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2004/07/31

次の本は、Webリフォーマー

自由民主党のWebサイト(トップページ)最上部にこう記述されている。

自民党は、音声読み上げソフト等に対応できるWebページづくりを目指しています。

要するに、アクセシブルなサイトにしていきます、という宣言である。最近、アクセシビリティ配慮についてのアピールを強めるサイトが増えている。前にも同じようなことを書いたが、その流れは加速している。

自民党のWebサイト

「Webサイトのアクセシビリティを向上させてほしい」という話を毎日のように聞く。もちろん、「まわりが始めているから、うちでも対応しておきたい」という流行に(いや、代理店に‥)踊らされている感じも受けるのだが、

この流れは想像以上に大きいと感じている。利用者に等しく情報を提供するという本質を語りたいところだが、まずは業界の動きに乗っからないといけない。

重要なポイントは、道路工事のような作業が圧倒的に多いということだ。1から設計できるのなら、そんなに問題はないだろう。実際は、現在あるサイトを表面的には変えずに、内部を大改造してアクセシブルにするという依頼が多いのだ。これは、非常に高度な作業となる。予算がなくリニューアルできないサイトが圧倒的であるから、これは当然のことかもしれない。

今求められているのは、改造屋である。
複雑難解なテーブルレイアウトで表現されたファッション雑誌のようなWebページをどう料理するか、という話になる。HTMLだけではない、Flashもある。視覚効果としてのFlashアプレットは別として、ナビゲーションや重要なコンテンツの一部を担っているFlashは、アクセシビリティを配慮しなくてはならない対象となる。

Webのリフォーマーは、大忙しだ。

現在、執筆中のDreamweaver本は、初心者向けのアプリケーション解説本なので(操作スキルを重視する必要があるので)、あまり詳しく取り上げることができないが、次に予定されている本で爆発させたいと思う。
‥と言いつつ、最終章で”Webリフォーム”について書いてしまった。

7月 31, 2004 [06wc1]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/30

キティちゃんのブログはSEO強化版

NTTデータのWebサイトを閲覧していたら、サンリオブログに関するニュースリリースが公開されていた。なんと、サンリオのキャラクターであるキティちゃんがブログを始めたというのだ。NTTデータのSEO技術を搭載したブログらしい。

キティちゃんのブログ

NTTデータ キュビット(NTTデータ67.5%出資)が運営している「のブログ」は、通常のブログより、さらにSEO対応を強化している。キティちゃんのブログに応用されているのでは‥
ちなみに今売れている「SEOを超えたホームページ集客術」(出版:アスキー/1,600円+税)の著者である細木康裕 氏は、NTTデータ キュビットの代表取締役社長である。この本は、勉強になる。Webクリエーターの皆さんにお奨めしておきたい。

「SEOを超えたホームページ集客術」の表紙

7月 30, 2004 [10bc1]ブログ関連[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/29

アンロック・バージョン

昨日、久々に都内のオフィスに寄った。過去に作成した資料を探していたら、意外なモノを発見。Directorの開発者であるMarc Canter氏の制作したコンストラクション・キットである。

私の場合、この「Meet MediaBand Constructuin Kit」に影響されて、今日のオンライン講座がある。それほど、この商品のコンセプトは衝撃的であった。

20040729_1.jpg

Marc Canter氏の制作というのもスゴいのだが、何といっても、アンロック・バージョンとして発売したことが大きい。つまり、DirectorやPhotoshopなどのソースファイルが入っていて、

アプリケーションで開けるようになっている。

CD-ROM「Meet MediaBand」は、高度なオーサリングによって開発されたインタラクティブ・ミュージックコンテンツである。この作品のソースを全部バラしてしまおう、という商品が「Meet MediaBand Constructuin Kit」なのだ。付属しているマニュアルには、”Directorの上級ユーザーだけを対象”と書かれている。

20040729_2.jpg

当時、デベロッパー向けの上級ツールキットがない、技法について解説されているガイドブックが少ない、という状況があり、このアイディアが生まれた。ただ、製品のアンロックバージョンを売るというのは驚きであった。Directorのファイルを開いて、ソーススコア、Lingoスクリプト、さまざまなアートワークを全て見ることができ、「Meet MediaBand」の構造を解析しながら学習できるのだ。種明かしのマニュアルまで付属している。

