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2004/11/30

Structured Web Design Live ![2]

現在、執筆中の書籍「Structured Web Design」(←という名前の本ではなくて、A社、B社、C社から出版されるWebデザイン本に共通する概念のこと。3冊は各々、切り口が異なる。1月末?に発売されるのは2冊の予定。)の出版記念ライブは、以下の実演Bに決定。

■実演A:
商品パンフレットから必要な情報を取り出し、構造化、マークアップ(XHTML)、デザイン(CSS)の順に作業を進める。実演のポイントは、ワークフロー。

■実演B:→この内容で実演
すでに公開されているWebページ(テーブルレイアウト)を分解、再構造化、再マークアップ(XHTML)、リフォームデザイン(CSS)の順に作業を進める。実演のポイントは、CSSによる(アクセシビリティを損なわない)テーブルデザインの再現。

■検証:
CSS対応Webブラウザで検証
音声ブラウザで検証(ホームページリーダー3.01)
インターネットTVで検証
ページ印刷の検証

ライブでは、テーブルレイアウトなど、物理マークアップを含む既存サイトを「標準準拠」にリフォームする。単に「標準」リフォームして、すべて良し、とはならないのが現実。苦悩するWebクリエーターを演じてみたい。

出版記念ライブなどとカッコつけているが、執筆中の12月中に(こっそり‥)おこなう予定。今回は、Flashのように手際よくプレイできない可能性大。私は、デザインの仕事をしていないので、定期的にこのようなチャレンジをしないと、感性を維持できない。「頭で理解していても、実際に作業するとうまくいかない」という体験が欲しいのである。
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11月 30, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/29

Flash Re.Ex.A

本日発売の「web creators」1月号でFlashインターフェースの3つの視点について書いた。WebデザインにおけるFlashエレメントをインターフェースデザインという切り口で見直してみた。
Flashインターフェースの3つの視点
これも、只今執筆中の‥「Structured Web Design」の考え方に則して、体系化したもの。「Flash Re.Ex.A」という(クライアント説得用の)バランスチャートも作成中である。

雑誌の方は、メニューデザインに関する基礎知識を学べるよう構成されている。再学習に役立つのではないだろうか‥
雑誌のページ画像

11月 29, 2004 [01mr1]執筆した記事の情報 | | トラックバック (0)

2004/11/27

マクロメディアのサイトをケータイで閲覧

私は外出が多いので、どこでも作業ができるようにハンドヘルドPC(NTTドコモのシグマリオンII)を持ち歩いている。カラーディスプレイだが、(ネット接続しなければ)2、3日バッテリーがもつので重宝する。メールの送受信は、携帯電話を使う。パソコンで使っている8つのメール全てをFOMAで受信、スパムメールやウイルスメールはここで削除される。パソコンを使うのは、PDF添付があったり、長文を送信するときだけ。ケータイの依存度はきわめて高いのだ。

外出先(例えば、待ち合わせのカフェ等)で作業していると、Webサイトにアクセスしたい時が多々ある。原稿を書きながら見る、という姿勢が理想なので片手で持つことができるケータイで閲覧できれば一番良い。
そこで、話題の「jig browser」をFOMA F900iにインストールしてみた。便利なのは、パソコンからブックマークを編集できること。RSSリーダー機能も搭載されている。
jig browserの画面

マクロメディアのWebサイトにアクセスしてみた。もちろん、Flashムービーは表示されないが、基本情報はほぼ得ることができた。ブログのようにXHTML + CSSで作られているサイトは、等しく情報が得られる。スタンダードなHTMLの恩恵と捉えてよいかもしれない。要するに、携帯電話用のページがいらない、振り分けも必要ないということだ。
ケータイで見るマクロメディアのWebサイト

ケータイで見るマクロメディアのWebサイト

今回は体験版をインストールして試したが、利用料金は月額1,000円。なかなか魅力的なサービスである。但し、本格的に使うならパケット通信の定額制(ドコモならパケホーダイ)にしておいた方が安心だ。ちなみにページが表示されると、かかったパケット料金がブラウザの下に表示される。

近々、ケータイ専門のブラウザベンダーが数社現れ、開発競争を繰り広げるかもしれない。現在、パソコンと同様の使い方ができるレベルまできているので、今後はケータイの特性を活かしたブラウザの登場を期待したい。
来年あたり、ケータイでマクロメディアのサイトにアクセスしたら、モバイル用のFlash Playerがインストールできるようになっているかも‥しれない。

