これから登場するスタークリエーター集団[3]
1996年前後、CD-ROMコンテンツのオーサリングでは最高のノウハウを持っていたmidiCityは、その分野を目指す人にとっては憧れのクリエーター集団であった。1991年、米アップル本社を訪れ、CD-ROMオーサリングシステムを4,000万円で購入、当時の国内CD-ROMタイトルの4割りはこのシステムが使われた。(600MBのハードディスクが200万円くらいで販売されていた時代。)
どの会社もそうだが、1995年後半あたりからWebの仕事が急増してくる。96年になると仕事の半分以上がWebになる会社もあった。トヨタや日産などの大企業が積極的にShockwaveムービーをサイトに導入し始め、クリエーターの興奮度も120%(新しいものを作ってやる!という意気込みがすごかった)、Webデザインが爆発していた非常にエキサイティングな時代。(作りたいもの重視、ユーザー軽視の滅茶苦茶な時代だったともいえる。)
Shockwaveムービーの採用で話題になったのは企業サイトだけではない。むしろ音楽アーティストのサイトの方が音楽雑誌などにも取り上げられ、一般層には影響が大きかった。その代表作が「tomomi kahala Shockwave」である。音楽プロデューサー小室哲哉氏のレーベルORUMOKに所属していた華原朋美のWebサイトに採用されたもの。当時、ミリオンヒットを出しておりWebサイトも注目されていたので、Shockwaveムービーの目新しさとの相乗効果で大きな話題になったのである。
すでにサイトは存在していないが「Internet Archive Wayback Machine」でアーカイブされている。1996年公開で4年間弱、更新されていたようだ。

アーカイブの大きなメリットは、「Webサイトの一生(公開、リニューアル、閉鎖、ドメインが売られるまでの流れ)」を見ることができることだ。
但し、アーカイブを嫌う情報は当然、公開を制限するので知るには「取材」が必須なわけだが‥(私もアーカイブされたくない情報は公開していない。)
続く‥
2月 12, 2005 [05cc2]クリエーター[コラム] | Permalink
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