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2004/08/07

電子書籍の企画

慌ただしく、クローズド・マーケットにおけるe-bookの企画案を書く。
e-bookコンテンツは、SWF形式。制作は、Flash。千差万別のパソコン環境とは異なり、コンテンツ制作の明確なガイドラインが作成できる。再生端末を1種類に限定することの大きなメリットである。企業や学校などの閉じたマーケットが対象となるが、電子版フリーペーパーとしての活用も可能性がある。この企画は、1,000人が使えばペイできる小規模モデルの素案である。

企画を書くために過去の日記を検索してみたら、電子書籍の実証実験参加の記事が出てきた。いくつか参考キーワードを見つけたので、

転載した。現在発売されている電子ブックのルーツはここにある。

2001.12.7(Fri.)「電子書籍はどうなる」

2年ほど前、電子書籍コンソーシアムのモニタとして実証実験に参加したことがある。シャープが開発した電子ブック(実証実験用の端末)を借りて、電子本データを(ダウンロード端末が設置されている指定書店から)購入、その使い勝手を試すというもの。この写真が、実証実験に使われた電子ブック

e-bookの写真
[撮影1999.11.1 ]

最初に購入したのは漫画。たしか、カムイ外伝だったと思う。いつもカバンの中に入れて持ち歩き、空き時間を使って利用した。電子ブックは、文庫本の文字サイズどころか、ルビも読める視認性の高い液晶を搭載していたので、疲れるということはなかった。なにより、パソコンで読むよりイイと思った。パソコンだとベットにゴロンと寝そべって読むということができない。テレビで文章を読む感じで、長時間の読書は辛い。この電子ブック、(繰り返しになるが)文庫本のルビも読める超高解像度。製品化したらパソコンより高くなるんじゃないかというもの。でも、これくらいの解像度がないと電子ブックとして成り立たないことが、あらためて確認できた。そう考えると、今のPDAなどを電子ブック化するのはかなり厳しい。

この実証実験では、エディトリアルデザイナーによるレイアウトをそのまま活かすため、小説なども全て画像データにしていた。1ページづつ、スキャナーで取り込んでいたのである。かなりのデータサイズになるのだが、本がそのまま写し出されるため、意外に読みやすかった。こう感じたのも、やはり液晶の能力が高かったから。(写真は、電子ブックのメディアとして採用された超小型ハードディスク「clik!」。当時からモバイラーだったので、個人的にも使用していた。)

超小型ハードディスク「clik!」の写真

問題点を2つ上げて、アンケートを提出した。「電池がすぐ切れる」と「読みたい本がない」である。読みたい本がない‥というのは、本の種類がまだ少ないということ。電池がすぐ切れてしまうのは致命的であった。あの液晶では、しかたのないことだと思うが、まず改善すべき点。バッテリーを気にしながら読書というのは落ち着かない。
”記録”としての電子本の意味は大きいと思う。ただ、漫画喫茶で読むというレベルではどうだろうか?
それこそニュースくらいなら、ケータイでもOKだが、小説や漫画となると‥。まだ時期尚早か?

※2001年12月7日の日記。古い情報であることを了解いただきたい。

8月 7, 2004 [09cc1]Chronicle[コラム] |

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