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2007年10月

2007/10/31

記憶と記録 No.14「アクセシビリティ」

過去の日記から「記憶」を拾い出し、現在の「記録」と照らし合わせるプライベート・ノート

No.14「アクセシビリティ」

私がアクセシビリティを学校の授業に取り入れたのは、1995年4月に出された「通産省アクセシビリティ指針」がきっかけでした。今から12年前のことです。

通商産業省告示第二百三十一号
障害者等情報処理機器アクセシビリティ指針を次のように定める。
平成七年四月二十日通商産業大臣 橋本龍太郎

参考:「こころWeb」より
障害者等情報処理機器アクセシビリティ指針

アクセシビリティ指針は、必要度や実現性の観点から「必須機能」「重要機能」「推奨機能」に分類されていました。たとえば、以下のような項目があります(一部抜粋)。

  • [必須機能]ディスプレイ上の文字情報を拡大表示できるようにする
  • [重要機能]グラフィック画面の拡大ができるようにする
  • [重要機能]特定の色に重要な意味を持たせないようにするか、配色を変更できるようにする
  • [推奨機能]操作対象となる対話部分がグラフィック情報として表現され、かつ、空間的に配置されているGUIにおいて、これらのグラフィック情報や空間情報を音響情報、触覚情報に変換して出力する

1995年はインターネットが商用化された年ですが、プロジェクトの大半はCD-ROMタイトルなどのコンテンツ企画でした。この頃の発想はパソコンOSに搭載されているアクセシビリティ機能をコンテンツ内でどう活用するか、というものだったと記憶しています。本格的な勉強は1997年から始まりました。

この年に出版された「障害者とMacintosh」という書籍が大変参考になり、実は現在でも資料として読み返すことがあります。たとえば、マーケット創出に関すること。以下は、本からの引用です。

「ユニバーサルデザイン」の利点は、ひとつには「企業側のメリット」がある。障害を持つ人だけを対象にしていると市場が小さくなり、企業にとってのリスクも高くなる。しかし、一般商品の中に、あらゆる障害を持つ人のアクセス機能が内蔵されていればそれだけ市場が拡大される
「障害者とMacintosh」1997年より

当時参加した勉強会でも「障害者のための~」というフレーズはやめよう、という話になるのです。

元々想定されていた対象者以外の人たち、例えば、乳母車を押している人や荷物を運んでいる人などにも喜ばれている。お年寄りにとっても少し危険が減った。歩道のカーブカット化は車イスだけではなく、一般にメリットをもたらしたのだ。

「障害者のために」と計画され、変革されたことが、じつはもっとたくさんの人に利益をもたらす。こういう、いわばさまざまな「カーブカット」はいろんな分野にたくさんあるのだ。
「障害者とMacintosh」1997年より

要するに、どんなに有効なプロジェクトでもサスティナブルでなければいけない、そのためには層を広げる必要があるということです。これは10年前のことですが、現在のナイトバーなど娯楽施設におけるクローズドキャプションの需要をみると、マーケットの重要性をあらためて感じます(米国の動向)。

その他、この書籍には具体的な事例がたくさん盛り込まれており、CD-ROMコンテンツのプランニングに活用させていただきました。

電話は聴覚障害者にとっては使いにくいものであった。耳の聞こえない人には、音声の伝達手段である電話はもともと無縁のものだと考える人がいるかもしれないが、それは違う。
多くの聴覚障害者は電話を使うことができる。空気を伝わる音をキャッチすることができないまでも、音を振動に変え、その振動を頭骨につたえることで音を「聴き取れる」聴覚障害者も多い。
しかし、問題は「電話の呼び出し音が聞こえない」のである。
「障害者とMacintosh」1997年より

視覚障害者にとってWindowsやMacのようなGUI環境はとても不便、ひとつずつ順番に操作が示されるMS-DOSなどのCUI(コマンドライン・インターフェイス)の方がまだ使いやすい、ということも書かれていました。

「障害者とMacintosh」の表紙

  • 書籍名:障害者とMacintosh
  • 著者:小川美紀雄
  • 発行:毎日コミュニケーションズ
  • 発行日:1997年4年2日

1998年以降、インターネットの普及によってプロジェクトはネット対応に変わってくのですが、なぜかアクセシビティに関する勉強会は減っていったような気がします。情報建築学の場合も同様ですが、ゆるやかな世代交代によって風化していったのでしょう。

さて、なぜ今回「記憶と記録」でアクセシビティを取り上げたかというと、「Webアクセシビリティ ~標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践~」という本が出版されたからです。
素晴らしい構成、是非ともお奨めしたい。全体を俯瞰できる本がやっと出てきたという感じですね(今、気づきましたが「障害者とMacintosh」と同じ毎日コミュニケーションズではありませんか‥)。

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2007/10/30

Design LOVE - Tokyo

いよいよ明日からです。
異業種交流の場として機能する2007年最後の大型イベント。
関連エントリ「10分野のデザイナー」2007.10.25

期間中に開催されるミニイベントやデザイナーパーティ、シークレットパーティ、すごい数ですね。いつもより「ちょっとだけ」積極的に動くことをお奨めします。

東京デザイナーズウィーク2007

東京デザイナーズウィークは、 今年で22年目を迎えるデザインイベントです。昨年は一般来場者、デザイン関係の来場者を合わせて7万人余りの方々にお越しいただきました。本年は10万人の来場を見込んでおります。今年も都内の中心地・明治神宮外苑に中央会場を設け、「LOVE」をテーマとした様々なイベントを同時開催いたします。

  • 2007年10月31日(水)~11月4日(日)
  • 10:00~21:00 (ゼロ展に限り最終日は16:00までとなります。)
    ※最終入場時間は20:30までとなります。
    ※100%Design Tokyoに限り、10月31日・11月1日の2日間の10:00~16:00は 「ビジネスタイム」のため一般の方は入場不可となります。 
  • 明治神宮外苑中央会場

参考:
デザインアソシエーション BLOG

公式ブログの画面

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Steve Chen氏の講演

いつも愛読している「古川享ブログ」ですが、Steve Chen氏の講演についての記事がアップされていました。関連記事、映像も掲載されています。

古川 享 ブログ
YouTubeの創業者による講義に出席せり
2007.10.30

チェン氏:「現在はYouTubeには300名近くの従業員がいるけれど、技術系の人間は全員...僕が直接のボスで...階層的な組織なんて相変わらず無いのさ、一人一人の名前を全部知っているしどんな技能を持っていて何をやってもらっているか全て掌握している、そんなところは気の合う皆と会社をスタートアップしたときと何にも変わっていない。」

参考:
Steve Chen氏のYouTubeチャンネル

関連エントリー:
※上の記事とは関係なし(マイログとしてリンク)
シークレットミーティングと裏ブログ [再]
2007.10.26

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2007/10/29

common style. meeting 「EV」

EV: electric vehicle と社会
今回のテーマ「電気供給と新たな利権
発表者:境

関連エントリー:

コメント:
第40回東京モーターショー(10/27~11/11)で「Eliica」が一般公開されていますので、見ておいてください。

エリーカの公式サイト画面

Eliica エリーカ
高性能スポーツカーをもしのぐ加速力、時速370kmという世界最高速を達成しながら、100円の電気料金でおよそ100km走ることができるEV

学生主体のプロジェクト

このプロジェクトは、経験豊富な教員の下で車体の概念作り、基本設計、開発、プロモーションのそれぞれを学生が主体となって行っていることが大きな特徴です。それにより、規制技術や手段では考えもつかなかった新しい発想が随所に取り入れられることになりました。

Eliica.comより

破壊的技術は市場を拡大し急速に普及する

EVの普及はまだまだ先だと思っている人も多いと思いますが、技術革新のスピードを考えると決してそんなことはありません。EVの普及のスピードや、ガソリンやディーゼル車とEVが共存していく期間が長いか短いかはユーザーが決めていくことです。

1886年にクルマは発明されましたが、それからおよそ100年ほどはガソリンやディーゼルエンジンを改良してきた歴史といっていいでしょう。これは持続的な技術の発展です。
それに対してEVというのは実は破壊的な技術に当たります。たとえばデジタルカメラがそうであったように、従来とまったく違う流れの破壊的な技術は普及が始まると急速に市場の情勢を塗り替えていきます。

日本経済新聞 2007.10.26
クルマその未来型を考える Vol. 環境とクルマ
慶応義塾大学 清水浩 教授(Eliica開発/EV研究の第一人者)

