足:

  • 音声は、日刊徒然音声雑記ブログの方でも配信します

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/05/30

クリエーターに聞く!/Podcast「デザインの未来 Vol.7」

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」シリーズ、「デザインの未来」第7回配信しました。

デザインの未来 Vol.7

「デザイン談義」今日のお客さんは、イラストレーターの寺田克也さんと映画監督の山崎貴さんです。お相手は、Matsuoka先生。

  • スキルを身につけて「運」を待つ
  • いつもアピールしている人の方が「チャンス」に当たりやすいかもしれないが‥
  • 1980年代、パソコンが普及して何が変わったか?
  • グラフィックコンピュータを使い、ジョイスティックで絵を描いていた
  • 横尾忠則さんのアトリエでデジタルグラフィックの面白さを知る

参考:

  • 寺田克也さんの最近のお仕事
    2009年公開の映画「ヤッターマン」のメカ&キャラクターデザインリファイン
    ※リンク先のサイトは効果音が鳴ります
  • 山崎貴さんの最近のお仕事
    2007年11月公開の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日

デザイン談義に関するリクエスト、ご質問は以下のメールに送ってください。「デザインの未来」について、一緒に考えていきましょう。

  • [admn@nifty.com]
    ※メールの件名に「デザインの未来」と入力してください

高校生のみなさんへ
(Podacast「人を通してデザインを知る」(お喋り:境祐司)の音声を一部テキストにしたものです)

みなさんは、憧れの人、目指したい人はいますか?

デザイナーといっても、たくさんの業界があり、「デザイナー」という肩書きを持つ人もたくさんいます。私が子どもの頃は、デザイナーといえば、まず「ファッションデザイナー」のことでした。テレビに出ている有名な人が多かったからです

「クリエーターズ・クリエーター」と呼ばれる人がいます。
多くのクリエーターたちがお手本にしているクリエーターのことです。わかりやすく言うと「スーパークリエーター」という感じでしょうか。

プロダクトデザイン、建築デザイン、グラフィックデザイン、ファッションデザイン等々、どんなデザイン業界にも「クリエーターズ・クリエーター」がいます
生まれて間もないウェブデザインの業界もあと10年くらいで(いや、もっと早いかもしれません)、必ず登場するでしょう。

私たちが、皆さんにお奨めしたいのは、「この人のようになりたい」というデザイナーのファンになることです

私は、杉浦康平(グラフィックデザイナー)さん、横尾忠則さん(画家)、吉田カツさん(イラストレーター)、手塚治虫さん(漫画家)、矢沢永吉さん(歌手)、坂村健さん(大学教授)などなど、その他にも建築家から工業デザイナー、小説家、アイドル、たくさんの人たちを追いかけてきました。

あと、ニコラス・ネグロポンテさんの場合は、米国ボストンのMITにおじゃましてサインをもらってきました。嬉しかったですね。1995年に出版された「ビーイング・デジタル」は何度も何度も読み直しました。面白いことに読むたびに新たな気づきがあるんです。

ファンになると、興奮状態が続きます。と同時に情報収集のアンテナも感度が良くなるのです
テレビに出演すれば見るし、本を書けば買います。新聞にチラッと載っただけでも、手に入れて読むわけです。

デザインが好きで横尾忠則さんのファンになったわけですが、いつの間にか「横尾忠則」という人間を通してデザインを学んでいたんですね

続きはPodcast「人を通してデザインを知る」をお聴きください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/05/29

デザインワークショップ/Podcast「デザインの未来 Vol.6」

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」シリーズ、「デザインの未来」第6回配信しました。

デザインの未来 Vol.6

「デザインの未来」が主催するワークショップを企画しています。
今日は、グループワークの内容についてお話しています。

  • 「デザインの未来」のワークショップを計画中
  • 生活に潜んでいるデザイン
  • 日常使っていたモノが他のモノに置き換わる
  • モノと人のコミュニケーションを考えてみたい
  • 商品、製品、作品の捉え方
  • 今の子どもが「ポケベル」を知ったとき何を感じる
  • 利便性が過度に高まると人間はダメになる?
  • 発想力をつけるにはモノの観察から始まる

デザイン談義に関するリクエスト、ご質問は以下のメールに送ってください。「デザインの未来」について、一緒に考えていきましょう。

  • [admn@nifty.com]
    ※メールの件名に「デザインの未来」と入力してください

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/05/20

Podcast「デザインの未来 Vol.5」配信

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」シリーズ、「デザインの未来」第5回配信しました。

デザインの未来 Vol.5

1980年代〜現在、そして2010年以降のデザインを考えていきます

  • インターネットの表と裏
  • 「いま起こっていること」を知る
  • 混乱する著作権問題、自分の作品って?
  • ネット活用、2つの「顔」を持つ
  • リアルの場では、友だちに自分のブログを教えない
  • ネットのコミュニティでは年齢も立場も関係ない
  • インターネットカルチャーで育った世代
  • ネットリテラシーを日々高めていく人、まったく変わらない人

参考:

デザイン談義に関するリクエスト、ご質問は以下のメールに送ってください。「デザインの未来」について、一緒に考えていきましょう。

  • [admn@nifty.com]
    ※メールの件名に「デザインの未来」と入力してください

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」より

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008/05/19

Podcast「デザインの未来 Vol.4」配信

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」シリーズ、「デザインの未来」第4回配信しました。

デザインの未来 Vol.4

1980年代〜現在、そして2010年以降のデザインを考えていきます

  • Photoshop登場の衝撃
  • 専用ワークステーションからMacへ
  • Macはまだまだ使えない、Macを導入すればデザイナーはいらない
  • 1980年代後半の二極化
  • 「ものをみる」観察力を養うデッサンの重要性
  • ハンドワークとデジタルワークが混在していた時代
  • デジタル時代の揺り戻し、創作価値も振り子のように
  • 流行のサイクル
  • デッサンの意味、絵のうまいヘタではなく「モノの見方」

デザイン談義に関するリクエスト、ご質問は以下のメールに送ってください。「デザインの未来」について、一緒に考えていきましょう。

  • [admn@nifty.com]
    ※メールの件名に「デザインの未来」と入力してください

学生向けPodcast「カフェでデザイン談義」より

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|