20040729_3.jpg

私がこのコンストラクション・キットに出会ったのが、1998年頃だったと思う。
実際に発売されている商品のソースを全て公開するというのは考えられなかった。いわゆる、メイキング・コンテンツではなく、設計図やメモ、スケジュール表、その他、制作に使用した素材すべてを「どうぞ自由に活用してください」と言って、提供することに等しいのだ。

現在、私が公開している講座は、同様のコンセプトをベースにしている。つまり、実際の商品(書籍や雑誌の記事、CD-ROM、DVDなど)の素材を(許される範囲で)可能な限り公開していく。FLASH BASICなどは、書籍や雑誌記事をベースにしているし、このMAKING BOOKS ブログもその1コンテンツとして運営している。

教材を新たに作るというより、ソースファイルやスケッチ、アイディアメモ、どんな情報を参考にしたのか、制作者(私)の嗜好、考え方などをモジュール化してサイトに置くだけというのが基本的な作業。いつも言っている「暗黙知」の共有を実現したいのだ。
これは、私がデザインを本職としていないので、可能なのかもしれないが、本業である教育分野についても(「common style」という切り口で)実践しようと思っている。

「Meet MediaBand Constructuin Kit」を発見して、当時のことを思い出し、さらにヤル気が出てきた。

7月 29, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/28

ビットマップリミックス

Flashアニメーションの可能性を探る。ビットマップリミックスのテスト。
打ち合わせで、Flashを使った新しい技法のヒントを見つけた。早速、古いサンプルをFlash でオーサリングし直してみたら、意外に効果があった。後日、報告したい。

アニメーション画面

7月 28, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/07/27

Flash ロトスコープ

デジカメの動画撮影機能を活用したロトスコープ技法

デジカメの動画スケッチ
[動画スケッチを見る]

デジカメの動画撮影機能を使って撮ったものをQuickTime Playerで(PSD形式のイメージシークエンス)書き出す。Photoshopのアクションで全ての画像を自動処理する。(フィルタをかけて、PNGで保存)
Flashに一括読み込みした後、パブリッシュ。作業時間15分。

一括読み込みされたビットマップを全てシンボルに変換、ビットマップトレースをおこなう。各処理は、

コマンドとして登録、作業を効率化する。パブリッシュまでの作業時間20分。すべての作業時間の合計35分。(撮影時間除く)

■自動化した作業:
1)シンボル変換
2)ビットマップトレース

ビットマップトレースのダイアログ

コマンドメニュー
[ビットマップトレースを見る]
LOWでもHIGHTでも、ここまで大きな画面だと画質の差がわからない。

Flashムービーは、1024 x 768サイズだが、クオリティをLOWにしているので再生速度は問題ない。(当然、読み込み時は遅い。)タイトルは、綺麗に表示したいので、1024 x 768サイズのビットマップ画像で作成、重ねる。白抜きのタイトルで試すと、データサイズはそれほど大きくならなかった。何より、再生速度に変化がなかった。(つまり、遅くならない。)

実写をベクトル化してFlashムービーにした場合、データサイズが大きくなる。ブロードバンド環境であれば、あまり影響はない。問題となる演算処理だが、LOWにすれば驚くほどスムーズである。今回のような派手な加工だと、高品質にしても低品質にしても、ほとんど見た目の差がない。クオリティを落としたくないタイトル文字などはビットマップ画像にするが、抜きに近いシンプルなものであれば、再生速度に影響は出ない。

7月 27, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 | | トラックバック (0)

2004/07/26

Flashアニメーションの超高速化

今、発売中のWeb Designing8月号の特集「なぜ表示は遅くなるのか?」でFlashパートの記事を書いた。
‥と、ここで紹介したのだが、その時、補足解説すると書いていたのだ。(自分で書いて忘れていた‥)最近、関連したメールを多々頂くようになったので、少しだけこの話題を。

20040726_1.jpg

以前、CG検定の本を書いたとき、(参考のためと思い)レンダリングについての勉強会に参加した。現在のFlashアニメーション制作にも役立っているのが、

以下のキーワードであった。

1)フルシーン・アンチエイリアシング
2)アルファ・ブレンディング
3)ピクセルシェーダによるラスタライズの高速化

20040726_2.jpg

要するに、アルファやグラデーションなどは、ハードウェアで処理したらどう? という話。

例えば、Swiff Player は、ハードウェア・アクセラレーションを使ったリアルタイムレンダリングが可能だ。
下の写真は、1,600 x 1,200ピクセルに拡大表示した状態。