参考:
ELIICA BLOG

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2007/10/28

勉強会「BMI」

来月の勉強会

テーマ:
「BMI: Brain-machine Interface/ブレイン・マシン・インタフェース」

  • 「参加型シミュレーション」と呼ばれる新しい分野について
  • ブレイン・マシン・インタフェースと「交通工学」
  • ブレイン・マシン・インタフェースと「福祉工学」
  • 大規模な避難訓練の事例

関連エントリー:
Second Lifeと排他性
2007.10.21

参考書の紹介:
ブレイン・マシン・インタフェース
-脳と機械をつなぐ-

「脳と機械をつなぐ」研究は,身体障害者を助ける福祉工学や未来のコミュニケーション技術に大きな変革をもたらすと期待されている。また,脳とコンピュータ,インターネットをつなぐことで,一般人のゲーム用入力装置,ヒトの意志で直接働くロボットの開発でも注目されている。本書では,これらブレイン・マシン・インターフェイス技術の最新状況を紹介する。

  • 発行:オーム社
  • 著者:「脳を活かす」研究会
  • 定価:5250円(本体5000円+税)

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2007/10/27

スタイルの時代 No.6「タイポグラファー」 (再)

私たちは、「環境」に依存しながら、日々自分の「スタイル」を作り上げています。厳しくハードな環境もあれば、ゆるくノンビリとした環境もあります。
3V(three-viewpoint)「やりたいこと(希望)・やるべきこと(現実)・やれること(実力)」の視点で、ユニークなスタイルを作り上げた人たちをピックアップ、ロールモデルのバリエーションを探っていきたいと思います。

No.6 「タイポグラファー」

1990年~私たちにタイポグラフィの魅力を教えてくれたネヴィル・ブロディ。

私がAdobeのPostScriptで本格的にフォントをデザインしようと思ったきっかけは、FUSEを見てから。当時、CD-ROMタイトルのカバージャケットなどに彼のフォントが使われており、中身が何であれ、すべて買い込んでいました(正しいジャケ買いでしたね)。
Apple Macintoshを「かっこいい道具」(この場合の”かっこいい”とは”使える”の意)として使いこなすクリエーターとしても注目していました。
PostScriptに関するアーカイブ:「ページ記述言語の衝撃」2004.9.26

Neville Brody

He was one of the founding members of FontWorks (now FontShop) in London and designed a number of notable typefaces for them. He was also partly responsible for instigating the FUSE project an influential fusion between a magazine, graphics design and typeface design. Each pack includes a publication with articles relating to typography and surrounding subjects, four brand new fonts that are unique and revolutionary in some shape or form and four posters designed by the type designer usually using little more than their included font.

Wikipedia: Neville Brody
2007.10.27

Apple.com
Neville Brody: Inventing a Graphic Language

Research Studios内のNeville Brodyページ画面

参考:
「Neville Brody」で検索するとフォントが表示されます
TypeNavigator

TypeNavigatorの画面

参考:
ABOUT FONT: HISTORY / フォントの歴史

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2007/10/26

自分にとってのブログとは(2)メモの追加

先ほどのエントリー「自分にとってのブログとは」の追加メモ

調べると、ブログを使っていろいろな実験がおこなわれてますね。個人サイトとは分けている人が多いのですが、やはり異なるモチベーションなんでしょうか?
ブログの使い分けについても事例を集めてみたいと思います。

ココログセレブ/Specialインタビュー/Vol.27―茂木健一郎さん(後編)

インターネットは世界に開かれています。にもかかわらず、日本人は日本語圏内をうろうろしている人が多い。学者にしてもドメ男くん、すなわちドメスティック(国内的)な領域でものを調べ、ものを考え、発表している人ばかりです。だから、世界から見ると日本というのは巨大なブラックボックスになってしまっているんですよね。日本から世界に出ていくのは、たとえばオタク文化といわれるようなアニメーションなどの限られたものだけ。だから僕は『The Qualia Journal』で実験をしているんです。つまり、内田百間(小説家)や小林秀雄(評論家)が日々、身の回りで起きたことを記述したようなことを英語でやってみようと思って

ブログthe qualia journalの画面

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自分にとってのブログとは

「自分にとってのブログ」という原稿を書かなくてはならず、ざっとネットサーフィン(死語)してみました。有名人ブログから、いくつかメモ。

今、更新している10コのブログの半分はココログを使っています。私がブログを始めたのは2004年5月2日で、遅いほうだと思います。

第一号は「ケータイ日記」で現在3つ目。これはライフログ・プロジェクトが目的で2010年まで毎日続けなくてはならないのです。スタートはJ-PHONEの写メールが発売された2000年で、当時は「はりがみ屋」というサービスを使っていました(2000年から現在まで、毎日更新しており、写真枚数でいうと‥どのくらい?)。ブログに移行してからは投稿数がかなり増えました。

第二号は「WEB MAKING BOOKS BLOG」で執筆中の書籍について書くためのブログです。スタートは2002年で「本を作る!」というサイトでした(ブログに移行した2004年に停止)。これは、暗黙知プロジェクトのひとつで、新しいメイキング・コンテンツを模索する目的で始めました(ただし、本のプロモーションという機能もあります)。現在は、新しいメイキング・ブログを準備しています。

個人サイトを最初に立ち上げたのは1995年ですが、ブログを始めてから個人サイトはクローズドな環境に移して、オープンネットではブログオンリーです。
「自分にとってのブログとは?」という問いに対しては、今のところ「道具です」という漠然とした応えにとどめておきましょう。

以下、ココログさんの”プロモーションコンテンツ”から引用

岡田斗司夫(作家)

ブログとは、僕にとってやっかいな存在です。友だちかと思えば、裏切るし。心を開くと、それを引用して悪口を書かれるし。構えて書くと、それが見透かされて、心優しい人を傷つけちゃう。難しいですよ、ブログと付き合うのは。まるで、外国人の友だちみたいですね。やっかいと思いながらも、こうやって続けているのは、けっこう好きなんですよね。僕はブログが。ぜんぜんお金にならなくてもやっていますし。本を書くのはいますぐ止められるけれど、ブログは止められません
ココログセレブ/Specialインタビュー/Vol.42―岡田斗司夫さん(後編)

茂木健一郎(脳科学者)

地道に毎日100パーセントの力をブログを書くことに注ぐ。そういう気持ちで取り組んでいます。 アメリカの若者の間では、そこらの学者や作家よりも、アルファブロガー(影響力のあるブロガー)のほうが偉いと普通に思われていたりします。僕の野心は、英語のブログで地道に読者を増やし、英語圏におけるアルファブロガーになることですが、日本語のブログもいまより影響力のあるものにしていけたらと思っています
ココログセレブ/Specialインタビュー/Vol.27―茂木健一郎さん(後編)

藤川京子(グラビアアイドル/競馬ジャーナリスト)

私のプライベートなことをブログに書いても誰も興味を持ってくれないだろうなと思ったんです(笑)。だから、競馬に関係ない記事はあまりアップしてません。それより、少しでも多くの人に競馬の楽しさを知ってもらいたい。競馬の知識をあまり持っていない人にも馬やレースを好きになってほしいんですよね。そんな思いで今のブログを始めたんです
ココログセレブ/Specialインタビュー/Vol.47―藤川京子さん(後編)

うつみ宮土理(タレント)

毎日の生活を細やかに思い出すようになりましたね。何かあると、これは今日のブログに載せようかどうしようかと思うようになって、夕飯を食べるあたりから、どんなふうに書こうかなと、考えています。そして寝る前に15分ほどで書き上げていますが、私にとってブログというのは一日の締めくくりであり、"今日も一日終わった"という、おしまいのエンドマークでもあるのです。
ココログセレブ/Specialインタビュー/Vol.39―うつみ宮土理さん

参考:
ココログセレブ「Specialインタビュー

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ウェブと教育問題に関するセミナー

11月のお奨めセミナー

エデュケーション・プロジェクトに携わるデザイナーや教育デザイナーの方々にお奨めします。また、学校機関向けにウェブビジネス関連の提案をおこなっている企業の方々もヒントを得られるかもしれません。

日本ウェブ協会 定例セミナー・ミニシンポジウム
ウェブと教育問題の最前線

教育の現場である学校、とりわけ未来を創るための人材を育成する、初等教育の現場では「児童」「教師」「親」のぞれぞれの立場に於いて、 取り組まなくてはならないことが数多くあります。

特にインターネットの普及による情報環境が激変している状況の中では、学校の先生だけでは解決出来ないことが多々あり、IT関係者が手助けできることがいろいろあるのではないかと思います。

  • 2007年11月16日 金曜日
  • 14時から18時まで
  • ニューピア竹芝ノースタワー20F会議室
  • セミナー参加費3,000円(日本ウェブ協会、教育CSR会議会員は無料)
  • 定員50名

