iPod の活用方法「ドラマを身につける」について
朝4時である。海外からのメールを待っているが来ない。本日は1日中、本の作業に使えるので余裕の気分だったが、この調子だと早々と作業を始めた方がよさそうだ。本の制作サイトも更新しないといけない。
‥と言いつつ、今、熱中していることをブログに投稿‥
96年頃、Appleの仕事(のご褒美)でボストンへ行った際、MITメディアラボを訪問した。ネグロポンテ所長、ラボのスタッフと食事をした後、研究のプレゼンテーションを受けた。この時、Appleの人と一緒だったが、私たちはなぜかスポンサー扱いだった。(と記憶している。)後日談では当時、Appleとネグロポンテ所長はあまり良い関係ではなかったらしい。
ネグロポンテ氏の著書「ビーイング・デジタル-ビットの時代」がベストセラーだったので、サインを頂く。

たしか7、8つほど研究を見せていただいたが、一番興味深かったのは「Javaを使ったドラマ・ストーリーの構築」というテーマ。プログラミングでお話しを生成していくというもの。ストーリーの結末は数十パターンに分類できるという前提で作り上げている。
このときの雑談で研究者の方が「私たちは近い将来、音楽やドラマを身につけて行動する」といった話をしていた。「音楽ならウォークマンがあるが?」と聞くと「その人の一生分の音楽をボールペンくらいの小さなものに全て入れて身につける」、そして「そのボールペンサイズの入れ物は、所有者の音楽観を反映する大切なものになる」と言った。
現在、Appleの「iPod shuffle」がまさに音楽を身につける入れ物として支持されているが、こういうものをイメージしていたのだろうか。先日、北野武が週刊誌に面白いことを書いていた。
iPodの収録曲リストを他人に見られるっていうのは、自分の日記を見られるより恥ずかしいような気がしてきたんだよ。
クラシックばっかり3000曲入っているのに、10曲だけモーニング娘。が入っていたりさ。
(週刊ポスト2005.2.18より抜粋)
私の知人のiPodには、音楽だけではなくカリスマ経営者の講演や自分の子供の声なども入っていて、面白かった。「学生の頃よく見ていたドラマの最終回を入れたよ」(←もちろん音声)という具合に、ほんとにその人物を反映していると思った。
ちょっと話がそれてしまうが、先日こんな話を聞いた。女性の声(卑猥な声および音)を録った膨大な音声ファイルをiPod shuffleに入れて「新しい大人の玩具」として売っているというのだ。使い方は、シャッフルして聞くだけだ。アダルト業界は、アイディアを具体化するスピードがほんとに速い。個人でこれと似たようなことをやっている人もいるだろう、多分。
そういえば、好きなアイドルが出演しているテレビ番組(映像)をケータイに入れて持ち歩いている人が紹介されていた。10枚くらいメモリカードを持っていて、気分によって差し替えるそうだ。大容量のカードが発売されたら、デビューから引退までのオール映像を身につけて持ち歩くと‥
さて、話はもどって‥メディアラボでの雑談。「近い将来、音楽やドラマを身につけて行動する」の”音楽”は想像できる範疇だったが、”ドラマを身につける”というのがイメージできなかった。
昨日、ラーニングサイトに掲載する「インターネット日記学」の原稿を編集していて、「もしかして、こういうことか?」という閃きが走った。(←勝手な閃き)ノートにスケッチを描いて、イメージを整理している。iPodのプレイリストが所有者の音楽観を反映するという考え方を大きく、大きく広げてみたのだ。
文章では説明できないのでスケッチを載せた方がよいかもしれない。時間が許せば後ほど。
(いいのか、こんなことをやっていて‥)
2月 16, 2005 [01ms1]monkeyish studio | Permalink
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