20040726_3.jpg

20040726_4.jpg

Swiff Playerは、フリーフェアだが、ビデオ系プレイヤーのようにSeek Bar が付いていて意外に便利である。レンダリングには雑なところがあるかもしれないが、使い勝手は良い。

20040726_5.gif

20040726_6.gif

これは、あくまで1つの事例だが、2Dグラフィックスにおけるハードウェア処理という視点は持っていた方がよい。例えば、企業のショールームのように複数の場所で同じスペックのPCを使えるような場合は、パソコンを強化して、レンダリングの高速化を図れる。博物館に常設されているキオスクなども同様だ。

ちょっと前のことだが、高解像度ディスプレイにフルスクリーン表示されているFlashアニメーションを見た。(もちろん、秋葉原だ。)これが凄いのである。100くらいあるオブジェクトが気持ち悪いくらいに動く。秒60フレームだったのかもしれない。
店員さんが、「ハードウェア・アクセラレーションが利用できないなら、重たいフレームだけアンチエイリアスをオフにしたり、ビットマップの品質を落として、決め絵だけクオリティを維持すればいい」という話をしていた。

Web Designingの記事では、ハードウェア・アクセラレーションには触れていないが、負担になる処理を軽くするという考え方はハードウェアの話から落とし込んだものである。今でも、オリジナルのFlash Playerを開発しているシェアウェア作家の方々にいろいろ聞きたいと思っているのだ。たくさんヒントが得られると思う。

7月 26, 2004 [01mr1]執筆した記事の情報 | | トラックバック (0)

2004/07/25

DW本も後半戦

土曜日、編集部のMさんより著者校が届く。Part-3である。先が見えてきた。今週前半でPart-4、5の執筆が終了する予定。
‥だが、大丈夫か? いや!これは、なんとか死守したい。

Part-3のゲラが届く

月曜、火曜あたりは「原稿執筆の追い込みコンテンツ」として進捗を投稿していこう。ただ、このブログでやると”ノイズ”になってしまうので、もう1つのブログ(アート宣言)を使うことにした。

7月 25, 2004 [01bi1]本の執筆-進捗! | | トラックバック (0)

2004/07/24

FLASH BASIC blog 学習モジュール

学習モジュールに貼り付ける動画形式がやっと決まったので、明日から準備に入りたい。但し、公開できるは(やはり‥)来週前半あたりから、となる。

けっきょく、ビデオは容量が大きくなるため、Flashムービー(SWF)を使うことにした。スライドショー的に見せるものは、Flashムービーと決めていたが、操作の映像解説はビデオの方が効率的だと思っていた。ただ、大きな画面で表示してもボケた画質になってしまうのだ。しかも完全にブロードバンド向けになる。
以下のダミーサンプルは、先ほど試しに作成したものだが、157KBである。トリミング次第では、かなり大きく扱える。このくらいのサイズで表示できると見やすい。
20040724_1.gif
[チュートリアルモジュールのサンプル]

どんなツールで作成したか後日、詳しくお話したいと思う。それほど高額ではないので、Flash講座を個人で公開している人にもお奨めできる。(まだ私自身、完全に使いこなしていないが‥)

■補足:
ビデオのサンプルも公開しておこう。Flashムービーになっているが、QuickTimeムービーを読み込んでパブリッシュしたものである。可能な限り、劣化をおさえた実験。

・画質:100/1.5MB[良好](FLAは、2.1MB)
ムービーを見る
・画質:90/528KB[まあ良好](FLAは、816KB)
ムービーを見る
・画質:70/292KB[かなり劣化](FLAは、480KB)
ムービーを見る

7月 24, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 | | トラックバック (1)

2004/07/23

FLASH BASIC blogは来週から

1週間お休みしていたFLASH BASIC blogですが、来週前半から2、3モジュールまとめて公開していきます。
新しく用意したオーサリングツールが(なぜか?認証がうまくいかず)週末作業には間に合いませんでした‥

7月 23, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ |

2004/07/22

酔うほどに動く静止画

Flashアニメーション制作において、まず学習しておきたいのは、知覚・錯覚である。FLASH BASIC blogでも取り上げたが、とても重要な勉強だ。図と地、エッジやコントラストなどを意図的に操作して「かたち」の知覚に変化を起こす。ここにアニメーションの面白さ、楽しさがある。やり方によっては、静止画でも動くのだ。