参考A:
教育CSR会議

参考B:
橘川幸夫 氏(同協会の会員)の研究所
デジタルメディア研究所

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シークレットミーティングと裏ブログ [再]

YouTubeのスティーブ・チャン氏の講演は本日

YouTube の創設者と語る
ジャーナリズム、デジタルメディア、映像制作

講師:Steve Chen(YouTube共同創設者)

  • 日時:2007年10月26日(金) 16:00-17:30
  • 場所:慶應義塾大学 三田キャンパス東館G-Sec 6階
  • 受講対象:慶應義塾の学生、大学院生、教員

上記とは関係ありませんが、YouTubeユーザー対象のシークレットミーティングも予定されているようですね‥(噂)

雑記:
ここ数年、他分野でもシークレットミーティングが増えているような気がします。すごいと思うのは、情報がオープンネットにまったく出てこないことでしょうか。参加した人が自分のブログに書くということもなく、完全にクローズドネットでしか流通しない。パーソナルレベルでは、ブログとミクシィの使い分けなどがありますが、ビジネスミーティングの場合はさらに徹底している感じです。

大御所の方々も表ブログ(オープンネット)と裏ブログ(クローズドネット)を巧みに使い分けてますね。私もやはり仕事についてはクローズドネットが主戦場ですが、それでも(このブログなど)オープンネットに転載してますから、明確な線引きはありません。

ただ、業界の深部におけるローカルルール(プロレスでいうケイフェイケーフェイ)にはそれなりに従っています。
アーカイブを嫌う情報については、その業界に入ってある程度の経験を積まないと得られないということでしょう。いずれは、オープンネットの検索対象になると思いますが、少なくとも現在は「人間のつながり」なくして、情報は得られません(スクープ記者のような行為はあり得ますが‥)。

クローズドな特性をいかしてビジネスにしている人たちもいますが、このあたりの動向は面白いですね。富裕層向けのサービスほど(Webなどの)自動化されたポスピタリティから離れ、高コストの人間サービスになっています。業務マニュアルや仕様などはなく、コンシェルジュやライフエキスパートといったプロフェッショナルが活躍する世界。
一見、古くからあるプレミアムサービスのようにみえるのですが、新しい技術も活用されており、なかなか興味深いですね。

追記:
以前からずっと「ケイフェイ」と書いてましたが、「ケーフェイ」が正しいようですね(たしかに、喋ると同じように聞こえますから今まで気が付かなかったという)。ご指摘ありがとうございました。

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2007/10/25

10分野のデザイナー

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より抜粋

デザイン業界には、異業種交流の場がたくさんあります。
こういう場で名刺交換をすると、皆さん「デザイナー」という肩書きながら、分野がまったく異なるため、共有できる情報を探しながら話をすることになります。そして、時間が経ってくると質問会のようになり、やがては意気投合いしていきます。

日本で一番稼いでいるデザイナー(一億円プレーヤー)はファッション業界の某氏です(←真実らしいね)、という話になったら、あとは自分の業界と比較して愚痴ったり、俗な話に持ち込んでいく。「業界」という島になっていても、とりえあず「デザイナー」つながりで仲間意識も出てくる。仕事はまったく異なるのに、なかなか楽しいものです。

私は「教育デザイナー(インストラクショナルデザイナー)」という肩書を刷ってますが、どこにいっても同業者は少なく、自然とハイブリッドな振舞いになっていきます。何の仕事をしているのかわからない‥と感じさせてしまう理由のひとつかもしれません。

自分が何者であるかを明確にした後は、可能限りアンテナをのばして、他の世界のデザイナーたちと語い、触発し合う。そういう場にもっとアクセスしやすい仕組み(サービスでもOK)が出てくると良いかもしれませんね。
ビジネス系は多すぎるぐらいですが、クリエイティブ系は目立たないし、ちょっと敷居が高いような気がしてます‥

JIDFなどは異業種が集まっていますね。

参考:
JAPAN INTER - DESIGN FORUM
日本文化デザインフォーラム

日本文化デザインフォーラムのサイト画面

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2007/10/24

カメラ散歩 2007 - II

大地を蹴りながら移動する心地よさ、
人生を全うするまで、どのくらいの街を歩くことができるのでしょう
見知らぬ街を歩く「カメラ散歩」

2008年は新しい分野に挑戦するので、12月にやろうと思っています。
「カメラ散歩」は、新分野のプロジェクトに参加する前の儀式のようなものでしょうか。プライベートワークといってもよいのかな。
いずれにしても仕事(ユビキタス関連のフィールドワーク)ではありませんので、終わりなし‥限界まで歩きます。「カメラ散歩」と書くと、長閑な散歩に思えるかもしれませんが、わりと壮絶なのです。米国アナハイム、北海道の石狩でのカメラ散歩が特に激しかったですね(昔のレポートは個人サイトの方に残っています)。

今年は、また房総半島かな‥

高円寺で撮った写真

写真:
「新宿」出発「高円寺」経由「国分寺」までのカメラ散歩

関連エントリー:

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2007/10/23

54.6×40.6センチのCHEMISTRY N0.1「つながり」

私にとって「新聞」は、24時間前を俯瞰するもの。「読む」というよりも絵画のように「観賞」する行為にちかいのかもしれません。大きな紙面(54.6×40.6cm)を1つのイメージ情報として目から取り込み、濃淡で分け、異質な情報を掛け合わせて化学反応を楽しむのです。

インターネットは、仕事に必要な情報や自分の興味のある情報を効率よく探す出すのに適しています。その精度は日々向上しており、ノイズ(関心のない情報)は激減しつつあります。
ところが、化学反応はノイズ(関心のない情報)が入りこむことで発生することが多く、以前お話した「大型書店をぶらつく」行為に等しいものが「新聞」というイメージ情報の観賞にあります。

~割愛

ここでは、勉強会などでよく取り上げている「54.6×40.6センチの一覧性」の題材として、メモしていきたいと思います

前回の勉強会で出た小テーマ:

  • 才能豊かでも仕事に恵まれない環境
  • 仕事を頼みやすい環境、遠くにいる「優秀なクリエーター」より近くにいる「普通のクリエーター」
  • 「近くにいる」の意味
  • 自分を引っ張り上げてくれる人と出会えたか?

CHEMISTRY Parts :

日本経済新聞 2007.10.18
「働くニホン(下)きしみを越えて」
一橋大学 西口敏宏 氏

人と人のつながり見直せ
近所と遠距離両立

いわゆる運が良い人や、成功し続ける組織をよく調べると、「運が構造化している」ことが分かる。

-

大切なのは、個人が誰を知っているかより、その誰かがあなたの知らない誰を知っており、その人がさらに他の誰を知っているかという点だ。

しかも五感でとらえられる範囲しか分らない人間固有の認知限界により、本人たちはそれに気がつかない。
だからこれは運だと錯覚する。

-

失敗し続ける人や組織は、どこかでバランスを崩し、濃密な近所づきあいに埋もれて遠距離交際に全く手が回らないか、逆に遠くのノードとの関係ばかり追って近隣との交際を無視するかの、どちらかに偏る傾向がある。

-

米3Mは、不文律で、勤務時間の15%を、直近の業務とは無関係の「遠い」発想の製品開発に充てることを奨励している。結果が出なくてもよいし、失敗も許される。
ふだん全くかかわりのない人や部門との交流も大歓迎だ。

※強調は私(境)が加えています

参考A:
遠距離交際と近所づきあい―成功する組織ネットワーク戦略
西口敏宏 著/NTT出版

参考B:
一橋大学イノベーション研究センター
西口敏宏 教授の論文リスト

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2007/10/22

情報デザインBの参考ブログ No.6 (再)

情報デザイン B
フッサール、ヴァレラらの現象学で感じとれるモデルの知をご紹介
デザインBは「編集」によってつくられる専門書を対象とせず、「モデルが綴る日常」の観察から~

No.6
デザインディレクター
川崎和男

今、スイスの時計ってスゴイでしょ。これにはちゃんと理由があるんです。
ここ十数年、スイスの時計は日本のクォーツにやられっぱなしだった。
でもその間に、スイスは年間10人の生徒を受け入れる時計学校と、国家の時計師の資格を制定したんです。そしてその中でフランク・ミューラーというスターを作り上げた。
今、日本の時計はこれに完全に負けていますが、そこを取り戻さなければならないんですね。

僕は、よくメーカーのデザイン部門のデザイナーたちに、デザイナーというのは、会社の営業と技術の間に入ったら、いじめられっ子になってしまう
だから本当の技術と知識を身につけて、ダントツに強いデザイナーになれ、と言っています。