11月 27, 2004 [08ac1]ツール関連[コラム] | | トラックバック (0)

2004/11/25

”状況に応じた”Webデザイン[SWDメモ]

1995年11月、W3Cは「構造を定義するマークアップ言語」として「HTML 2.0」を勧告する。(今から9年前のことである。)ところが、激化するブラウザ開発戦争にかき消され、物理マークアップが定着してしまう。自社のブラウザを優位にするため、NNが文字を点滅させるタグを作れば、IEは文字をスクロールさせるタグを作る。互換性のない独自拡張タグが氾濫する。

W3Cは、ブラウザ戦争によって生み出された独自拡張タグを取り込み「HTML 3.0」の仕様作りを始めるが、けっきょく破棄した。(当時「HTML 3.0 入門」が何冊か発売されている。)
最初の思想に立ち返るため、1996年12月、「HTML 3.2」と「CSS 1」を勧告。”構造とデザインの分離”を推奨する。

但し、あまりにも物理マークアップが広まり、長い間使われていたので、段階を経て移行できるように「HTML 3.2」には、フォントサイズなど、数種の物理マークアップを可能にした。そして、1997年11月に勧告された「HTML 4.0」では、論理マークアップに移行、後‥「XHTML 1.0」でやっとWebデザインの原点に返る。

構造とデザインの分離の思想は、今から8年前にあったもの。ずいぶん時間がかかった。ゆっくりと動き出したのは、2000年である。CSSに対応したブラウザが出揃ってきた時期だ。

現在、Microsoft、Netscape(AOL)、Opera などのブラウザベンダーは協調しており、ようやく矛盾のないスタンダードなWebデザインが可能になってきた。

これからWebデザイナーが学ぶことは、「標準」である。但し、テーブルを使ったレイアウトデザインなど、まだ捨てきれない物理マークアップが多々ある。クライアント(発注者)との意見交換を積極的におこない、”状況に応じて”使い分けないといけない。

Webクリエーターの力量が問われる時期がきた。「テーブルレイアウトはそのままでいい、まずSEOの対策を急いでくれ」と依頼された時、マシンアプローチの学習が必要となるが、その前に「標準」を習得しておくべきだろう。「不必要なタグを取って、CSSで現在の見栄えを再現してほしい」という要望も同様だ。
”状況に応じた”Webデザインの時代がこれから数年続く。

WEB BASIC キャラクター
※[SWDメモ]が付くエントリーは、1月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2004/11/25)

11月 25, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/24

Flashのブックメタファ

フランスの劇場用アニメーション「Les Triplettes de Belleville」(ベルヴィル・ランデブー)のWebサイトで表現されている本のメタファ、ここで採用されている”ページめくり”は気持ちがよい。
ドラッグして”めくる”という操作に戸惑うので、ユーザビリティの視点から一言いいたくなるが、このような絵で魅せるイメージ情報なら「使いにくいけど‥面白かった、楽しかった」という(機能評価ではない)ユーザー体験を重視して良いのかもしれない。
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このメタファは、美術館や博物館に常設する(子供向けの)体験型キオスクなどに有効だと思う。タッチスクリーン・ディスプレイなら指で本をめくっていくことができる。

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11月 24, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/11/23

次世代オーサリングツールから発想するStructured Web Design[SWDメモ]

1997年、今から7年前、テーブルタグを使ったグリッドシステムの手法が広まる。専門誌では、最先端のWeb技法として紹介されていた。それ以前からテーブルレイアウトは使われていたが、システム化されたものをワークフローに取り込んでいったのは、この頃である。サイト構築の支援機能が注目され評価されていたNetObjects 社の「NetObjects Fusion 2.0」などもリリースされた。
20041123_1.jpg

テーブルタグを使ったグリッドシステムの需要は日々高まり、GoLive Systems 社の「GoLive CyberStudio 3」が大胆に‥採用した。(このオーサリングツールは、現Adobe GoLiveの前身。)DTPソフトのようなルック&フィールを実現したツールとして話題になった。
20041123_2.jpg