錯視の例

トリック・アイズというイラスト集がある。静止画なのに動いてみえる不思議なイラストを集めたものだ。著者のサイト「北岡明佳の錯視のページ」は、なかなか凄い。目を疑うとは、まさにコレである。(※酔うかもしれないので、ご注意。)知覚心理学、興味深い研究テーマだ。

7月 22, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 | | トラックバック (0)

2004/07/21

個人運営のFlash講座サイト

Flashの講座において最も理想的な教材は、Macromedia(US)サイトにある「Drawing and Animating a Character in Macromedia Flash MX 2004」のようなタイプである。Breezeで作られているが、とにかく使い勝手が良い。ウィンドウの伸縮にもスムーズに対応してくれる。大きなディスプレイでは、大きく表示したいものだ。HTMLページだと文字サイズは変更できるが、画像のサイズは変らないので、かなり見づらい場合がある。

Macromediaのラーニングコンテンツ

個人のラーニングサイトの場合は、仕事の合間に作業するので、前述したタイプの教材を用意するのは難しい。そもそもBreezeのような高額なツールは購入できないのだ。Flash講座を公開している個人サイトは多く、検索するとたくさんヒットする。数だけで見ていくと、Flash 5の講座が最も多い。ちなみにMX 2004 の講座はほとんどない。2週間前に立ち上げたFLASH BASIC blogが、もう上位に表示されるのだから、(ブログの優位性があったとしても‥)ほんとに少ないのだろう。

FLASH BASIC blogは、テキストと画像が基本である。必要に応じて、映像やサウンドを貼り付けるだけ。個人で運営する場合、仕事が終わってからの作業は厳しい。不謹慎なことを言ってしまうが、仕事中にやらないと、まず持続できないと思う。私のようなフリーランスには何の問題もない行為だが、

組織の中で仕事をしている人は難しいかもしれない。自分の頭の中を「形式知」化するというのは、想像以上に大変なことなのだ。

言葉で説明したり、その場でやってみせることが、いかに楽か‥。テキストにしたり、必要な画像を用意する作業は特別難しいことではないが、頭の中の「知」を文字や絵に置き換えるのに時間がかかる。私の場合、もう10年近くラーニングサイトを続けているが、自然消滅する講座は山ほどあり、何度も挫折を繰り返してきた。

数年前から「教材をつくる」という発想をやめて、学習モジュールの「蓄積」にエネルギーを使っている。例えば、仕事中に新しい技法を発見したら、その手順などをデジカメの動画機能で撮っておくのだ。講座の中で説明する場面があったら、その動画データをテキストに貼り付けておく。以下は、FLASH GROOVE 2講座で参照したデジカメ・メモである。Flash をQuicKeysで動かして、自動操作させる様子を撮ったもの。

デジカメの動画機能で撮った映像

デジカメによるメモ
こういうフロー情報は、ファイル名の付け方さえ注意すれば、特に着飾る必要はない。

まったく話題が飛んでしまうが、最近「中継」コンテンツがさまざまな形に進化している。
例えば、高円寺陸橋近くの人気ラーメン店「味噌一」のライブ映像は、実用コンテンツだ。この映像は、店の混み具合をチェックするためのもの。高円寺近辺の人に限られてしまうが、地域に密着した商売なのだから、これでいいのだ。

味噌一のライブ映像

もはや伝説となってしまった中継ブログ「寝る人」。このコンテンツは、賛否両論となっているが、コメントが書けるブログでやっていることに新規性がある。(さすがに現在は更新を中止している。)

「寝る人」の画面

7月 21, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/20

怪談コンテンツはケータイに適している?

携帯電話版のFLASH BASIC 講座(というより”おまけ”コンテンツ)の4回目テスト。
以前ここで書いた「FLASH BASIC for FOMA」の内容と同様、60%がGIFアニメーション、残りがFlash とテキストで構成。

FLASH BASIC for FOMAの閲覧写真

いろいろテストしてみると、FLASH BASIC 講座の怪談コンテンツを携帯電話向けにも流用できることがわかった。演出によっては、携帯電話の方が効果的だ。メールを受信したり、バイブレータを動作させる等の派手な演出でなくても十分怖がらせることができる。

ケータイ向け学習モジュール

上のサンプルURLは以下の通り
http://admn.net/dmy/foma/index2.html
※FOMAでアクセス可能

さて、FLASH BASIC blogだが、現在ホテル滞在が続いているため作業に入れない。このままだと、まずいので明日、ある方法で解決するつもりだ。

7月 20, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 | | トラックバック (0)

