2007/04/27

Yahoo! と AOL beta

実証実験に参加する学生さんから「これはアプロプリエーションでしょうか、それともパスティッシュでしょうか?」というメールを頂く

Yahoo!
http://www.yahoo.com/

Yahoo!のトップページ

AOL beta
http://www.aol.com/

AOL betaのトップページ


  • アプロプリエーション(Appropriation):
    他のサイトデザインの完成度および信頼性を流用する

  • パスティッシュ(Pastiche):
    他のサイトのさまざまな要素を部分的に模倣して再構築する

  • インターネットの「ラフコンセンサス」という考え方を広域に適用すると、独創性より優先しているものが何か‥わかるかもしれない(※深読)。

    4月 27, 2007 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] |

    2006/06/01

    政治家とWeb標準

    内閣官房長官 安倍晋三(しんぞう) β版公式サイトより引用

    CMSを使った新たな情報発信に挑戦してみます。

    今後国内のWEBサイトで急速に浸透していくであろうCMS(コンテンツ マネージメントシステム)を活用し、新しい形態の情報提供をしてみたいと考えています。このサイトは、政治家安倍晋三(しんぞう)サイトのβバージョンとして新たな取り組みを試験的に実行してみることにします。

    又、このβバージョンのサイトでは、音声読み上げブラウザーへの対応を優先し、デザインにはテーブル構造を使わないレイアウトになっているため、全てのブラウザーで完全なレイアウトを保つことがができていなことがあります。そのような部分が有ったとしても、上記の状況をご理解頂けると幸いです。

    どのスイッチを押せば、複雑かつ膨大な歯車がスムーズに回り出すのか、再考してみる。「選挙とWeb」を考えたとき、今アプローチすべきは専門家。ポジティブなキャンペーンは最初の伝播に効果がある。誰が発言し、誰に注目されるか、その構造をデザインすることから始まり、普及のプロセスへ進む。
    安倍晋三(しんぞう) β版公式サイトの画面

    6月 1, 2006 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (1)

    2006/01/22

    もう一つのWebデザインに翻弄される日々

    1月22日(日)多分、晴れ
    「大雪」に掻き回された一日が終わる。完全に隔離状態。厳しい作業場、厳しい日曜日だった。月曜の早朝、ここを脱出する。作業も断片的な進行でなかなか集中できず。本日はこのまま朝まで続行。

    ■声が出るようになって初めての音声雑記
    [file-127]激変するWeb関連のミーティング(19:26)
    [file-126]ビフォーゲイツ!アフターゲイツ!(12:28)

    Windows 95がリリースされ、SOHO時代到来(と盛り上がり)、流行語大賞は「インターネット」、坂本龍一コンサートのネット中継が話題になり、JavaやRealAudioが登場する。

    この1995年を境にBefor Internet、After Internetと呼んだ(Befor Gates、After Gatesと呼ぶ人もいる)。Webの仕事に携わる人にとって忘れられない年だ。
    (阪神大震災や地下鉄サリン事件も1995年である‥)

    来年(2007年)、そして4年後の2010年、5年後の2011年、インターネットはどのように進化していくのだろう。

    Webの世界に他業種の人たちがどんどん入ってきている。
    あるミーティング、(Webとは接点のない)某業界の人は電話帳のような分厚いファイルをいつも持参してくる。そのファイルは、世界の優れたWebサイトのXHTML、CSS、JSソースをプリントアウトしたものだった。数十ページの一覧表には各々のサイトの分解図と評価が掲載されている。CMSらしきシステムのテンプレートを発注するための研究らしい。驚いたことに、春まで‥この作業を任されているという。
    あちらの世界の人たちが本気になっている‥と察知し、私も慌ててエンジンをかけた。

