Chronicle「Flash シェアウェア作家」
私が研究テーマにしている「インターネット日記学」の中に過去の日記を取り出して、検証するという試みがある。今回は、クリエイティブ分野に関連する日記を選んでみた。
‥ということで、日記を探したのだが1998年、つまり6年以上も前のデータなので見つからない。当時、使用していたMacintosh Quadra か、IIfx の中に保存されていると記録されているが、そのマシンが発見できない。もしかしたら、当時の職場(学校のコンピュータルーム)に眠っているのかもしれない。
しかたないので「Flash シェアウェア作家」と関連した別のテーマで。
私が本格的にFlashにのめり込んだは、Flash 2 英語版がリリースされた頃である。買収される前のFuture Splash Animator から使っていたが、主力はDirector でFlash はホビーツールの域を出ていなかったのだ。ところが、Flash 2で作られた秀逸な作品(多くは海外のもの)が公開されるようになった。これらの作品に刺激され、さまざまな実験作品をつくることになる。
当時、進めていたシェアウェア作家プロジェクトでもFlash 2を全面的に採用、毎日1本のペースでラーニング・コンテンツを制作し、フリーウェアとして配布した。以下は、その一部である。

[デジタルアニメーションの基礎]
制作ツール:Flash 2、Flash 3
フリーウェア
※1998年制作のかなり古いデータにリンクしているので、環境によっては再生できない可能性あり。

[オンラインマガジン IDM JAPAN]
制作ツール:Flash 2
フリーウェア
※FLAデータを発見できず

[HTML入門-1]
制作ツール:Flash 2
フリーウェア
・学校の先生が授業で使用するためのスライドショー形式(フルスクリーン仕様)、先生用の虎の巻付き。
※1998年制作のかなり古いデータにリンクしているので、環境によっては再生できない可能性あり。
とにかく、Flash の魅力に取り憑かれ、黙々とコンテンツを作り続け、100本くらいは公開したと思う。Directorとは比較にならないほど貧相なツールだったが、インターネットとの相性、手軽さなどが妙にマッチして、Flash の人気は上昇していった。
人気の秘密は、クリエーターの作る魅力的な作品にある。「Flash でこんなものが作れる」という事例が増えてきて、それがアプリケーションのブランドにオーバーラップしていったのだ。
逆の見方をすれば、どんなに素晴らしいツールでも、それを使って魅力的な作品を生産するクリエーターが出てこないと、どんどん風化していくということだ。今まで、そういう運命をたどって消えていったツールが多々ある。
私は、現在、個人でFlash講座などを公開している人を応援すべく、さまざまな準備をしている。まずは、自分で実践して、蓄積されたノウハウを公開したい。只今、ちょっと休憩(挫折中)だが‥。
Flashによるラーニングコンテンツ制作には、どんなツールが使えるか等、積極的に試して使用感などもまとめている。このような活動のきっかけは、1998年のFlash 2 によるラーニング系フリーウェア制作にある。この体験によって、得たものが反映されているのだ。
8月 20, 2004 [09cc1]Chronicle[コラム] | Permalink | トラックバック (0)

