2004/07/19

Webクリエーターを二分する時代

土曜から某半島の海沿いに移動、取材もあったので滞在ホテルを仕事場にしている。実は、スタジオに戻るまで、FLASH BASIC blog の更新ができない状態。データの入っていないノートパソコンを持ってきてしまったのだ。火曜の夜には戻る予定。

Dreamweaver 本の原稿執筆と前半部のゲラチェックを進めた。できるだけ、前書をベースに改訂したかったが、CSSに関しては無理だった。HTMLタグで装飾してしまうと、初心者は混乱してしまう。これが、一般の個人ユーザーが多いホームページ・ビルダーの本なら、うまく構成できるが、

(初心者とはいえ)Webクリエーターを対象にしているので、下手なごまかしは問題となる。

執筆中のDreamweaver本のサンプル

公的なサイトだけではなく、企業もアクセシビリティには神経質になってきた。これは、最近ほんとに痛感する。つまり、古いブラウザにも同等の表示を求めつつ、テーブルレイアウトなどは極力避けてくれ、という高度な要望が増えてきたということだ。テーブルレイアウトでやってきた柔軟なデザインをCSSで実現するには、多くのノウハウが必要となる。各ブラウザのバグなども含め、知っておくことは山ほどある(すべての利用者に等しく情報を提供することの意義を理解することが最も大切かもしれないが。)

例えば、「Webサイトはこう作るべきだ」という、ある1つの考え方が業界で熱くなってくると、作り手の議論など吹っ飛んでしまうことがある。我々がどう考えようと、世の流れはダイナミックに動いてしまうのだ。そして、この流れはWebクリエーターを二分するだろう。

Dreamweaver は、あくまでも(初心者であろうと)Webクリエーター、もしくはWebクリエーターを目指す人がターゲットなので、事実上の業界標準、ガイドラインには逆らえない。なぜなら、仕事が狭まるからだ。一般のアマチュア層、ビジネスユーザー、アート系アーティストとは、明確な線引きがある。
業界があって、仕事があって、ツールが存在する。もっと露骨に言えば、生活のためのツール習得であり、仕事に役立つ実践的なものでなければならない。(本当は、それだけではダメで、クリエーターのエゴがある程度許されないと成り立たないのだが‥)

ある意味、Flash本よりシビアなのかもしれない。
‥などと考えていたら、先に進まないので、どこかで割り切るが、現在、1つの流れが出来つつあることは意識しておくべきだろう。

7月 19, 2004 [06wc1]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (1)

2004/07/18

Flash で作るアバター

5/2の記事「Flash Live !! リップシンクのテスト」でも書いたが、キャラクターの唇と音声を同期させるリップシンクを採用するか、検討している。今のところ、無くて困る演出ではないので、迷っている。

Flashムービーにアバターを登場させるのは、それほど難しくはない。「SitePal」などは、有名なアバターサービスである。海外のサイトをまわっていると、このサービスのキャラクターをよく見かける。Flashで作られたコンストラクション・ツールとしても優れているので、

是非見ていただきたい。カスタマイズ可能なFlashキャラクター貸し出しサービスのようなものだが、月、年のアカウント価格というシステムは、正直利用しにくい。

SitePalのデモ画面

SitePal のサービスを利用すれば、「Trivia」(下の写真)のようなコンテンツを公開できる。

Triviaというアバターを使ったサイトの画面

その他、「Vanilla Coke」、「ロレアル化粧品」、「Space Center Houston」でも採用されている。こういうサイトにアバターは適している。

海外のツールに搭載されているキャラクターライブラリは、日本向きではないので、そのまま使用することはできない。といって、日本ウケするキャラクターデザインに変更すると、リップシンクは不自然なのだ。唇だけリアルになると気持ちが悪く、馴染まない。JRの券売機(のディスプレイ)に登場するキャラクターあたりが、絵的に安全なのかもしれない。
まったくの余談だが‥このJR券売機アバターは、1995年、恵比寿駅でデビュー。臨海副都心線の券売機のみ、お辞儀だけではなく首を傾けるアニメーションがあって長めの動き。海外からの旅行者は、電車の券売機にまでアニメが登場することに驚くそうだ。アニメ大国日本をさりげなくアピールしているのだ。