    以上、近況。

    日経新聞の記事

    1月 22, 2006 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

    2005/10/28

    ブラックボックス・デザイン

    10月28日(金)朝から晴れ
    昨夜、外出中に悪寒。やはり風邪ウィルスが潜伏していたようだ。体の免疫力が弱まるのを待っていたらしい。打ち合わせを早めに終わらせて戻る。すべての活動を停止する。
    今朝、若干の怠さは残っているがなんとか封じ込めた。何度もウイルスとの攻守を続けるわけにはいかないので、体からのシグナルに注意しながら慎重に行動しよう。
    本日も原稿書きが続く。

    先日、Web 2.5の話を聞く。「えっ、Web 2.0では?」と思ったのだが、要するにビジネスキーワードなので戦略的かつローカルに使っているらしい。昔の「ダイナミックHTML」を例えにして説明してもらった。概念のゆるい部分を利用して「解釈」をつくっているのだ。商法なので、もちろん現場では受け入れられないが‥

    某所でWeb関連プロジェクトのユーザーアンケートを見せていただく。質問の意味がわかっていないようで書いてあることがズレている。

    質問:Webページの文字の大きさは適当ですか?
    ユーザー:虫眼鏡で見ました

    質問:目的のページをすぐに閲覧できましたか?
    ユーザー:目次がなかった

    このような反応はとても興味深い。
    今まで対象としてきた”初心者”というのは、それなりにトライ&エラーを試みようとする人たちだったので想定内の内容だったが、今回は違う。銀行のATMもギリギリ使えるかどうかという”本当の初心者”だ。パソコンにもインターネットにも興味がなく、完全目的達成型のユーザーはこれからどんどん増えていく(こういう方々は「パソコンは利用しないだろう」という勝手な判断をしていたのだが、そうではなかった)。

    私がレポートしているテーマは「Webブラックボックス・デザイン」と「デジタルテレビのリモコンデザイン」である。前者はApple AtEaseに近いモデルをイメージしており、後者はネット端末としてのデジタルテレビを優先したもの。
    長くなりそうなので、あとは音声雑記で‥

    10月 28, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

    2005/07/02

    Flashを使ったWebマガジン

    メンズファッション・ライフスタイルマガジン「Houyhnhnm」(フィナム)の試みに注目。プリントメディアのフォーマットを採用しながら、photoをビデオで置き換える等、視覚的な面白さあり。
    Houyhnhnmの画面
    Houyhnhnmの画面

    7月 2, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

    2005/04/27

    日本初の個人ホームページはお風呂場から配信

    書籍にWebデザインの歴史を載せるため原稿を書いている。
    日本で一番最初の個人ホームページというのは、1994年に公開されている。(※SFCや東大坂村研究室など大学のWebは含まず。)今から11年前のことだ。「富ヶ谷 by eccosys」というホームページである。富ヶ谷にあるマンションの一室、ここに「128kbps」の専用線が引かれ、有限会社エコシスが運営を開始する。専用線の引かれている場所というのが「お風呂場」であった。
    一体どんな状況だったのか知りたかったのだが、伊藤穣一 氏のブログ(2002年10月14日のエントリー「Picture of PSINet Japan POP 1994」「同エントリーの翻訳版」)で判明。ほんとに風呂場から配信されていたのだ。

    エコシスはホームページ制作のビジネスを行っていた。つまり、日本初のホームページ制作会社ということだ。(※マルチメディア系制作会社の受注例があるかもしれない。)
    この分野、日本ではたった10年くらいの歴史しかないわけだ。同社は1995年の「Internet World Expo '96」(世界初の80ヵ国が参加するインターネット上のEXPO)で国内の技術HQを担当している。
    さて、日本のWebデザインの歴史10年を俯瞰して、3年後を想像することができるか‥
    伊藤穣一 氏のブログ

    4月 27, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

    2005/03/24

    愛知万博のWebサイトは20のCSSファイルで構築

    愛知万博[愛・地球博]のWebサイトを検証。当然ながら、日本で一番アクセシブルなWebサイトになっている。(‥はずだ。)

