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2005/04/21

本の進捗[44]PART6-6

CSSリフォームデザイン PART6
「これからのWebデザイン」(※この章は会話劇で構成)

●なんか皆さんの方がデザインに詳しくてボクの出番がないような‥

▲いや、そうじゃないんだな。

■私たちの仕事はかなりシビアです。サイトの方向性を決めて終わりではないのです。

▲誤解を恐れず言ってしまうと「見栄えより成績」なんだ。

●成績ですか?

▲俺たちから見ればWebというのはツールであって、サイトを公開したことによって「商品が売れたか」「新規顧客を獲得できたか」という成果を問われる。

■サイトを公開したら定期的に効果測定を行って結果を出していくのです。ほんとに成績表みたいなものですね。

▲いくらサイトの評判が良くても閲覧者が増えても、まったく事業に貢献できなければ見直しが必要となる。

●なるほど‥

▲例えば、新しく立ち上げた若者向けグッズサイトで注文が増えないとしよう。
無料プレゼントを行ってアンケートを実施したら対象とする若年層の参加が少ないという結果が出た。「若者が見ていない」ということで「もっと若者向けのデザインにリニューアルしよう」と考える。
ところが、これはあくまで「仮説」でしかないんだ。1つの現象だけを見て結論を出すわけにはいかない。そもそもグッズ商品にぜんぜん魅力がないのかもしれない。もしそうなら、いくらサイトのデザインを変えても同じ。

■そういうことですね。1つ2つの現象だけでは原因を見極めることができません。

▲だから、1つひとつ仮説の検証を行ってデータを集める。何度も何度もこれを繰り返すんだ。これが俺たちの仕事なんだよ。ユーザビリティとかアクセシビリティというのは問題解決のための手法として扱われることが多い。SEOもそうだな。
もちろんクライアントから「アクセシブルをアプローチしたい」という要望があれば流行に乗っかるけど、必要以上に「理想」を追うことはない。

■単なる情報提供のサイトは別として、事業の1つとして機能させるためのサイトなら「商品が売れたか」「新規顧客を獲得できたか」という成果で「成功」「失敗」がジャッジされます。

●ボクもそういうことを理解しておいた方がいいんですね。

▲いや、あまり気にしないでほしい。散々自分たちのことを喋ってきたのに、おかしな言い方だけど。デザイナーは徹底的に見栄えを追求してもらいたい。

■デザイナーさんと私たちは意見が衝突して当然、プロジェクトとしては健全ですよ。

4月 21, 2005 [01bi3]本の執筆-進捗! |

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