CyberStudioが可能にする、レイアウトグリッドによる正確なページビルディングは、Webクリエーターにとって待望していた機能だった。しかし、印刷物のようなレイアウトデザインを試みた多くのWebページには、膨大なテーブルタグが記述され、画像ファイル並のデータサイズになることもあった。当時、テーブルタグを手作業で減してくれる有料サービスもあったほど。
それでもCyberStudioが残したものは大きい。これをきっかけに、構造を複雑にせず、表現力を高めるテーブルレイアウトのレベルが向上したのだ。

現在発売されているGoLiveやDreamweaver、ホームページビルダーなどのオーサリングツールには、まだテーブルタグを使ったレイアウト機能が残っているが、プロモーションにおける扱いは小さい。現バージョンは、CSS対応やアクセシビリティへの配慮を売りにしている。但し、想像の域を出ていないものだ。大きな関心は、来年発売される新バージョンである。

本書のテーマであるStructured Web Design は、(少々大袈裟だが‥)次世代オーサリングツールを開発するための発想に近い。そういうプロセスで本の構成を考えるべきと判断した。Webクリエーター仕事の大半は、見栄えを保証することだが、マシンアプローチに関わる概念をどこまで取り込めば、ヒューマンアプローチと相互作用するのか、よく考えないといけない。

WEB BASIC キャラクター
※[SWDメモ]が付くエントリーは、1月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2004/11/23)

11月 23, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/22

マシンアプローチとヒューマンアプローチ[SWDメモ]

本書は、これからCSSに取り組んでみようというWebクリエーターやWebリフォームの発注をしなければならないIT関連の担当者などを読者として想定している。専門用語は避けて通れないので、いかに体系的に解説していくか、というのが肝となる。
昨日、「Webデザインが非常にややこしくなってきた」とメモしたが、最初に行う作業は絡まった糸をほどいていくことだ。そこで「人間」と「機械」という判断しやすい視点で進めていこうと思う。

まず「マシンアプローチ」と「ヒューマンアプローチ」に分け、理解しやすいキーワードを取り上げながら、まとめていきたい。
そもそもマークアップというのは、自然言語による「文書」を「マシンに理解」させるためのもの。だから、論理マークアップが正であり、Webクリエーターが行っていた物理マークアップは問題があったのだ。しかし、デザイナーの仕事の大半は、見栄えを整えることだから、ブラウザに表示される結果で評価されるという事実を軽視できない。かつてCSSを使うと簡素なデザインにしかならない、と言われていたが、ある意味しかたないと考える。

●マシンアプローチ: 構造化、マークアップ、メタデータ、SEO対策

●ヒューマンアプローチ:
・ユーザービリティ
・ユーザーエクスペリエンス
・アクセシビリティ
インターフェースデザイン、レイアウトデザイン、グラフィックデザイン、アニメーション、映像、サウンド、インタラクティブデザイン

WEB BASIC キャラクター
※[SWDメモ]が付くエントリーは、1月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2004/11/22)

11月 22, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/21

ユーザー・コンプライアンス[SWDメモ]

Webデザインが非常にややこしくなってきた。「テーブルレイアウトは衰退していく」と言われているが、単純にCSSで再現するだけなら、分かりやすい。ところが実際は、かなり複雑なことになっている。

取材を通して感じたことは「コンプライアンス(compliance)」というキーワード。通常、企業においては「法令遵守」、簡単に言えば法律、規則を守ることだ。
これがWebにおいては(Complyの「願い、要望に応える」という意味から)「ユーザー・コンプライアンス」というレベルに落とし込まれる。簡単に言えば、多くのユーザーの期待に応えることである。もっと具体的に言えば、企業サイトのトップページに「○○社はアクセシビリティに配慮したWebサイトづくりを実践しています」と表記すること。必要かどうかの検証よりも、その取り組みを外に示すことが重要となる。バンドワゴン効果だったり、右に倣えの安易なやり方であっても、これが出発となる。ヒアリングによって、後に引けない状態になっているのが見えてきた。

そのしわ寄せは、Webクリエーターへやってくる。真っ先に直面するのは、Webサイトのリフォームである。自治体のサイトなどを見ると、見栄えを変えずに再構造化、再マークアップ、CSSデザインに移行した例が多々ある。(テーブルレイアウトは一切使われていない。)企業サイトでも増えてきた。この流れは、Webデザイン業界の中で見るより、代理店の思惑や企業が打ち出すユーザー・コンプライアンスの強制力を見た方が先読みできると思う。

WEB BASIC キャラクター
※[SWDメモ]が付くエントリーは、1月発売予定Webデザイン本の執筆メモを断片的に掲載したもの。(2004/11/21)