ちなみにアバター(Avatar)というのは、ネット上の自分の分身を意味する。サンスクリット語では「地上に舞い降りた神の化身」となる。私は、monkeyを(エデュキャラだけではなく)某サイトのアバターにしようと企んでいる‥

7月 18, 2004 [02fi1]FLASH MX 2004関連 | | トラックバック (0)

2004/07/17

Flashクリエーターとパーソナルマネージャー

本日発売された「Web Designing」8月号(毎日コミュニケーションズ)の特集「なぜ表示は遅くなるのか?」で、Flash の再生速度に関する実験レポートを書いた。今日、FLASH BASIC blog の怪談コンテンツにあわせて記事の内容を補足しようと思ったが、時間がなくなってしまった。更新は、まとめて明日ということに‥。

Director's MAGAZINEの写真

さて、業界にはさまざまな専門誌がある。例えば、プロフェッショナルクリエーターのための情報誌「Director's MAGAZINE」などは、有益な情報が多い。クリーク・アンド・リバーが出している雑誌なので、業界純度100%の内容だ。発行部数は3万部、

取扱書店は、青山ブックセンター、リブロ青山店、ジュンク堂書店(大阪)など数店しかない。(※青山ブックセンターは倒産してしまった。六本木も新宿もぜんぶ閉店した。とても残念である。)
写真は4年前のものだが、エージェントシステムの特集で、なかなか興味深いことが書いてあった。

Director's MAGAZINEの特集記事

フリーランスのクリエーターというのは、常に「次の仕事」のことを考えている。いつ仕事が切れるか、わからない先の見えない不安を抱えているのだ。今、順調ということは、”落ちる”芽が出てきているということだ。要するに、売れているときほど注意せよ、というくらい不安定な職業である。
エージェントというのは、仕事の継続を守ってくれる存在だ。

私もある時期、マネジメントに近いことをやってもらっていた。この頃は、毎週ワークショップやセミナーの仕事が入ってきて、週の半分はどこかで講師をやっていた記憶がある。Flash 講座に関しては、なぜか外国人向けが多く、英語版Flashに慣れてしまった。もちろん、講義中は通訳さんとコンビだ。どの国であろうと、Flash で学びたいこと、作りたいものは変わらない。Flashは世界で使われているツールなんだと痛感した。(日本で外国人向けのFlash講座というのは、ある業界において度々発生する、そういう需要がある。)
セミナーの講師などで全国をまわりたい人は、絶対にマネジメント会社を探すべきだ。自分のマネジメントの話なので、人材派遣とは異なる。

SUNNY SIDE UP」という会社がある。スポーツ選手やアーティストと契約して、エージェント、マネージメント、肖像権の管理、メディア出演、出版等のコーディネートなどをおこなう。サッカーの中田英寿やテニスの杉山愛、プロ棋士の高橋和、スポーツライターの乙武洋匡など多数、この会社と契約をしている。水泳の北島康介も(昨年、世界新記録で話題になった頃)ここと契約した。契約後、髪を赤く染めたのだ。急にオシャレになるスポーツ選手の影にマネージメント会社あり、である。
余談だが、サニーサイドアップは、中野郵便局の隣にあるワンルームマンションの1室からスタートした会社だった。19年前の話だが‥。私はこの頃、高円寺にいた。(東京の人しかわからない話だ。)

スポーツ選手に限らず、作家・漫画家、イラストレーター、写真家、料理人などのクリエーター、大学教授や評論家などの文化人をマネージメントする会社もある。クリエーターは、交渉下手の人が多いので、マネジメントしてもらった方が、仕事に集中できるのだ。

有名、無名関係なく、フリーランスでやっていくなら、マネジメント会社やパーソナルマネージャーについて考えてみることをお薦めしたい。もちろん、パーソナルマネージャーはボランティアではないから、契約するクリエーターで稼げるかどうか判断する。要するに、この人で仕事を取ってこれるか入念に調べるのだ。海外のクリエーターは、まずレジュメビデオを作って、エージェントのところに持っていく。このビデオは、音楽アーティストのPVのようなものだ。日本の環境とは違うから、同じようには語れないが、少しでも意識していればチャンスを逃すことはないと思う。
若い人の場合は、クリエーター志望、パーソナルマネージャー志望でコンビを組んで、試行錯誤しながら活動してみてはどうか。失敗も多いと思うが次につながるはずだ。

