Webデザインのガイドライン作りは企業が先行[5]
昨日の続き‥
(※過去書いたものを適当にアップしているせいで「昨日」「明日」などの文脈が壊れているのでご注意)
専門誌や書籍などから膨大な情報を集め、インデックス化して、ガイドラインに組み込む。技法だけに絞り込んでも「標準に準拠した技法」「準拠していないが現在有効な技法」「使わない方がよい技法」といった情報が抽出され、デザイン仕様書に反映される。
活動はこれで終わらない。このガイドラインを用いて成功したプロジェクトのノウハウをまとめる作業がある。効果測定の結果、成功となって終わりではないのだ。次は、このノウハウを売るというビジネスに発展させる。
私などは「これを本にしたら売れるのでは?」などと考えてしまうが、うまくいった利益モデルは同業者が欲しがる。例えば、Webサイトのリニューアルガイドとしてまとめ60万円で売る、10社が買ってくれたら600万円だ。
学校で先生をしていた時、30万円くらいの受講料を払って講習に参加したことがあるが、これは必要な出費だった。ある目的の授業を成立させることは、結果的に学生集めにつながる。特化した分野では、同業者にノウハウを売るのはよくあることで、Web分野においても活発だ。
私のようにデザイナーでもないのにデザインの本を書いている人間に欠けているのは「現場で得る成功体験」である。だから、成功事例を売るという前述したビジネスはできない。しかも転売されない別のノウハウも必要だ。(ただ、eラーニング世界で扱うのものは、ほとんどが少量高額商品なのだが‥)
よくできたWebガイドラインが作られていても、そう簡単に表に出せないのは、単なる情報ではなく「知」としての価値が高いからである。しかも、それを一番必要とする同業者が近くにいる。何の華やかさもない、でも単刀直入なノウハウのクオリティに触れてみると、実践することで得る成功、失敗の重要性を痛感する。
そこで、ある試みに注目してみた。
続く‥
2月 5, 2005 [01bc1]本に関連したコラム | Permalink | トラックバック (0)