11月 21, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/20

今月末まではWebデザイン本の制作日記

今日から、しばらくの間、(実は作業も切迫してきたので‥)Webデザイン本の執筆作業を公開していきたいと思う。‥といっても原稿を公開するのではなく、執筆のためにメモしたものを載せていきたい。思いつきメモなどランダムに載せるので、記事としては成立しないかもしれない。また、実際に発売される本にすべて反映されるわけではないので、ご了承を。メモがある程度、まとまってきたら「WebDesign MAKING BOOKS」ブログに移行する予定。

Flash 関連本の仕事が現在ないので‥Flash記事は滞り気味になるかな、という感じだが、雑誌記事に関連した話題は合間に公開していくつもりだ。(※講座の方も‥心苦しく弁解。)
ただ、Webデザインの中には当然、Flashも含まれているので、クロスオーバーする内容も多い。特にアクセシビリティとFlashに関する話題については深く考えていきたい。

WEB BASIC キャラクター

11月 20, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/19

Structured Web Design Live !

書籍を執筆中もしくは出版後にいつも行っている実演ライブ、今回は「SWD Live !」と題して挑戦。Flash 以外では初めての試みである。現在、執筆している本はすべてWebデザイン関連(しかも「Structured Web Design」という新しいテーマ)なので、以下のような内容で考えている。(実演A、Bどちらか選択。)

■実演A:
商品パンフレットから必要な情報を取り出し、構造化、マークアップ(XHTML)、デザイン(CSS)の順に作業を進める。実演のポイントは、ワークフロー。

■実演B:
すでに公開されているWebページ(テーブルレイアウト)を分解、再構造化、再マークアップ(XHTML)、リフォームデザイン(CSS)の順に作業を進める。実演のポイントは、CSSによる(アクセシビリティを損なわない)テーブルデザインの再現。

■検証:
CSS対応Webブラウザで検証
音声ブラウザで検証(ホームページリーダー3.01)
インターネットTVで検証
ページ印刷の検証

詳細は、後ほど。

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11月 19, 2004 [01bm1]本の執筆メモ公開中! | | トラックバック (0)

2004/11/13

QRコードでFlashムービーとケータイを連動させる

今日は、QRコードを利用したFlash コンテンツについて、意見交換。ご存じの通り、QRコードは製造、物流、流通、サービスなどさまざまな分野で使われている。QRコードを読み取れるケータイが増えているので、名刺やシール、クーポン券、新聞のチラシ、ポスターなど、いたる所で目にするようになった。

FlashにQRコードを取り込んだ画面

QRコードのQRとは、Quick Responseの略だから、高速読み取りが利点だ。しかもバーコードより大容量である。ケータイを使うメリットは、QRコードが破損に強く、読み取る角度もピントがあっていれば自由ということだ。読み取るのにコツがいるようでは普及しない。

アルプス社の文庫サイズ版「携帯mini東京マップ」は、地図ページにQRコードを載せていて、読み取るとエリアの周辺情報(宿泊や飲食など)を得られる仕組みになっている。価格は、714円(税別)でコンビニなどにも置いてある。
シャチハタの「stamkey」は、QRコードのスタンプだ。このスタンプを買うと、自分のホームページが開設できる。まったく新しいホームページサービスと言えるだろう。スタンプのデザインは、GROOVISIONS が担当しており、商品としても可愛らしく、魅力的なものになっている。
stamkeyサイトの画面

QRコード作成のツールはいろいろ公開されているが、今回はNTTドコモの「QRファクトリー Ver2.0」を使用した。(KDDIなら「2次元コードメーカー」、ボーダフォンは「QRコードエディター for Mobile」、シェアウェアの「PiQR」なら全てのキャリアに対応。税込み2,980円。)
QRファクトリーの画面

ネット検索してみると、QRコードに3KBほどのBASICゲームのプログラムを埋め込んでTシャツに刷っている人がいたり、PCゲームの中でケータイを連動させ、謎を解かせるという仕組みを考えている人もいて、なかなか楽しい。
Flash コンテンツにメッセージを含んだQRコードを複数取り込んで、ケータイ連動型のプロモーションムービーを作成できるのではないか、というのが今回の実験。