今が旬ギリギリのFlashは、狙い目と聞く。ショートムービー系のネット広告などアドバテインメントの需要が高いからだ。パーソナルマネージャーがクライアントをまわるとき、Flashは(リッチメディアの中でも)反応が良いらしい。
私個人の考え方としては、クリエーターの個性とか世界観で売ってほしいので、Flash云々でアプローチするやり方は安易のようにも思える。ただ、オリジナリティで勝負すると途端に狭き門となるのも事実だから、きっかけとして考えてもよいのか‥。

参考:クリーク・アンド・リバー社(クリエーター向けページ)
国内最大のクリエーター・エージェンシー。仕事の契約、報酬交渉、事務手続きなど、エージェントにサポートしてもらうには登録が必要、当然だが面接もある。実績や要望などを聞かれる。

7月 17, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/16

今日から怪談コンテンツ

「FLASH BASIC blog」昨日までは、事例紹介がメインだったが、本日より、いよいよ課題「怪談コンテンツ」を始める。一応、正式に講座再開となったわけだが、進め方は変わらない。ただ、(毎回ではないが‥)サンプルや資料がダウンロードできるようになる。Flash の基礎を学びながら、怖い〜ムービーを作っていきたい。毎日更新というペースも変わらないが、仕事の状況によって1日を36時間くらいに設定する場合がある。
例えば、今日などは打ち合わせ、会議が6件ある、しかも場所が東京なので、仕事場に戻るのは深夜となる。だから、”今日”と書いていても、明日の昼くらいまでをイメージしていただきたい。講座ブログは基本的に趣味なので、ゆる〜い運営であることをご了承していただければ幸いである。

学校法人のラーニングサイト「common style.」が、10月からスタートする。Mixture Learning という新しい提案をしていくことになる。こちらは、仕事なので軽い発言はできない、と自分に言い聞かせる。

common style. のロゴ

7月 16, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/07/15

Flash上級者のヒューマンエラー

某半島の南海岸沿いに長く滞在しているため、「ID for WebLIFE*」の発売日、現場をまわれなかった。注目商品の発売日には、必ず、新宿〜秋葉原などに出かけるのだが、今回は無理であった。売り場の空気から得るものは大きいので残念。

ID for WebLIFE*オフィシャルサイトの画面

オフィシャルサイトを見ると、用意されていたすべてのコンテンツが公開されていた。開発チームが楽しんで作り上げた商品なので、

熱の入れ方が違う。コンストラクション系のお役立ちアプリケーションは、「クールなものは売れない」「かっこいいものは売れない」(例えば、クラブのフライヤーみたいな尖ったかっこよさは受け入れられない)と言われているが、この商品は一般層にどう評価されるか、見ていきたいと思う。(一般層に売れるコンストラクション・ツールは、その国の風習、しきたりを取り入れたものがいいのだ。)

ID for WebLIFE*の要である「カートリッジ」(SWF形式のプラグイン)は、無償提供されるSDKで自作することができる。テンプレートを改変する簡単な方法とスクリプトで記述していく方法がある。マクロメディア社と「カートリッジ開発セミナー」を共催していくようなので、詳細はそこで確認したい。

自動制作と言えば「ホームページ制作王」だ。ホームページビルダーにも抵抗がある(要するに”制作する”ことが障害になっている)一般層に売れている。最近は、ブログに流れているのだが。
ID for WebLIFE* とホームページ制作王の対象ユーザーは趣味、嗜好において異なるが、一から制作しないというコンセプトは同じだ。Flash という媒体で展開したのは、ID for WebLIFE* が初である。心配なのは、”Flashという文法”に一般層が慣れていないことだ。これは、外国人が少女漫画を読めないことに等しい。
デザイナーがよく陥る問題なのだ。私も本を出版した後に、読者からメールをいただいて気付くことがある。詳しいが故に起こしてしまう上級者だけのエラー。Flashの世界観をまだ持っていないゼロ初心者の視点は、予想外のところにあったりする。

先日、「Motion」のプロモーション映像を見た。徹底したオブジェクト指向、なかなか素晴らしい出来である。モーショングラフィック制作のツールというのは、ビヘイビアとリアルタイム・プレビューが命である。Motionは、まさにこの2つの条件をクリアしている。税込みで、31,500円である。そろそろ発売される。
ビヘイビアが充実していて、無限のバリエーションを駆使できる自動ツールだが、素人お断りのプロフェッショナル仕様。3万円でもプロ向けの道具なのだ。推奨システムや連携するアプリケーションを見れば、すぐ分かる。例外は、クリエーター予備軍の学生たちとヘビーなビデオ系アマチュアクリエーターの方々である。Motionは、どこで話題になり、どういう雑誌に取り上げられるか‥明確にわかる商品といえる。