    昨日から愛知万博の各国語サイト(日本語、英語、フランス語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語)の音声読み上げや文字拡大機能を可能とする「多言語対応らくらくウェブ散策」の無償ダウンロードが始まった。読み上げスピードの調節や文字サイズの拡大、配色の変更も可能。「ウェブバリアフリーサービス」のページを参照。
    プロジェクトは、2005年日本国際博覧会協会、ソーシャルサービス協会、日本アイ・ビー・エムによって進められた。

    ※サイトには、予約機能やスケジュール機能、見学シミュレーション機能などがあり、非常に混雑している。うまく表示されないことが多いので、午前中の閲覧をお奨めする。

    愛知万博サイトのページは、16のCSSモジュールによって構築。日本語、英語、フランス語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語などの各国語サイトを管理する大規模なプロジェクトなので、CSSもメンテナンスしやすいようにモジュール化されている。

    ■HTMLで読み込むCSSファイル
    common.css
    home.css
    revise_wie5.css
    print.css

    ■common.cssで読み込む
     16のCSSモジュール
    @import "base.css"
    @import "fontstyle_ja.css"
    @import "fontstyle_ja_frame.css"
    @import "frame_globalhf.css"
    @import "frame_navigation.css"
    @import "frame_localfooter.css"
    @import "components_common.css"
    @import "components_inline.css"
    @import "components_paragraph.css"
    @import "components_heading.css"
    @import "components_list.css"
    @import "components_table.css"
    @import "components_image.css"
    @import "components_layout.css"
    @import "components_helper.css"
    @import "components_function.css"
    愛知万博サイトの画面

    3月 24, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

    2005/03/17

    4月からアクセシブルなサイトが急増

    すでにご存じだと思うが、asahi.comがリニューアル。見栄えをあまり変えず、アクセシブルなサイトに変更。骨格としてのテーブルレイアウトは使われている。
    WebUD」を使うことが前提だが、「ページを読み上げたり、文字や画像を拡大したり、マウスやキーボード以外の入力機器に対応したり‥」とアクセシビリティに配慮されたサイトとして提供されている。
    asahi.comの画面

    昨年、某代理店のマーケティング関連ミーティングで「文字だけではなく画像などを含めたWebページ全体をズームできる機能が求められている(Operaに搭載されているズーム機能に等しいもの)」という発表があった。
    このような機能、ツールをどうやって広めるのか意見交換のテーマになったが、今後、asahi.comのような取り組みは増えていくはずだ。
    昨年後半からWebリフォームを進めていた企業は、そろそろ公開できる時期だと思うが‥

    補足:このとき問題になったのは、Flashである。ブラウザのズーム機能との相性が良くないので、Flashをインターフェースに使ったサイトは無惨な結果に‥
    ただ、操作不能という状況は少ないし、ズーム閲覧が定着したら解決策も見つかるだろう。

    3月 17, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (1)

    2005/03/09

    閲覧するために審査が必要なWebサイト

    JTのたばこブランドのWebページ(および製品のキャンペーンサイト)は、成人喫煙者しか閲覧することができない。これは前から知っていたのだが、想像以上に手間のかかる手続きだった。雑誌記事を書くために見ておきたかったのだが、諦めるしかない。

    Webページ閲覧のための手続きには「電話による確認」と「署名による確認」がある。署名の場合は、郵送かFAXだ。電話は申告なので簡単だが録音記録される。(声を録音されるのは特に問題ではないが。)いずれにしても審査期間が5〜10日あるので、1週間以上待たされるわけだ。クレジットカードを作るより面倒である。
    JTたばこブランドのWebページのアクセス画面
    たばこ規制条約が発効され、未成年者が目にする可能性がある場所、媒体での広告・宣伝ができなくなるので当然の処置だが、これでは「キャンペーンサイト」の訴求力はかなり限定される。
    JTは今月末で屋外看板広告を打ち切り、来年秋にはF1スポンサーからも撤退するそうだ。自販機が唯一、広告塔として機能するのか?

    3月 9, 2005 [06wc2]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)