11月 13, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/11/12

ケータイ Flash のアイディア

雑誌記事で取り上げるため、ケータイ Flash コンテンツにおけるクオリティ制御の事例について調べてみた。マクロメディア社のサイトに掲載されている「T-Mobileが提供するヨーロッパ発の Flash Lite 1.1対応モバイルサービスについて」の中で、レンダリング品質を制御しているケータイコンテンツを紹介していた。以下のような内容。

・ニュース画面では、テキストをスムーズにスクロールできるようにレンダリング品質を「低」に制御
・天気予報の画面では、天気図等の画質を重視してレンダリング品質を「高」に制御

紹介記事の画面
詳細は「News Express - Free Trial」を参照。ケータイの場合は、さまざまな制約があるため、小技の連携、センスで勝負が決まる。まさにFlash オーサリングのベーシックノウハウが詰まっている感じだ。

コンビニなどに並んでいるケータイ専門誌を見ると、ケータイのFlash は知っていても、PC のFlash は知らないというユーザーが意外に多く、驚かされる。(Flash Playerの普及率が高いので、パソコン閲覧では意識されていない、ということだろう。)
ケータイではFlash対応の機種が限定されているので、全体的に露出は控えめだが、

アートやデザイン分野ではFlash らしい魅力的なコンテンツが続々登場している。例えば、ケータイ Flash サイトの「フラモバ」やケータイアプリの検索ポータルサイト「モバイルゲームチャンネル」(ここはFlash コンテンツの登録も可能)などを見ていると、その可能性を感じる。
「フラモバ」サイトの画面

それにしても、ケータイの世界は、アイディアの宝庫である。以下、面白いケータイアプリ(Java)を列挙してみた。ほんの一部の紹介。(全てフリーウェアとして公開されているもの。)コミュニケーションツールからラーニング教材、ゲームのオーサリングツール、マッサージ機まで、ケータイのコンテンツは実に楽しい。環境が整えば、インターフェースにFlash を採用して、もっとアイディアが広がるはずだ。

■「Paint BBS」(無料)
ケータイのキーでドット絵を描くアプリ。色数は256色をサポート。描いた絵は、GIFに変換、専用掲示板にアップロードできる。

■「iステータス」(無料)
お互いのステータス(状況)が一目でわかるコミュニケーションツール。実用性が高いアプリ。

■「AX300Rzv」(無料)
予約したい番組や録画フォーマット等を項目ごと選択、入力し、ケータイから番組の録画予約を行うアプリ。NECのホームAVサーバ「AX300」専用。

■「Cam4Mobile」(無料)
PCカメラ、キャプチャーボード等から得た静止画(JPEG)をサーバーから定期的にダウンロードし、表示するアプリ。

■「ヴィジュアルノベルプレゼンタ」(無料)
ケータイで、ヴィジュアルノベルゲームを制作するオーサリングツール。iアプリ上で実行する。

■「国際宇宙ステーションを見よう」(無料)
約400km上空に建設される有人施設「国際宇宙ステーション」の現在位置と軌道情報を表示するアプリ。

■「携帯マッサージ」(無料)
ケータイのバイブ機能を利用してマッサージ機にしてしまうアプリ。ケータイを肩や腰に当てて使用する。

■「PachiManager2」(無料)
パチンコ、パチスロ専用の多機能収支管理アプリ。データ集計だけではなく、月別・日別のチャートも表示。

■「カップ麺タイマー」(無料)
3分経つと懐かしのメロディで知らせてくれるカップ麺用のタイマー。

11月 12, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/11/11

Flexplay DVD

劇場公開と同時発売されるEZ-Dが話題になっている。今回は「NOEL」のFlexplay 48-Hour DVDだ。EZ-Dというのは、空気に触れてから変質が始まって、約48時間後には試聴できなくなるDVDのこと。昨年の5月に発表されたが、環境団体などから避難の声が上がっていた。現在、リサイクルのシステムを整備しているようだ。(試聴済みEZ-Dを6枚返送すると1枚無料でもらえる「EZ-D回収奨励プログラム」などがある。)

発売される映画NOELの時限DVD
発売されるNOEL のDVDは、$4.99 だから、530円くらい。劇場公開と同時発売する理由は、とても興味深いもの。映画の事前評価が低かったので、公開を5都市に限定したというのだ。その代わり(48時間しか試聴できない)DVDを同時発売して、劇場を訪れる顧客層の鑑賞機会を確保するという狙い。
Flexplay DVDは、イベントで配布するプロモーションDVDとしても利用価値があるかもしれない。時限があるので、ある種の強制力が期待できる。(いつか見よう、と思って忘れられ、結局捨てられるよりは良いという見方。)

