本日、東京(新宿)で「Web Directions East」カンファレンスが開催されました。
Web関連のカンファレンスは、今年初でこれが最後となりました。
今回、私が(勝手に)期待していたテーマは以下の二点です。
- Progressive Enhancement
- Ambient
「Progressive Enhancement」に関しては、昨年あたりから勉強会で取り上げていましたので、このカンファレンスでも再確認できました。
「Ambient」については、以前「ユビキタスからアンビエントへ」でお話したことを、Webの分野からどう捉えるのか考えてみたかったのです。
もちろん、今回のカンファレンスでは「Ambient」という言葉は出てきませんでしたが、Eric Meyerさんの「ブラウザの多様化でみる最良のウェブ開発」の後半で、発展途上国のモバイル事情についての話がありましたが、いくつかリンクする部分がありました。
昼食は用意されていて、参加者同士が雑談しながら食べ歩くというスタイル。
会場では、John Allsoppさんがライブコーディングをやっていました。
「Apple.comのナビゲーションバーをつくります」ということだったので、最初は食事しながら、雑談しながら、チラチラ見る感じだったのですが、「画像は一切使いません」と聞こえたので、会場の最前列に移動して見物。
(CSS3だと、ここまで表現できる!的な)テクニカルなデモンストレーションではなかったので、とても勉強になりました(それこそ、Progressive Enhancementの意を感じましたね)。
会場で写真を撮った人は、「wde08」というタグを付けてFlickrにアップしましょう。
‥と言われてましたので、すこしアップしておきました。
関連エントリー:
余談:
最近増えてきたiPhone-optimized siteの特徴は、画像をあまり使っていないこと。
画像は使っていないのに、PCサイトのルックスと同じなんですね。
iPhone版のサイトをパソコンでアクセスすると、(Safari3以外のブラウザ)はグラデーションやボックスシャドウが無効になってしまうのですが、サイトのユーザビリティは低下していないのも大きな特徴。
The Chromeより
「ピッカピカのサイトを作って、未来を見せていくぜ」
「なに、IEをつかっているって? まぁ、メッキは剥がれて艶はなくなるけど、大丈夫だ。サイトの使いやすさは変わらない」
- クロムメッキがはがれる
(CSS3のプロパティに対応していないブラウザの表示のこと)
- メッキがはがれても中身はしっかりしている
(未対応ブラウザでサイトを使ってもユーザビリティの品質は保証されること)
iPhone-optimized siteには、Content、Presentation、Behaviorの明確な分離と、Progressive Enhancementを具体的に実践しようという意識が感じられます。
その他:
今回のカンファレンスのメモは、iPhoneで書きとめ、Evernoteにアップしました。
カンファレンス終了後、作業場Bに移動してMac版Evernoteで統合、打ち合わせを終えて作業場Aに移動し、Vista版Evernoteを使って、追記。
以下は、講演を聞きながらiPhoneで集めた関連情報をEvernoteに送ったもの
以下の話で、ちょっと閃くものがあったので、過去の資料を掘り出し中。
Eric Meyerさんの「ブラウザの多様化でみる最良のウェブ開発」の後半で、発展途上国のモバイル事情についての話
講演を聞いていて、突然ひらめくときがあります。
そういうときは、講演の内容と閃きのイメージが融合して、頭のなかでは、まったく新しい構想が生まれていきます。
今日は、過去におこなった数々の勉強会とリンクしました‥
先月の勉強会テーマ:
パソコンではなく、携帯電話で初めてインターネットにアクセスする人々、国
たとえば、iPhoneのようなデバイスなら、さまざまな国のコンテンツを載せることができる
資料:
- 右上は、2004年に中近東で発売されたF7100Qiblah
- 礼拝するためのメッセージサービスが使える(1日5回配信)
- 左下は、2004年に発売されたイルコーン社の携帯電話
- 世界のどこにいても祈りの時間を伝えてくれるサービス
- アフリカの携帯電話事情
- 携帯電話は地域の財産
- 電気のない場所はカーバッテリーで充電
PHONE BOOK(著:Henrietta Thompson)より
関連Podcast:
以上、記事の後半は自分の頭の中のレポートでした。
座っていた場所には、プレスの方々がいらっしゃいましたので、カンファレンス全体のレポートは来週公開されるでしょう。
2008年11月7日に更新