そうすれば、営業にも「こういうコンセプトなんだから、こうやって売れよ」って言えるし、技術にも「何言ってるんだ、ここをこうすればもっと薄く作れるだろ」と言うことができる

※強調は私(境)が加えています

日本のものづくりの危機 その2
2007.1.31のエントリーより

川崎和男ブログのサイト画面

インダストリアルデザイン、プロダクトデザインを中心としたデザインディレクター、医学博士。
専門は3D-CAD/CAMとメディアインテグレーションによるプロダクトデザイン開発、 トポロジー空間論をベースとしたラピッドプロトタイピング手法の研究。

自身が交通事故により下半身不随であり、また心臓病も抱えているという境遇から、人工心臓のデザインやメディカルサイエンスや位相空間論からの形態造形手法の研究を行っている。その成果が認められ、47歳で医学博士号を取得している。

川崎和男 - Wikipedia
2007.10.22

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2007/10/21

Second Lifeと排他性

勉強会の補足:

テーマ「仮想現実感ビジネスと排他性

仮想現実感ビジネスにおいて、実世界の風景や音を「見せない、聞かせない」効果についてお話しましたが、ついに実世界の視覚情報遮断に適したHMDが登場しました。

両眼用ウェラブルモニタ
Teleglass T4-N

工業デザイナー川崎和男さんのデザイン(Kazuo Kawasaki Ph.Dブランド)

ウェラブルモニタの商品サイト画面

ヘルメットのような重たいHMDではありません。見た目はサングラスですが、これをかけると2メートル先の45インチスクリーンをみる臨場感を得られるとのこと。

西新宿の新宿サンエービル本社内にショールームが設けられ、展示されています(午前10時~午後4時/土日祝日は休業)。余談ですが、スペースシャトルの外壁検査に使う顕微鏡も展示されているようです。

価格は134,400円です。普及モデルをつくるには、身近なニーズを発展させて大きな市場を開拓しなければなりませんね。ただ、数年先の仮想現実感ビジネスに携わっている人には、ちょっとしたヒントになるかもしれません。

さらに進んだ事例として慶応義塾大学が開発した「ブレイン・マシン・インターフェイス」があります。手足の動きを制御している大脳皮質運動野の脳波を測定して、運動イメージに応じたオペレーションを実現しています。

富田・牛場研究室
脳内イメージでコンピュータを操作。頭の中で考えただけでセカンドライフ内を「散歩」できる技術の開発に成功
脳内イメージでSecond Life内を歩く、というデモ映像が視聴できます

インターネットの仕事に携わっていると、NGNやNWGN、仮想現実感ビジネスなどのプロジェクトが次々と舞い込んでくると思いますが、数年先のことなので大型案件になるほど時間がかかってしまいます。そういう意味では「Second Life」ほど有難いサービスはありません。
莫大な費用をかけて実証実験をおこなう必要がなくなったことで、プロジェクトの数もかなり増えているようですが‥

アーカイブ:
勉強会メモ「イリュージョン・ビジネス」
2007.9.24

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2007/10/20

東京散歩ムービー

散歩好きの人たちの間で話題になっていた映画「転々」が10日(土曜日)からスタートしました。

「歩けばわかる、やさしくなれる」

スッ~と心にしみるコピーですね。私は、ほんとに散歩好きで週に数回は1日2~4時間、月に1、2回は6~8時間くらい歩きます。基本的に休みなしで、立っているか歩いているか‥座りはなし。調子の良いときは、1日10時間ちかく歩くこともあります。
フィールドワークのときはプロジェクトの人たちが同行することもありますので休憩(座り)ありですが、趣味の散歩は足が棒になるまで終わらないのが私のスタイルになっています。

「朝まで飲みましょう」よりも「朝まで歩きましょう」の方が多いのではないでしょうか。

歩くのが好きな人は、「転々」を観たあと、たぶん‥歩くんでしょうね。
GPSケータイを使った公式サイトのコンテンツ「東京お散歩ラリー」はそういう意図があるのかな?

追記:「東京お散歩ラリー」、劇場公開前のキャンペーンコンテンツでしたね‥

転々

  • 日本/カラー/35mm/101分
  • 配給・宣伝:スタイルジャム
  • 原作:藤田宜永「転々」(新潮文庫刊)
  • 監督・脚本:三木聡
  • キャスト:オダギリ ジョー/三浦友和/小泉今日子/他
  • 公式サイト

映画「転々」の公式サイト画面

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2007/10/19

スタイルの時代 No.5「ツリーハウスビルダー」

私たちは、「環境」に依存しながら、日々自分の「スタイル」を作り上げています。厳しくハードな環境もあれば、ゆるくノンビリとした環境もあります。
3V(three-viewpoint)「やりたいこと(希望)・やるべきこと(現実)・やれること(実力)」の視点で、ユニークなスタイルを作り上げた人たちをピックアップ、ロールモデルのバリエーションを探っていきたいと思います。

今日ご紹介したいのは、ツリーハウスクリエーターとして有名な小林崇さん(49歳)。
36歳のときにツリーハウスを知り、その分野にのめり込み、これまでに30棟を手掛けています。世界でも、日本のツリーハウスビルダーとして広く認知されています。

ツリーハウスって実は無駄なこと、無くてもいい物なんです。それを大の大人が一生懸命やる所が楽しいのかな。一番の魅力は、こうじゃなきゃいけないって規則がないこと。

日本経済新聞(第二部)2007.10.5
温故知新より

小林崇さんのサイト画面

THP | 小林崇
THP | TreeHouse Gallery

1957年静岡県生まれ。ツリーハウスクリエーター。 スタイルとデザイン、感性をコンセプトにしたツリーハウスを創作する日本のツリーハウス第一人者。

'94 年、ツリーハウス建築の世界的権威ピーター・ネルソンに出会い、 毎年オレゴン州で開催されるツリーハウスの国際イベント「WTC(World Treehouse Conference)」に日本から唯一参加するようになる。世界中のツリーハウスビルダーや樹木医と交流しながら、最先端の技術やデザイン、樹木学等を学び、ツリーハウス情報を共有している。

公式サイト | profile より

参考:
小林崇ロードドキュメンタリームービー
TREEDOM - The road freedom -

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2007/10/18

ディレクターの仕事/コミュニケーション・コンサルタント

仕事の実績から導き出される「言葉」の強さ、説得力、そして魅力。私たちが推進している3V(three-viewpoint)をベースに参考になりそうな情報をご紹介

3V
クライアントと消費者、そして自分自身をハッピーにする「good. triangle」を実現するため、複数の視点・観点を持って、技術者、職人、アーティストを演じ分けるという捉え方。
※「1つの分野で閉じない職能横断的な教育のメリット」を参照
※「商品・製品・作品の概念」を参照
※学校機関においては「1つの分野を極める職業獲得のためのプロフェッショナル教育」を支持

補足:参照リンク先にアクセス制限が設定されているため、とりあえず‥このままで。common styleのサイトは来年公開です

ディレクターを目指す若い方々にお奨めのリソース:

フロントライナー第26回
「サムライ」アートディレクター
佐藤可士和(さとう・かしわ)さん

本質つかみ表現する

——まるで、コンサルタントですね

佐藤: 僕は、コミュニケーション・コンサルタントだと思っています。

——それこそ、アートディレクターの仕事であると

佐藤: ええ、単なる提案にとどまらず、最後に具体的な形、モノまでつくるところは普通のコンサルタントと違います。そしてそれは、デザイナーにしかできないと思いますから。

——そんなにアウトプットを続けて、アイデアが枯れたり疲れたりしませんか

佐藤: その不安は全くありませんね。僕の仕事は、相手から答えを引き出すことだから。

※強調は私(境)が加えています

参考:
ビデオの視聴
BS 朝日「追跡!フロントランナー」
アートディレクター佐藤可士和さん
(2007年7月8日放送)/放送時間13分

佐藤可士和さんの公式サイト

アーカイブ:
多摩美の講義配信
2007.9.23

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2007/10/17

インスピレーションの素 No.14「Jewelboxing Studio」

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より抜粋

デザイナーの皆さんに「インスピレーションの素」となる商品・製品・作品を紹介しています。
No.14は、コンストラクションキットです。

Jewelboxingは、CDやDVDのパッケージ・デザインキットですが、創作意欲を掻き立てる魅力的な商品になっています。最近はCDパッケージを集めたギャラリーなどもあり、CDジャケットというフォーマットでデザインを楽しむ人たちもいます。人を惹きつける魅力は、パソコンのデスクトップイメージ(壁紙)ギャラリーにちかいものがあるかもしれませんね。

Who's Jewelboxing
Examples + Inspirations.

