10年前の業界
台風の影響で、激しい雨が降ったり、晴れているのに雷が鳴ったり、非常に不安定。1日平均8件の打ち合わせ(といっても半分は意見交換)が本日で終了した。さまざまな立場の人と会えて、大変勉強になった。私のように組織に深く属していない人間は、定期的にこういうことを実行しないと、業界を俯瞰できない。
午後、年内発売のWebデザイン本(Webリフォーム)の構成案を作り始める。今後重要になってくるテーマを中心に構成。アプリケーションの解説本ではないので、3年くらいは使える本にしたいと思っている。この本の作業に関しては、ブログで紹介していくことが可能かもしれない。
夕方から、雑誌記事2つ、キーワードをノートに書き出す。1つはデザイン系の雑誌、締切は明日。急いで、手書きの原稿をワープロでデジタル化しないといけない。(最初からパソコンで書けばよいのだが、長年のスタイル‥この方がアイディアをまとめやすいのだ。)
夜、企画書を2つ作成。1つは依頼ではなく、提案用だ。まったく新しいアプローチのWebデザイン・マガジンの企画である。資料として10年前の雑誌を集めてきた。10年前に語られていたことが、
現在どうなっているのか?
現在のWebクリエーターの多くは、当時のマルチメディアクリエーターである。3年後、Webクリエーターという職がどう細分化されるのか興味深い。

思わず、当時の雑誌を読み込んでしまい、作業中断。
10年前、NeXTのスティーブ・ジョブスは「オブジェクト指向が理解されるまで、こんなに時間がかかるとは思わなかった」と語っている。現在‥この頃、やろうとしていたことをAppleで実行している。
ASAHIネットは、まだテキストベースのWWWサービスだった。1995年1月からダイヤルアップIP接続によるインターネット接続サービスを開始。当時の大きなニュースになっている。それにしても現在のブロードバンド環境の驚異的な普及スピードに驚かされる。(ソフトバンクの功績?)
GAINAX が、FM-TOWNS 版のゲーム用にアニメーションとCGを融合させた映像を制作。大きな話題となり、取り上げられている。アニメーションとCGを融合するノウハウをここで確立しておきたい、と言っているのだ。今では当たり前の技術なので理解しにくいと思うが、実は驚くべきこと。パソコン通信を利用したイベント事業の実験もスタートさせている。(この後、インターネットの普及が始まる。)
さて、調査の目的だったWebデザインに関する現在までの動きだが、これが実に歪である。と同時に、削ぎ落とされてきたベーシックなテクニックを再確認することができた。早々、企画書に盛り込むつもりだ。
9月 7, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | Permalink
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