本の進捗メモ4[SWD]
オーバースペック・リクワイアメントについて考える。日本は、過剰なほど品質にこだわる人が多い国なので、物やサービスを提供する側は大変である。逆な見方をすれば、だからこそ日本には高品質なサービスが多いのだ。宅配便にしても交通機関(特に鉄道)しても、素晴らしい。5分遅れただけで(車内放送を使って)車掌が何度も謝るという国は他にあるのだろうか。
さて、本の場合だが、陥りやすい問題がある。リクワイアメント(Requirement)を積み重ね過ぎると、確実にオーバースペックな本が出来上がってしまうのだ。
初めて書く人が特に陥りやすいのだが、”初めての試み”という場合も同様だ。私も昨年の段階では、500ページクラスのゾーンに入り込んでいた。後半、なんとか抜けだし、本来の購買対象者を確認することができた。あのまま進めていたら、「初心者には難しく中級者には物足りない」という内容になっていた可能性が高い。
映像には”時間”という制約、本には”ページ数”という制約があり、何を捨て何を盛り込むか、まさに「編集」技の世界なのである。有益な情報がいくらあっても、商品化にはテクニックが必要だ。
‥ということで、現在、テキストと図版をリミックス中である。私はこのプレイを「BJ」と呼んでいる。

※[SWDメモ]が付くエントリーは、2月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2005/1/12)
1月 12, 2005 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | Permalink
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