Bands. Photographers. Animators. Filmmakers. Students. Developers. Architects. Dads. Lots of people are using the Jewelboxing System to put the best possible face on their work. Here's just a few recent executions. Email us here when you finish your next project, we'd love to feature it and send a little traffic your way too.

Jewelboxing Studio

Jewelboxingのサイト画面

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2007/10/16

岡野雅行 氏の講演

経営者サミット2007 in November
〜失敗から生まれた、不可能を可能にする経営哲学〜

特別講演テーマ「不可能を可能にする経営哲学

日本の経営者で、話を聞いてみたい人NO.1といわれている岡野雅行氏に、誰にも真似のできない独自の経営哲学をお話していただきます。「刺しても痛くない注射針」やノート型パソコン、携帯電話用リチウム電池ケースなど、その技術力とアイデアはNASAも注目する世界的職人として有名です。

岡野工業株式会社 岡野雅行 氏

  • 11月21日(水)大阪商工会議所
  • 11月26日(月)品川プリンスホテル

※役員職限定の講演です

岡野雅行 氏

金属深絞り加工の世界的職人として知られ、従業員数6人の東京都墨田区の町工場でありながら、世界の大企業やNASAなどに注目され、製品が次々に採用される実績を持つ。
「世界的職人」、「中小企業の星」、「カリスマ職人」などの名を博しているが、依然として会社規模を少数精鋭で数名のままとし、他に真似のできない生産設備の開発を続けている。

参考:
日立総合計画研究所ストリーミングチャンネル
Innovation Creator - HANDSHAKING
vol.15「人に与えられて勉強するんじゃなくて、自分で作って勉強するんだよ

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2007/10/15

日常と観察 No.22「裏サイト」

日常と観察
フィールドワークを通して発見した日常の不可視領域。街を歩き、観察する、ビジネスのヒント集。

No.22「裏サイト」

中学生にインタビュー

  • 親や学校の先生がアクセスできないクローズドネット
  • 携帯電話専用が多い
  • いじめの写真や動画も投稿される(少ないのは自浄作用があるから?)
  • パソコンを使いたい場合は書き込みエージェント(代理人)に依頼
  • ネットカフェを利用したい場合も書き込みエージェント(代理人)に依頼
  • 書き込みエージェントって先輩(高校生)?
  • 中学生でもログ(アクセス記録)の恐さを知ってる?
  • パスワードはメールでやり取りせず、ケータイのカメラで撮る(つまり画像情報として得る)
  • 業者による「偽の」裏サイトがあるので注意
  • 裏社会のビジネスにつながる本当に危険な裏サイトもある

雑感メモ:

  • マクドナルドなどで見かける風景
    「4、5人の学生がテーブル席に座っているが、誰も一言も話さない。会話がない。全員、ケータイを操作している」
    サンプルは少ないが、裏サイト経由のバーチャルな会話をしているケースあり
  • 教育:ネットマナーという捉え方で良いのだろうか?
  • 学校の調査室は裏サイトをトラッキングすべきか?
  • 学校側に必要な知識とは?
  • 現状把握のための勉強会A(先生向け)/B(生徒も参加する)
  • ネット利用による新しいタイプの同調圧力など、議論するテーマを絞ってみる

参考(警視庁):
広報けいしちょう第27号(2007.10.14)
ネットDE警視庁「学校裏サイト」より一部抜粋

Q 中学校の娘が不登校になってしまいました。聞けば「学校裏サイト」でいじめられたと言うのですが、どういうものなのでしょうか。

A 最近、公式のホームページを立ち上げる学校が増えていますが、これとは別に、ネット上で生徒や卒業生が立ち上げる掲示板を、いわゆる学校裏サイトと呼んでいます。

Q 学校や親は監督できないのでしょうか。

A 生徒同士の口コミでパスワードを伝え、他の人がアクセスできないようになっているものや、携帯電話専用サイトで、パソコンからは閲覧できないものなどがあり、監督どころか裏サイトを探すことさえ難しい状況にあります。

Q サイトが削除されても、生徒たちはまた別のサイトを開設してしまうのではないでしょうか。

A そのとおりです。最も重要なのは、誰かを傷つけるような書き込みはしない、わいせつな写真を貼り付けないということをネットマナーとして家庭や学校できちんと教えることです。

参考:
広報けいしちょう第27号(Web版)

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2007/10/14

記憶と記録 No.13 「Apple」

過去の日記から「記憶」を拾い出し、現在の「記録」と照らし合わせるプライベート・ノート

No.13 「Apple

  • 1977年1月、Apple社設立
  • [個人]1987年、Macintosh Plusを使用し始める
  • [個人]Macintosh IIが学校に届く(使い始める)
  • [個人]1989年、コンピュータ研究室にMacintosh IIcxを20台導入する(Mac1台の価格は標準モデルで100万円ほど)
  • [個人]授業運営以外は、見学者の対応に追われる
  • [個人]その後、同研究室にIIfx、IIci、Quadraシリーズ、Centrisシリーズなど導入
  • [個人]1995年「Applle Multimedia Forum」の立ち上げに参加。
  • [個人]1996年、同フォーラムのデザイン部会長という立場で講演活動(Macworld Expoなど)
  • [個人]同年、当時AppleのエバンジェリストだったGuy Kawasaki氏のプレゼンテーションを聴きにAppleの人たちとボストンのMacworld Expoへ
  • 1997年、ジョブス氏がAppleに復帰、ガイ・カワサキ氏はAppleを辞める
  • [個人]1998年、啓蒙活動など終了
  • [個人]同年~Appleの個人ユーザーとして初めてMacを自費購入
  • 2007年1月「Apple Computer, Inc.」から「Apple Inc.」へ社名改称

映像アーカイブ資料:

現在(2007.10.7記録):
世界各国のAppleサイトのトップページは、Macではなくガジェット製品で埋め尽くされている

米国、日本、韓国のAppleサイト画面

Wikipedia:Apple Inc.
2007.10.14

Apple Inc. (NASDAQ: AAPL, LSE: ACP, FWB: APC) (formerly Apple Computer, Inc.) is an American multinational corporation with a focus on designing and manufacturing consumer electronics and closely related software products.

Wikipedia:アップルコンピュータ
2007.10.14

アップル (Apple Inc.) 社 は、アメリカ合衆国カリフォルニア州クパティーノに本社を置く、デジタル家電製品と関連するソフトウェア製品を設計・製造する多国籍企業である。

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2007/10/13

社内SNSの調査レポート

株式会社Beat Communicationのサイトで「社内SNS調査レポート」が公開されています(PDF文書/3ページ/ZIP圧縮)。

情報は山崎教授(日本ナレッジマネジメント学会専務理事)のブログ経由
参考:
社内SNS導入は何故急ぐ必要があるのか/ボーグのソーシャルネットワーキング解説
2007.10.14

株式会社Beat Communicationのサイト画面

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2007/10/12

次世代のデザイナーを育成・マネジメントする[N0.03-04]

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より一部を抜粋

次世代のデザイナーを育成・マネジメントする[N0.03]

YouTubeでみる海外の若いデザイナーたちの日常。
デザイン論と芸術論をぶつけ合う、「それはデザインか、アートか」、「デザインとアートはどう違う」といった議論。この風景、どの国でも見られるんですね。

デザインの勉強を始めた若い学生などが、必ずハマる永遠のテーマなのかもしれません(私も20数年前、仲間と居酒屋で「それはアートだ!デザインじゃない!」みたいな熱い議論やってましたね‥)。言いきる行為は、自分が目指す職業の合理化なので、気持ちよい。

ただ、インターネットが普及して、グローバルに俯瞰することが可能になったことで、自分の国だけではなく、世界の同業者(もしくは同じ分野を目指す同世代)との対人比較欲求に変わっています。
上昇志向を増幅させる人もいれば、自壊してしまう人もいます。このあたり、とても興味深くみています。

※「ワールドワイドになってきた対人比較欲求」を参照


次世代のデザイナーを育成・マネジメントする[N0.04]

学校とは別の教育機関、いわゆる「蛇の穴」(タイガーマスクの「虎の穴」のような機関)では、「3V:three-viewpoint」の教育をおこないます。

3V(three-viewpoint)
デザイナーはクライアントと消費者、そして自分自身をハッピーにする「good. triangle」を実現するため、複数の視点・観点を持って、技術者、職人、アーティストを演じ分ける。

クリエイティブの3V(一例)

  • 商品
  • 製品
  • 作品

プランニングの3V(一例)