ただ、やはり‥気になってしまうのは、試聴できなくなったDVDのリサイクルだ。更なる普及を目指すなら、環境に配慮しているというアプローチが先かもしれない。実は、私もFlash 講座を収録したCD-ROMを無料で大量に配布しようと準備していた時、「環境のことを考えて、ダウンロードにしませんか?」という意見をいただいたことがある。たしかに、ネットで完結すれば、一番良いのかもしれない‥
(講座の映像配信についてはサーバー容量の問題などあって、まだ未解決なのだが。)

参考:
カリフォルニア州、大量送付されるCDのリサイクル法案を審議

11月 11, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/11/10

8ball[Flash MX 2005?]のグラフィック機能に驚嘆

Macromedia MAX にて 8ball(次期Flash)のデモが公開されたので、すでにご存じかと思うが、グラフィック機能がFlash 5 以来の大幅強化となった。はっきり言って、ここまでやるとは予想していなかった。
Macromedia MAX ページの画面

講座でやろうとしている作業が進まない。今やっている技法の多くは、まったく無意味になることが分かったからだ。新しいFlash のリリースはまだ先の話だが、モチベーションを上げるための苦しい日々が続くと思う。

例えば、新しいFlashでは、角の形状を調節できる。Flash上でグラフィックを扱うデザイナーにとって画期的な機能といえるだろう。角丸のラウンド結合が表現上の問題を抱えていたが、もう分解する必要はない。あと、線にグラデーションを入れることが可能になった。
角の形状のサンプル図

グラデーションのトゥイーンが可能になったことも創作意欲を駆りたてる。今までにないアニメーション表現ができると思う。合体させずに描画できるシェイプも使い勝手を向上させる。私が個人的に興味を持ったのは、

インスタンスに適用できる「Blend mode」(合成モード)である。Photoshop やAfterEffets ではお馴染みの機能だが、これがFlashにも搭載された。(下の画像はPhotoshopのBlend mode)
Photoshopの合成モード

Maelstrom については東京でも公開されたので、そのパフォーマンスに驚いたと思うが、米国ではPCデスクトップ上のアニメーションデモもあった。デスクトップを動きまわるキャラクターマスコットなども作成できるようだ。

アニメーションを担当するデザイナーにとっては、「Real-time graphic effects」が非常に役立つ。タイムラインエフェクトのドロップシャドウに失望した人もこれなら納得するだろう。何といってもリアルタイム処理である。前にも書いたが、Appleの「Motion リアルタイム・デザインエンジン」の使用感に近いものがある。それは、ビデオにおける新機能「real-time transparent alpha channel」を見れば、理解できると思う。

「パフォーマンス」「表現の追求」「標準化」が次期Flash の売りとなる。ActionScript もECMAScriptの第4版に沿って発展させるようだ。

あくまで開発途中のデモなので、最終的にどうなるか。(私の先走りも多々あるかもしれないので‥)詳細は、Macromedia 社のWebサイトに掲載されている「Maelstrom」のレポートページを参照して頂きたい。

11月 10, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/11/09

FLASH BASIC 講座について

ぱったりと更新されなくなった「FLASH BASIC blog」についてのメールをほぼ毎日頂戴している。なんとか、公開していきたいのだが、3点ほど問題があって中断。2つはプライベートなことなのでモチベーション次第だが、もう1つが待ちの状態。
ただ、これ以上モタモタしていると、ほんとにFlash MX 2005 ‥に追いつかれるので、順序が滅茶苦茶になってしまうが、断片的でも更新していこうと思う。週末目標で、進めてみたい‥
講座のキャラクター

11月 9, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/11/07

Flash 本の中国語版

突然だが‥「操作影片片段」が何を意味しているか分かるだろうか?
これは「ムービークリップを制御」である。「モーションパスの準備」は「準備導引線」、「タイムラインエフェクトを使う」が「使用時間軸特效」だ。実は、Flash 本が中国語版として発売されることになった。
中国語版の写真

本の編集は、台湾の出版社がおこなった。まさか、サルが表紙になるとは思わなかったが、目立って良いかもしれない。(何より、このサルが異国でデビューするというのは感慨深い。)写真では分かりにくいが、サルのアニメシルエットがパターン印刷されており、なかなか手触りがよい。

