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2004/11/21

ユーザー・コンプライアンス[SWDメモ]

Webデザインが非常にややこしくなってきた。「テーブルレイアウトは衰退していく」と言われているが、単純にCSSで再現するだけなら、分かりやすい。ところが実際は、かなり複雑なことになっている。

取材を通して感じたことは「コンプライアンス(compliance)」というキーワード。通常、企業においては「法令遵守」、簡単に言えば法律、規則を守ることだ。
これがWebにおいては(Complyの「願い、要望に応える」という意味から)「ユーザー・コンプライアンス」というレベルに落とし込まれる。簡単に言えば、多くのユーザーの期待に応えることである。もっと具体的に言えば、企業サイトのトップページに「○○社はアクセシビリティに配慮したWebサイトづくりを実践しています」と表記すること。必要かどうかの検証よりも、その取り組みを外に示すことが重要となる。バンドワゴン効果だったり、右に倣えの安易なやり方であっても、これが出発となる。ヒアリングによって、後に引けない状態になっているのが見えてきた。

そのしわ寄せは、Webクリエーターへやってくる。真っ先に直面するのは、Webサイトのリフォームである。自治体のサイトなどを見ると、見栄えを変えずに再構造化、再マークアップ、CSSデザインに移行した例が多々ある。(テーブルレイアウトは一切使われていない。)企業サイトでも増えてきた。この流れは、Webデザイン業界の中で見るより、代理店の思惑や企業が打ち出すユーザー・コンプライアンスの強制力を見た方が先読みできると思う。

WEB BASIC キャラクター
※[SWDメモ]が付くエントリーは、1月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2004/11/21)

11月 21, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! |

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