  • 世代 generation
  • 年代 age
  • 時代 time

プロダクト、建築、ファッション、エディトリアル、グラフィック、映像などの複数の分野を常に関連付けながら進める「職能横断的(クロスファンクショナル)な教育」が特徴です。

※「1つの分野で閉じない職能横断的な教育のメリット」を参照

※学校機関では1つの分野を極める職業獲得のためのプロフェッショナル教育、蛇の穴ではクロスファンクショナル、と分けるのが良いと思っていますが、蛇の穴が学校になってしまう可能性を否定しません

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デザイン学生はロンドンを目指す

世界のデザインセンター・ロンドン、第三回がアップロードされています

TOKYO MX NEWS 2007/10/10
[世界のデザインセンター・ロンドン] デザイン学生はロンドンを目指す
http://jp.youtube.com/watch?v=okaJOO6Ixrs

TOKYO MXのYouTubeページ画面

関連エントリー:
2007/10/7「イギリスのデザイン戦略

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スーパーエンジニアチーム

ユビキタス社株式、ジャスダック証券取引所NEO(ネオ)新市場への上場を承認される!(2007.10.9)

今、とても注目しているスーパーエンジニアチームです。

株式会社ユビキタスのサイト画面

参考 A:
古川享ブログ「株式会社ユビキタス上場す、おめでとう
2007年10月11日

参考 B:
株式会社ユビキタスの「Ubiquitous TCP/IP」は、全世界で累計5,000万本以上の出荷

製品情報 | FAQより

Q: Ubiquitous TCP/IPはRTOS (リアルタイム OS)ではないのですか。

A: OSの介在は、CPU時間やメモリの資源消費を生みます。
ユビキタス社は、組込み機器の限られた資源を利用して高いパフォーマンスを実現するには、 OSの介在を最小に抑えることが、最も効率のよいアプローチであると考えます。

RTOSは、いわゆるリアルタイム性、すなわちあるイベントに対応した処理が一定時間内に起動され終了する、という機能を確保するためにタスクの優先度や割込み処理の管理を行っており、言い換えればシステム オーバーヘッドが発生しています。

いくつものプロセスやスレッドが走る大きなシステムの場合は別としても、われわれが対象とするような小さなシステムでは、このオーバーヘッドは無視できないものです。

逆説的ではありますが、リアルタイムOSでないことによって、処理速度が上がり、かえってリアルタイム性 が確保できているという結果になっています。

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2007/10/11

Video Pre-Roll のコンテンツ融合化(再)

勉強会で取り上げるテーマについて記載しておきます

テーマ:
2011年以降の「Pre-Roll Video Advertising」について提案いたします(発表者:境祐司)

  • ビデオ広告についての復習と現状把握
  • Pre-Roll Video Advertising の是非
  • 嫌われる動画広告のタイプ
  • Pre-Roll Video Advertising の失敗例
  • テレビCMモデルの挿入はコンテンツを壊す
  • 分割レイアウトモデルの新しいPre-Roll Video Advertising の検証
  • ワイドスクリーンのテレビが普及
  • 画面の一覧性と情報量
  • バラエティ番組の事例(一画面に入るタレントの人数が多くなってきた)
  • テレビCMは「説明」ではなく「15秒の印象」
  • NGN におけるPre-Roll Video Advertising
  • スーパーカスタマー向けのサービス例
  • プレミアムサイトの事例

海外の最新動向を知る:
テレビ、新聞、雑誌、ネットなど、ばらばらに広告を出すのではなく、戦略的に統合

  • コンテンツ融合化のバリエーション
  • 興味の連鎖を創出するには

CBSの事例:

  • media cross-selling divisionの設立
    テレビ、ラジオ、インターネットなど、これらを組み合わせてクライアントに提案、戦略的なdivisionをつくる
  • cross-platform media selling division

復習のための資料(旧):
CBS Advertising Media Kit - Gallery:

  • IAB Standard Ads:
    728x90, 160x600, 300x250, 300x600
  • Home Page Takeover
  • Break In the Action
  • Scores At A Glance
  • Video Pre-roll & Companion

CBS Interactive - Online Media Kit

CBSのネット広告に関するページ画面

ターゲットが絞られている事例:
※最近の手法ですが、今回は動画広告の古いモデルとして分類しています
Wallpaper.com

Wallpaper.comに採用されている動画広告

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2007/10/10

紹介:セルフプロモーション | Flash Web

Art. Lebedev Studio
Art Director:
Oleg Pashenko

Conclave Obscurumのサイト画面

もし、私がエージェントだったら、契約したいデザイナー、ディレクターはロシア、ドイツ、イギリスあたりで‥
「商品」「製品」「作品」をディレクションできる人、注目しています。

参考:
Webデザイナーのためのレジュメビデオ入門

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日常と観察 No.21「子供専門」

こちらのブログにも転載することにしました(2007/10/10)。

日常と観察
フィールドワークを通して発見した日常の不可視領域。街を歩き、観察する、ビジネスのヒント集。

No.21「子供専門」

キッズデンタル目黒
お子さまのための歯科医院「KID's DENTAL

  • 子どもと大人を分離
  • 徹底的に子供専用
  • 閑静な住宅街(目黒、成城)に置く
  • 楽しく治療
  • 「ごほうび」→「目標の設定」→「我慢」

風景:

  • 天井に液晶ディスプレイ(治療台にねると目の前にディスプレイ)
  • 治療中は海外のアニメが流れる

変換・排除:

  • 病院の音「泣き声」→恐怖感
    音の排除/待合室ではヘッドフォンをつけてアニメをみせる
  • 病院の「ニオイ」→不安感
    ニオイの排除/アロマをたいている
  • 病院の「色」→白のマイナスイメージ
    ピンクやブルーの明るい壁におもちゃを置き雰囲気つくり

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インスピレーションの素 No.13「Optimus Maximus keyboard」

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より抜粋

デザイナーの皆さんに「インスピレーションの素」となる商品・製品・作品を紹介しています。
No.13は、キーボードです。

キートップはすべて有機ELディスプレイ(48x48px Color)。まさに小さなディスプレイの塊のようなキーボードです。
ロシアのデザインプロダクション「Art. Lebedev Studio」による魅力的な商品(メンバーも魅力的)。Art. Lebedev Studioは、コラム「人を惹きつけるデザイン・プロダクションのつくり方」でも取り上げました。

Optimus Maximus keyboard

Every key of the Optimus Maximus keyboard is a stand-alone display showing the function it is currently associated with.
Optimus is equally good for any keyboard layouts—Cyrillic, Ancient Greek, Georgian, Arabic, Quenya, hiragana—and so on to infinity: notes, numerals, special symbols, HTML codes, math functions, images etc.

Optimus Maximus keyboard demo

Optimus Maximus keyboardのデモページ画面

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2007/10/09

レポート:官公庁のWebサイト No.4

水産庁
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/index.html

  • ハイブリッドタイプのリキッドレイアウトを採用
  • ページ組み込みのアクセシビリティ機能
    文字の大きさ・色を変えるには
    URL: http://www.jfa.maff.go.jp/j/use/ac_on.html

ヘッダ領域に含まれる機能

  • 専門用語の解説
  • English
  • このサイトの使い方
  • サイトマップ
  • 検索

サイドバーのトップビュー・コンテンツ

  • フォトレポート(左)
  • 検索の多いキーワード(右)

※現在リニューアル中?のため、一部のリンク先が古いページになっています(2007/10/9)。

水産庁のトップページ画面

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レポート:YouTubeはCGM-TVの壮大な実験場

レポートはScribdにアップロードします

概略:
2010年以降のプロジェクト、仮想現実感のビジネスは「Second Life」、CGM-TVのビジネスは「YouTube」が各企業の壮大な実験場と化しています。一見すると単なる企業プロモーションのように見えますが、詳細なプログラムに沿った実証実験がおこなわれています。企業だけではなく大学も同様。「FM東海」のような学校発の放送局を目指してプランが進んでいます。

11月のお奨めイベントでも紹介しますが「SFC Open Research Forum 2007」でヒントが得られると思います。

サブテーマ「ローカル局のプランニング」:
アルジャジーラの番組はなぜYouTubeで視聴できるのか

参考:
Release: AJE available on YouTube

DOHA 16 April 2007 – Al Jazeera English today announced plans to begin making clips from its news and programmes available to the YouTube community by launching a branded Channel (http://www.youtube.com/aljazeeraenglish) on the popular video-sharing site.

YouTube is the leader in online video, and the premier destination to watch and share original videos worldwide through a Web experience.

YouTube users worldwide will have the ability to comment on Al Jazeera English clips, rate them, recommend them to friends and post their own video responses to communicate with other viewers.

