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2005/03/23

本の進捗[雑記26]私はリプレイサブルな人間

3月23日(水)曇り時々激しく雨。今週は曇りが続く。菜種梅雨(4月上旬頃までの連続した降雨)のようだ。気圧も低いので、気だるさを感じてる人も多いだろう。深い深呼吸をお奨めしたい。

さて、今日は某イベントで講演。(ということで作業はこれから‥)
数ヶ月前からの予定だったが、急遽CSSリフォームガイドの宣伝プレゼンテーションになった。まだ執筆中の本をここまで”しっかり”宣伝するのは始めてである。ますます自分を追い込んでいる‥
講演のテーマは「Webリフォームビジネスとreplace」だ。

Webリフォームのアウトソーシングは、コストのブラックボックス化がリスクとなる。このことに企業は神経質になっている。だから、プロダクションから提示された制作費が妥当なのか判断できるように猛勉強しているわけだ。これは、Web事業における企業内の「role(役割)」が明確になってきたからだ。兼任ではなく専任者を置くようになった。
専任者は、毎日のようにセミナーや講習に参加、実際にCSSデザインを習得して、どんな作業が大変なのか把握する。このようなトレーニングによって、日々仕事に追われているWebデザイナーより高いスキルを持つことになる。

この段階で出てくる重要なキーワードが「replace」である。簡単に言えば、”取って代わる”とか”交換可能”という意味だ。制作プロダクションを取り替える「A社はダメそうだから、次からはB社にしよう」というリプレイス・ノウハウを高めることに力を入れ始めた。

Webデザインは大きな変革期に入り、制作側(広告代理店含む)からするとビジネスチャンス。アクセシビリティ、SEO、標準準拠、等々いくらでも提案メニューがある。
企業は、コストのブラックボックス化を嫌うため、リプレイス・ノウハウを持った上で受け入れる。この鬩ぎ合い、かなり高いレベルになってきているようだ。

私は、FlashやWebデザインの本を書く機会をいただいているが、デザイン分野においては完全にリプレイサブル(交換可能)な人間である。私より詳しい(そして正しく解説できる)人など山ほどいるからだ。すぐに代わりの人が見つかる。ただ、企業内研修などの教育企画において途中から代わりの人を見つけるのは容易ではないと思う。ラーニングの世界では多少のアドバンテージがあるわけだ。
つまり、本を執筆する場合でもラーニング分野で培ったものを生かすことで、ある程度の優位性を確保できる、と考えることも可能だ。

この「replace」という視点はなかなか面白い。
Flashをリプレイサブルなテクノロジーとして見たとき、取って代わるのは、標準規格(SVG)か、それとも進化したビデオか‥いろいろな視点からイメージしてみるのだ。
Shockwave for Freehand がなぜ消滅したのか、Directorはなぜネットでメジャーになれなかったのか、Flashが総合開発環境として提供されることの是非など、過去と現在についても話し合う。
インターネット分野は、置き換え可能なテクノロジーの宝庫とも言えるので、よいトレーニングになる。
<Making Book Weeks

3月 23, 2005 [01bi3]本の執筆-進捗! |

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