本の制作日記[22]CSSハック
ハックの扱いをどうするか、非常に難しい。「ホームページ」系の初心者向けCSS本は、ばっさり削っているものが多い。中小企業向けのWebセミナーなどで大量に採用される市販本の傾向を見ると、あえてブラックボックスにしておく理由がわかる。
デザインテクニックを求める層に対してはどうだろう? 問題はハックも日々進化していることだ。これはWebデザイン専門誌を(昨年春から現在までの10冊ほど)見れば確認できる。使用するデザイナーが増加することで問題点が指摘され、後に修正したものが公開される、そしてまた広まる。
ブラウザのバグというのは変わらないので基本として定着しているが、使われ方に変化が見られる。例えば、ブラウザの領域外にテキストを飛ばして音声読み上げソフトに対応させる方法が(ページ内で)過剰に使われ、SEOスパムに似てくると、それに対しての議論が出てくるのだ。このような展開はダイナミックで、新たな考え方に日々ふれていくのは面白いが、本のなかで解説するときは、かなりシェイプアップしてまとめないと心配である。
CSSは標準規格だし、わりとシンプルなので本も作りやすいのだが、ハックの扱い方によっては「商品」として失敗してしまう。特にブラウザのバグを利用したトリッキーな技というのは、資格取得などをノーマルレベルとして勉強している人たちにとって相当、違和感があるようだ。(メモ)

1月 27, 2005 [01bi1]本の執筆-進捗! | Permalink
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