Al JazeeraのYouTubeチャンネル画面

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2007/10/08

インスピレーションの素 No.12「Die Gestalten Verlag」

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より抜粋

デザイナーの皆さんに「インスピレーションの素」となる商品・製品・作品を紹介しています。
No.12は、出版社です。Die Gestalten Verlagは、1995年にベルリンで設立されました。

Die Gestalten Verlag
ディ・ゲシュタルテン・フェアラーク

「自分が作品集を出すならゲシュタルテンから」と希望するアーティストも多いなど、ゲシュタルテンの書籍のクオリティの高さとユーモアのあるセンスは世界的に評価されており、最近ではデザイン界のキュレーター的な役割として他企業とコラボレーションを行うなど、世界中の若手アーティストが才能を発揮できる場所を提供しています。
(日本語サイト「dgv Japan」より)

ディ・ゲシュタルテン・フェアラークのサイト画面

お奨め本は、STUDIO VOICEでも紹介されていた「Spacecraft - Fleeting Architecture and Hideouts」です。

『Spacecraft』が紹介するのは私たちの仕事や遊びの現代モデルを表現している作品であり、建築家やインテリアデザイナー、そして空間に関わる作品を生み出しているすべてのクリエイターたちにとってインスピレーション溢れる一冊なのである。
(日本語サイト「dgv Japan」より)

本の紹介ページ画面

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現場主義!の人たち

私は、現場主義と言われている人たちの話を聞くのが好きで、空き時間を利用してよく出かけます。書籍やビデオなどの「商品」と違うことは、無駄話があるということでしょうか。この無駄話にこそ、ドキッと思わせるような言葉が含まれていることが多いので、プロの「編集」が介在しないリアルな場を優先することが多いですね。

さて、先のエントリーで紹介したイベント「10人のプロフェッショナルが語る劇的3時間SHOW」、火曜日は有限会社シネカノンの李鳳宇(Lee Bong-Ou)さんが登場します。簡単な予備知識を記載しておきましょう。

  • 朝鮮大学校でフランス語を専攻
  • 卒業後、朝鮮新報に入社して仏語の翻訳業務
  • 1年で退職、フランスのソルボンヌ大学に留学
  • フランスでは映画館で年間300本の作品を観る
  • 日本に戻り徳間ジャパンで3年半、契約社員として映画プロデューサーに
  • 社員として映画に関わることに違和感を感じていく
  • 有限会社シネカノンを設立(1991年3月設立/現在の従業員数53名)
  • シネカノン企画の音楽ドキュメンタリー映画「サディスティック・ミカ・バンド」は10月13日より

現在発売中のBIG tomorrow(青春出版社/550円)でシネカノンが紹介されていますのでメモしておきます。

第11回 時代を動かす人や場所を徹底取材
田原総一郎が行く! 現場主義!

4億5000万円ほどの興行収入を挙げる大成功を納めるのだが、4/3近くは興行主である松竹の収益になる。つまり、自前の映画館をもたなければ、作りたい映画も作れず、また収益も出ないということになる。これが、独立系映画会社が、次々に姿を消していった原因だ。
(「4億以上の収益でも、1億しか手にできない日本のシステム」の節より)

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2007/10/07

プロフェッショナルから聞く

10人のプロフェッショナルが語る劇的3時間SHOW

日本のコンテンツ業界で現代のトップクリエーター、トッププロデューサーとして大活躍するプロフェッショナルが一日1名ずつ登場。自身の成功につながった技術や経験、コンテンツ観などを語るかつてない熱烈なライブショーです。サブタイトルはありません。しかも、持ち時間は3時間。出演者がほんとうの思いをまさに”劇的に語る”イベントになります。

公式サイトの画面

残念!土曜日のトークを逃してしまった‥

おそらく教育というものは、直接語りかける以上に、感じとるものなのでないだろうか。会場にいた多くの若者がどう感じたかはは判らない。一人一人異なるも のであっただろうが、それぞれが鈴木敏夫のプロデューサーとしての成功の秘密を知識としてでなく体験として感じとっただろう。

10月のお奨めイベント(デザイナー向け):

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2007/10/06

システムデザイン・マネジメントを学ぶ

シンポジウムのお知らせ
次世代の技術や社会システムのデザインに興味のある方、特にロールモデル担当の教育デザイナーの方々にはお奨めします。

数年先のデジタルメディアに関する大まかなイメージを得たいなら、古川亨さん、 稲蔭正彦さんが登場する第三部(パネルディスカッション)が参考になると思います。

Design the Future ~協生と想像~

社会の急速な変化と複雑化により、世界を先導する次世代のリーダーがますます求められています。そこで慶應義塾は2008年に迎える創立150年を機に、その記念事業の一貫として2つの新しい大学院(大学院メディアデザイン研究科大学院システムデザイン・マネジメント研究科)を2008年に開設します。
これらの新大学院では、大規模かつ複雑なプロジェクトのデザインとマネジメントの能力を有するリーダーと、デジタルメディア領域における創造リーダーの育成を目指します。

各界の著名人・新大学院の専任教員就任予定者が新しい2つの大学院の視点から未来を語り、その未来を先導するリーダーについての講演・パネルディスカッションを行います。

  • 2007年10月30日(火)13:00 ~ 18:30
  • 3部構成、各部ごとの入出場自由
  • 慶應義塾大学 三田キャンパス北館ホール
  • 参加費:無料(事前登録が必要/締切10月16日)
  • 定員:240名

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ジャスパー・チャン氏の講演

~情報活用が企業を強くする時代に~
「検索」が生む新しいビジネス

【基調講演】
「検索」をビジネスに活かす(仮)
アマゾン ジャパン株式会社
代表取締役社長 ジャスパー・チャン氏

  • 2007年10月31日(水)
  • 13:00開場 13:30開演
  • 秋葉原コンベンションホール
  • 定員:400名
  • 参加費:無料(※事前登録が必要/締切10月21日)

参考:
@type 仕事の達人
アマゾン ジャパン株式会社 代表取締役社長 ジャスパー・チャン

「そのためには、自分の基礎的能力をしっかりと見つめることが必要です。私の場合はコミュニケーションスキル、分析力、リーダーシップが基礎的能力だと考 えていますが、こうしたスキルはどの業界でも通用するものです。自分は何をやりたいのか、そのためにはどんな基礎的能力が必要かを集中的に考えて、普段か ら意識して身につけるようにすることが大切だと思いますね」

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富裕層向け高級サイト

eface lab.コラム(学校法人阿佐ケ谷学園)より抜粋

2006年の後半あたりから増えてきた富裕層向けのサービス。「高級サイト」(この言い方は好きではありませんが説明コストを下げられるので使用しています)の提供は、インターネットではなくハイクラスネットワークを選択できるNGNがプラットフォームになっています。

フィールドワークをしていると、タダ(無料)が当たり前と思っているサービスの有料化が目につきます。もちろん、ある種の富裕層向けサービスとして位置づけられていますので、場所も利用方法も限定されています。

事例:300円を支払ってトイレを利用する
セルフメイクアップラウンジ「ANGELBE」

  • JR大阪駅南口の有料トイレ(使用料300円)
  • 昨年12月にオープン
  • 利用者の中心は20~30代
  • 土曜日には1日200人以上が利用する
  • 女子トイレの日常風景である洗面台占拠(化粧直し)に注目したサービス

インターネットのサービスの多くはタダ(無料)ですが、お金を払ってでもベストエフォートではない環境を望んでいる層は存在しており、NGNのQoSが注目されています(NGNのトリプルプレーのサービスは2010年、その後はクワドロプルプレーサービスの実現へと進みます)。
イノベーションはインターネットカルチャーが重要な創出力になっていますが、富裕層向けサービスやネットワークの品質を保証してほしい自治体のサービスなどはNGNに向かう可能性があります。

また、2015年頃の実用化を目指しているNWGN(NGNの10倍以上速い)の動向にも注視していきましょう。
‥と書いておきます。

NWGN(新世代ネットワーク):
欧米ではすでに開発に着手。日本でも総務省が官民共同での開発を進めるため研究組織を11月に発足する。NTT、富士通、KDDI、日立製作所、東芝、NECなどが参加。5年で研究開発費300億円を投じる。

個人意見:
お金がない人には利用しにくい高級ネットワーク、とかインターネット代替という表現が目立ちますが、少々違和感あり。安心、安全のメリットも、利用者側の目線で多面的にみていく必要あり。