本の中身

価格は、520元である。もちろん日本では売っていない。
中国から留学生が来たときに教科書として使えるかもしれないので、一応、学校関係者の方々には宣伝させていただいた。日本語版の本と同じ構成なので、先生は日本語版、学生は中国語版という講座が成り立つ。私もこの本で、Flash講座を想定した中国語を勉強してみたいと思う。

11月 7, 2004 [01br1]執筆した本の情報 | | トラックバック (0)

2004/11/05

ワケルくんサイトはアクセシブル

只今、本のキャラクターを制作中。Flash 本で登場させた monkey のように、エデュキャラとして露出させる予定である。

私は、デザイナーでもイラストレーターでもないので、あくまで第二領域として(要するに趣味で)キャラクターを作っているのだが、興味は強く、企業や自治体などのキャラクターもチェックしている。
ずいぶん前に一度ご紹介した仙台市ごみ減量・リサイクル情報総合サイトのキャラクター「ワケルくん」は、自治体キャラの成功例。キャラクターの世界観が構築されており、とても人気がある。シュールな癒しの魅力があって、私も好きである。「ワケルネット」をご覧になっていただきたい。

CMギャラリーの画面
ワケルくんの部屋「CMギャラリー」では、コマーシャル(Flash Playerで見る)が公開されているが、これがなかなか良いのだ。(ワケルくんの歌も聴ける。)

ペーパークラフトの画面
ワケルくんの部屋「ペーパークラフト」もキャラクターの価値を高めるグッズとして効果的に機能している。ペーパークラフトのデータは、PDF で提供されている。

さて、話題はちょっとずれるが、このサイトは、XHTML + CSS でデザインされている。古いブラウザで閲覧しても、等しく情報が得られるし、音声ブラウザの読み上げ順も調整されている。
Webリフォームは水面下で着実に進んでおり、見栄えに変化がなくても、XHTML + CSS に変更したアクセシブルなサイトは増えているのだ。Webデザイナーの方々は、是非ともサイトのソースも日々見てほしい。
CSSが適用されたページ画面
CSSが適用されないページ画面

11月 5, 2004 [06wc1]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

2004/11/04

どうなるFlash 本

書店まわりが趣味なので、打ち合わせや取材の空き時間を使いながら、(駅前の本屋さんから大型店まで)何軒も訪れる。今年の夏くらいまでは、Flash 本の新刊を中心に見ていたのだが、その後、動きが鈍くなり、新たに出版されるという話も聞かなくなってしまった。小さな本屋だと、Flash 本のコーナーが確実に縮小しており、すっかり落ち着いた感がある。

店頭に並ぶ書籍の写真

店頭に並ぶ書籍の写真

リリースされてから1年でこうなるとは想像していなかったので、ちょっと寂しい。Flash 5 の盛り上がりを振り返ると、あきらかにアニメーション嗜好のアマチュア層が底辺を支えていた。(今では考えられないような他分野の作家がFlash を持ち上げていたし、作品も発表されていた。)

MX 戦略以降、ターゲットが明確になった。プロフェッショナル向けの製品として宣伝することで、アマチュア層のバージョンアップが減ったり、

一般誌などには扱われなくなるが、必要とするユーザーには確実に届くという利がある。高額商品が成立するし、囲い込みもしやすくなるのだ。

実は、我々にもメリットはある。対象を絞ったカリキュラムで進められるからだ。プロフェッショナル化によって、Flash 5 のような時代は再びやってこないし、本も以前ほど売れなくなる。安価商品を大勢の人にアプローチすることは難しくなるのだ。ただ、ターゲットを絞り込んで売っていくということは、企画重視とクオリティ勝負になるということだ。この状況をチャンスと捉えている人も多いのではないだろうか。店頭には新刊がないのだから、今だから目立つということもある。

例えば、専門雑誌と連動して新しい方向性を持ったクリエーターを露出させ、エバンジェリストとして活躍してもらう等、Flash の切り口はまだまだあるし、しっかり企画すれば可能性はある。次期製品が期待されるときほど、テクノロジーから離れた領域で活躍しているクリエーターの力が必要となる。Flash 5、MX、MX 2004 問わず、地味ながら‥良質な作品を送り出している人の出番だ。

それにしても、Flash という製品はどこに向かうのか? ユーザーニーズの多様化が、製品サイクル短期化を促進することより、デザイナーと開発者の二分法で商売することの難しさもよく考えておきたい。

