本の進捗[38]PART6-3
CSSリフォームデザイン PART6
「これからのWebデザイン」(※この章は会話劇で構成)
▲実際、生産効率か、美術性かというのは難しいと思うんだ。
■私たちはデザイナーの皆さんに「もう少し明るく」とか、「もっと軽快に」といった曖昧な言葉で「らしさ」を求めます。
▲曖昧な要望がクリエイティブ作業の余地を作る?
■そういうわけではありません。企画とか戦略というのは「形が無いもの」です。私たちが考える形の無いものを創造していくのがデザイナーの仕事。それはテキスト、画像、余白、段の配置など目に見えるもの全て。仕様や法律など数多くの「制約」や「テクノロジー」の特性や癖と格闘しながら、形作る。
▲要するに戦略があって、たくさんの要望が出て、それを様々な制約の中で具現化していくのがデザイナーの役割だと。
●なんだか大変な仕事に思えてきました。ちょっと不安です。
▲大丈夫、大丈夫。俺が噛み砕いて「レイアウト三段組でヘッダにFlash入れて‥」とか露骨な頼み方するから。
●まぁ、その方が作業しやすいと思いますけど。
■デザイナーさんというのは「実直に事を進めたいという使命感」と「溢れ出る創作欲求」との葛藤があるはずです。例えば、Flashで何か作りたくてたまらない時は、仕事にも強引に取り入れたいと思うでしょう。そういう時は肝心の使命感が薄れてしまっていることが多い。Flashの解説本を買いにいって勉強しながら作業するとか、かなり危険な行動に出てしまいます。
●たしかに、そういう時ありますねぇ。
▲だけど、実際そうやってスキルアップしていく人が多いよ。たしかにマネジメントする立場としては怖いけどね。
■そういうやり方を完全に排除するということではなくて、最初にテスト期間と称してスケジュールに入れておけばいいと思いますよ。マズイのは「気がついたらそういう状況だった」ということ。「あれっ?できるんじゃなかったの」っていうのは困りますので。
4月 17, 2005 [01bi3]本の執筆-進捗! | Permalink
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