補足:
富裕層向けではありませんが、以下のような特別な層を対象としたサービスも増えています。

事例:皇居を走る市民ランナー増加で生まれた施設
ランナーズステーション

  • 場所は皇居近くの地下鉄九段下駅前
  • 10月2日にオープン
  • ビジターの利用料は一回700円(会員料金はサイトを参照)
  • 朝7時から使用できるので、ランニング後にシャワーで汗を流し、出勤することも可能になる

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2007/10/05

資料Aの公開:YouTube「My Playlist」プログラムの実践

common style. meeting No.16
「iTunesによる講義配信より、YouTubeを優先する理由」

追記:
Yahoo! でYouTubeの講義ビデオを視聴した人が多かったので驚きました。また、Googleの検索画面で視聴した人もいました。ダイレクトにYouTubeをアクセスした人が一番少なかったわけですが‥なかなか興味深い結果になりましたね。
「My Playlist」の概念については、Scribdにアップロードします。

当日使用した資料をYouTubeとScribdに少しずつアップロードしていきます。デモムービーは削除してしまったので、キャプチャし直しています(内容は同じです)。音声はありませんのでmonkeyish - Podcastを参考にしてください。

Yahoo!でYouTubeのビデオを視聴した画面

Googleの検索ページでYouTubeのビデオを視聴した画面

参考:
YouTubeを活用した「My Playlist」プログラムの実践
2007.10.4 - monkeyish studio. blog

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2007/10/04

イギリスのデザイン戦略

レポート書きの最中でしたが、タイミングよくYouTubeに配信されていました。
Tom Dixonも見られます。

TOKYO MX NEWS 2007/10/03
[世界のデザインセンター・ロンドン] 世界をリードするデザイナー
http://jp.youtube.com/watch?v=k4kQFYk1z7s&v2

TOKYO MX NEWSの再生画面

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YouTubeを活用した「My Playlist」プログラムの実践

common style. meeting No.16
「iTunesによる講義配信より、YouTubeを優先する理由」

前回、学校プロモーションにおける「My Playlist」戦略の舞台が、動画共有サービスで可能になりそうだという話をしましたが、実践する大学が増えてきました。レピュテーション・リスクに対するプランニングもかなり進んできました。どうやらIT専門の教育デザイナーが参加しているようです。

UC Berkeley first to post full lectures to YouTube
CNET News.com | October 3, 2007 10:18 AM PDT

Berkeley officials claimed in a statement that the university is the first to make full course lectures available on YouTube. The school said that over 300 hours of videotaped courses will be available at youtube.com/ucberkeley.

UCバークレーのYouTubeページ画面

参考:
UCバークレー、YoutTubeで大学講義を丸ごと配信
CNET Japan

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インディペンデントプロジェクトにおける「Web Designer」とは

ミーティングで話題になったSil van der Woerdの映像、YouTubeでも人気ですね。

海外動向のなかで、写真家や画家が、なぜ「Web Designer」を肩書きに加えるようになったか、とても興味深い話でした。Webも作品の一部という認識で管理下に置きたいということですが、いわゆる「自分の作品を発表するためのホームページ」ではないというのが重要です。彼らに言わせれば、HTMLのコーディングもアート表現であり、Webを技法体系のひとつとして考えています。

WoW効果を狙った企業のWebプロモーションが「Web Designer」も兼ねる芸術家に集まる。人々を感動させる作品を期待されているが、企業の仕事である限り「機能」としてのWebサイトでなければならない。このバランスをコントロールしているのが優秀なWebプロデューサーたちである。

インディペンデント・アートの分野とWeb、面白くなりそうです。


Sil van der Woerdのサイト画面

参考:
Sil van der Woerd
http://www.silvanderwoerd.com/

Lolly Jane Blue
Lolly Jane Blue is the singer of the song and music video Worms, my latest project.
Besides directing the video, I am also the project Manager, Producer, Web Designer and Photographer.
Soon after the release of Lolly's debut video, her solo-album will be released.
This is an Independent Project; none of the involved artists are assigned to a Record Label or Production House.

Microbia
In 2003, childhood friend Floris Kaayk and I, formed our web-based platform Microbia, which
currently functions as an online short film channel. Here we broadcast and support our films. A returning subject in the films is combining organic and mechanic elements as well as blending Live Action Video with Computer Graphics. In the future, we would like to transform Microbia into our own Studio / Production House.

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2007/10/03

LICENSING ASIA 2007のお奨めセミナー

国内最大規模の商品化権ビジネス・トレードショー
LICENSING ASIA 2007

  • 2007年10月31日(水)~11月2日(金)
  • 10:00~17:00
  • 東京ビッグサイト 東4ホール

デザイナーの皆さんにお薦めしたいセミナーをご紹介。「グローバルビジネス」、「色とブランディング」、「キャラクターと企業」、「衣食住とライフスタイルの変化」をテーマに個人的な判断で選んでみました。企業の大型案件「実例」からさまざまなヒントを得ることができるでしょう。


ブランドセミナー(受講料:無料/定員:400名)
11月2日(金)13:00~14:00

「カラー戦略が拓くブランドライセンス ~ブランディングにおける色の可能性」
パントン・ジャパン・カンパニー・リミテッド 代表取締役 石井 優子氏

ここ数年、ブランドライセンスにおいて「色」の重要性は高まっており、携帯電話やアパレル、家具などでは、カラーを選べるライセンス商品群が、消費者のライフスタイルやニーズを反映できるアイテムとして成功を収めています。本セミナーでは実際のブランド構築のためのカラー戦略や、カラーライセンスの事例、それらをサポートするソリューションシステムなど、多彩な色彩が拓く新たなビジネスチャンスについて提案します。

プロモーションセミナー(受講料:無料/定員:400名)
11月2日(金)11:00~12:30

「企業コミュニケーションにおけるキャラクター活用効果とその事例」
アサツー ディ・ケイ メディアコンテンツ本部コンテンツ事業開発局セサミストリート事業グループ長 吉田 美奈子氏
アサツー ディ・ケイ R&Dコミュニケーションサイエンス局キャラクターマーケティンググループ主任研究員 野沢 智行氏
キャラクター・データバンク 社長 陸川 和男氏(コーディネーター)
LIMA JAPAN シニア・アドバイザー

キャラクターを起用した広告販促活動が増えているなかで、その効果は果たしてどのようなものなのか? またオリジナルキャラクターの優位性はあるのか等々、独自の調査結果を中心に、キャラクターを起用した企業コミュニケーションの可能性を提示いただくとともに、「セサミストリート」のマーケティング事例についてご紹介いただきます。

オープニングセミナー(受講料:無料/定員:400名)
10月31日(水)11:00~12:00

「スポーツライセンシングからエンターテインメントにわたる世界戦略 ~2010 FIFAワールドカップを事例に 」
グローバル ブランズ グループ 代表取締役社長 マーク・マシーニー氏

スポーツ、エンターテインメントのプロモーションライセンシングやブランドマネジメントは、成長著しい分野であり、そのワールドワイドなビジネス展開が高い関心を集めています。世界に15拠点を有し、スポーツ、エンターテイメント、アート、ライフスタイル、レジャーの幅広いブランドとパートナー関係を結ぶ、グローバルブランズグループ CEOのマーク・マシーニー氏を招き、2010年FIFAワールドカップを中心に、そのユニークなビジネス展開と世界戦略をお話いただきます。

消費マーケティングセミナー(受講料:無料/定員:400名)
11月1日(木)10:30~12:00

「ライフスタイル消費に対応するブランドマーケティング」
伊藤忠商事 執行役員 繊維カンパニープレジデント補佐 久米川 武士氏

いま消費マーケットは、ますます細分化、多価値化の傾向にあります。特に変化の激しい消費者の衣食住にわたる「ライフスタイル消費」の最新動向を踏まえて、商品・サービスの付加価値を高め、今後、消費マーケットをリードするブランドマーケティングの手法とその戦略について、ビジネス展開の具体的な事例をもとに提案します。

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2007/10/02

The Sketch Book - No.040

No.040
flower garden
2000.7.11

2000年7月に描いた花のスケッチ画

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2007/10/01

Teslaの魅力

今週、第4次-原稿執筆追い込みのため、久しぶりに房総半島で生活することになりました(※某プロジェクトの件もあり/週末には戻る予定)。会議の日のみ東京に来ます。
‥ということで、勉強会は下旬に延期させてください。

今回は待望の「Tesla」を取り上げます!

テーマ:
「ロールモデル(2)」

  • Teslaの魅力
  • TeslaとGoogle
  • 美を追求する工業デザイナー
  • 「作品」、「商品」、「製品」の違い
  • 車は製品?、それとも作品
  • プロダクトと「彫刻」

Tesla Motorsのサイト画面

参考:
Tesla Motors
Tesla Motors - blog overview

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