11月 4, 2004 [01br1]執筆した本の情報 | | トラックバック (0)

2004/11/03

本の執筆、進捗[1]

3冊の書籍を同時に執筆していることは前に書いたが、年内は2冊に絞ることにした。‥といっても2005年までもう2ヵ月もないので、ちょっと後回しにした感じだ。(2冊は、1月中には発売したいという勢いである。)決して作業が大変ということではなくて、Webデザイン関連の取材をきちんとやっておこうと思ったのだ。

何やらWebデザイン業務において大きな流れを感じるのだ。その動きは、代理店とか組織でWebサイトを開発しているプロダクションに見られる。「えっ、そういう発想でワークフローを組み直すの?」という驚きがある。
Webデザインの本を新たに書いているのだから、少々フライング気味であっても、先取りしたいと思っているのだ。(とはいえ、本も商品。あまり新しい概念を持ち込むわけにはいかない。難しいところだ。)
謎のフローチャート図

11月 3, 2004 [01bi1]本の執筆-進捗! | | トラックバック (0)

2004/11/02

Flash Machinima の可能性[4]

8月に発売された「DOOM 3」は、4年の歳月をかけて制作されたPCゲーム。id software のリアルタイム3Dレンダリングエンジン技術の集大成と言える。DOOM 3 サイトでスクリーンショットが公開されているが、「これがリアルタイムに計算され、表示される絵か?」と驚いてしまう。
DOOM 3サイトの画面
DOOM 3には、強力なMOD(Modifications)機能が搭載されている。[Ctl]+[Alt]+[半角/全角] でコンソールウィンドウが開くので「editor」と入力する。すると、ゲーム画面からEditモードに切り替わる。ゲーム開発で使用したツールと同様のものが使えるようになる。ゲーム本体の実行ファイル以外、すべてのソースデータが編集可能となるのだ。ユーザーがプロダクトを自由に編集できる醍醐味、MOD文化を感じさせてくれる。DOOM 3のエンジンを使って、自分の作品世界を構築してみるのも楽しい。
伊藤譲一氏のブログに「Hello Kitty flashlight for Doom 3」というエントリがあった‥

Flash Player をリアルタイム2Dレンダリングエンジンと捉えた時、Appleの「Motion リアルタイム・デザインエンジン」のようなイメージを持ってしまう。2Dモーションの強力なリアルタイム処理を発展させるという見方だ。これは、Shockwave 3D テクノロジーが取り込まれるという可能性を考えないパターンである。新しいFlash Player で実現したリアルタイム・ビットマップエフェクトやリアルタイム・ビデオアルファチャンネルなどは、その伏線なのかもしれない。‥と推測することもできる。
次期Flash Player のデモは、Macromedia 社が(久々に‥)アニメーション系クリエーター向けに提供してくれた興味深い内容だったので、ちょっとだけ膨らませてみた。

11月 2, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/11/01

Flash Machinima の可能性[3]

昨日紹介したQuickTime Player 上のアニメーションは、「MOTIONBUILDER」によって作成されたものである。紹介した2つのアニメーションは、製品サイトにアップされているサンプル作品。手描き絵のように表現されているが、3Dアニメーションだ。MOTIONBUILDER は、(リアルタイム3Dアニメーション・ソフトウェア開発のリーディングカンパニーである)Kaydara社の製品。3Dクリエーターの方々にとっては、解説など必要ない有名なツールである。
MOTIONBUILDERの画面
MOTIONBUILDERの画面

MOTIONBUILDER のリアルタイムアーキテクチャは素晴らしく、作業効率は他の3Dオーサリングツールとは大きく異なる。ファイナルレンダーには3Dソフトが必要になると思うが、マシン・シネマ制作ならMOTIONBUILDER があればOKだ。(スタンダード版でも12万円、趣味で使うには高額だが、30日使える体験版でリアルタイムレンダリングを実感してみてほしい。)

さて、リアルタイム3Dアニメーションと言えば、Flash ではなく、Shockwave Player そしてオーサリングツールである Director の領域だ。ところが、新バージョンになってリアルタイム3D 機能についての扱いがかなり小さくなっている。Shockwave 3D テクノロジーを今後どう発展させていくのか興味が増す。特にFlash Player とのセグメントについては、いろいろと勘ぐってしまうのだ。

11月 1, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)