本および雑誌記事の進捗[59]情報共有のレイヤー
6月10日(金)5時起床、ネサット(台風4号)が接近中。
台風は、アジア14の国と地域が140の名前を付けていて順番に使用されている。4号はカンボジアの「ネサット(漁師)」、5号は「ハイタン」(中国)、6号「ナルガエ」(北朝鮮)、7号「バンヤン」(香港)、8号「ワシ」(日本)‥のように続く。(今年の台風8号は日本が命名した「ワシ」が使われる、覚えておこう。)
さて、マラソンワークの2日目、今日は4つの作業を数時間ごとにまわしながら同時に進めていく予定である。14時間ほどがんばることになる。4件は各々出版社が異なるので記すのはここまでにしておこう。(進捗はケータイ日記ブログにて。)
だんだんインターネットもローカル化してきており、例えば‥ラーニングに関することをGoogleなどで検索しても欲しい情報は出てこない。ところが閉じたネットワークには、有益な情報が満ち溢れている。そこはAICCとかSCORMの仕様が頭に入っているプロの集まり、いわば初心者お断りの世界になっている。特定領域の「知の共有」というのは、クローズな世界で活発になるのは自然の流れで、徐々にその傾向が強くなってきた。
私が参加している知識共有の場はすべてIDとパスワードが必要だ。(いつの間にかそうなってしまった。)検索エンジンや情報収集のツールを使ってもほとんどヒットしない。mixi や登録制BBSなどを活用している分野もあるが、もっとローカルなネットであり、一般ユーザーはまず発見できない。とにかくレベルがブレていないので、共有情報がどんどん濃くなる。初心者から上級者まで幅広い層が参加している世界は総じて薄まっていくため、物足りない人たちが新たな場所に移動しているということか‥
「裏(クローズなネット)」と「表(ブログだけではなくSNSまで含む)」を行き来しながら、情報共有のレイヤーを意識して使い分けているのだ。
「インターネットの検索ツールを使えば欲しい情報が得られる」というのは、どのレイヤーを指すかでまったく変わってくる。
わからないこと、興味をもったことをGoogleなどで検索して調べることが定着し、学生などは”検索中毒”が多く、何でも検索する。授業中、先生が曖昧なことを言ったら即、ケータイで検索である。「先生、それ違います」などと即座に正しい情報を取り出す。
私もよくやるのだが‥歩いていて(看板などから)一次情報を得て興味を持ったらケータイで検索して詳細を知る。それを電車の中から日記ネタとして送信したりする。
「検索ツールは便利だ」となれば、振り子の原理で逆の発想が出てくる。まさに今、そのヒントが見え隠れしている感じだ。情報をクローズする行為には、いろいろな意味が含まれる。
人間というのは選択肢が増えてくると、自分にとって心地良いものだけを周りに配置し始めるわけだが‥なかなか興味深い動きである。
では、どうやってクローズなネットに参加するのか? これが実に面白いのだ。ツールがいくら便利になっても実社会の慣例は無視できないという‥
6月 10, 2005 [01bi4]本の執筆-進捗! | Permalink
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