7月 15, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/14

子供が語るFlash

本の原稿執筆と企画書など、デスクワークが続く。Dreamweaver 本は、いよいよ後半戦。現在、取材もあるので、滞在ホテルが作業場である。猛暑なので、室内作業は都合がいい。夜になると浜辺から花火の音が聞こえる。

ラーニングサイトのレポートを書くため、久々に長時間のネット閲覧。今回は、小学生、中学生、高校生のラーニングサイトを探す。”小学生のための〜”ではなく、”小学生が運営している”ラーニングサイトである。

子供たちが自分のサイトを公開している「★ふみコミュニティ★」など、大きなところを中心にまわる。「これ、ほんと小学生が書いてるか?」と疑いたくなるほど有益なサイトもあり、

毎度のことながら‥びっくりする。著作権を侵害するような行為があると、(ポータルの判断で)ページを削除されるので、著作物を貼り付けたようなサイトはなかった。

★ふみコミュニティ★の画面

さきほど発見した「アミュレット」というサイトは、年齢がグッと上がって17歳の高校生だが、なかなか良くまとめたHTML講座を公開している。テンプレートなども公開しているせいか、毎日1,000アクセスほどある。

アミュレットの画面

前にも書いたことがあるが、自分が習得したことを他人に自慢したり、教えてあげたくなるのは自己表現欲求であり、子供たちも強く持っている。Webサイトという表現手段がこれだけ普及してくると、当然ラーニングサイトも増えてくる。

小学生のラーニングサイト、といっても軽く見てはいけない。ユーザビリティ、アクセシビリティとか、そういう用語は使っていないが、分かりやすい言葉で問題提起している。「おばあちゃんにも読んでもらえるHPとは」などと、身近なところから入っているのだ。

小学生に「ほとんどのフラッシュはうざい」などと書かれると寂しい気持ちになるが、使いやすく作ってくれよ、と言っているわけだ。数年前だが、ある高校生が運営していたサイトにゲーム講座があって、私もよく勉強した。学習社会というのは、こういうことか‥と実感したのだ。実社会で高校生に習う機会はほとんどない。しかし、ネットではよくあることだ。

プロのクリエーターや企業、学校が運営しているラーニングサイトに欠けているものを発見できる。ただ、学校を卒業して社会人になったら、同化してしまうのだ。だから、小学生、中学生、高校生のラーニングサイトという括りで見る。個人を追うことはない。今回のレポートでは、そこを掘り下げてみたい。

7月 14, 2004 [06wc1]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/13

ケータイFlashでセンスを磨く

世界中のFlashサイトを毎日探索しているが、洗練された感性に出会うことがある。これらのクールな作品は、技術ではなく感性で見せているので飽きがこない。「東京プラスチック v.2」などは、絵の大きさ、空間構成が抜群にうまい。人間でいえば、目、鼻、口のバランスが良く、プロポーションも最高、ということになる。

東京プラスチック v.2の画面

どんな人でもスキーマが形成されることによって、洗練される。ここで言うスキーマとは、人間観とか人生観というより、

知覚、認知、思考のバランスよい枠組みのようなもので、曖昧に言えば「勘」である。自動車の車両感覚における縦列駐車をイメージしていただきたい。スキーマが形成されない限り、縦列駐車は下手なまま変らないのだ。

私は学校という現場で10年以上、学生の成長を見てきた。スキーマが形成され、飛躍的に洗練されていく学生を何人も確認した。センスがいい、とか素晴らしい感性、と言うのは簡単だが、「どうしてセンスが磨かれたか」そのプロセスが重要だ。

Flashは、アニメーションツールとして見れば、トゥイーン機能しかない実にシンプルなツールである。やれることは限られている。だから、魅力的な作品というのは、最先端でテクニカルなものか、ベーシックで感性豊かなものが大半だ。最先端な作品は、驚きと期待感を与えてくれるが、古びてしまう運命にある。時代と共に生まれ消えていくのだ。感性で構築された作品は、オリジナルを残しつつ、その時代のテクノロジーにも乗っけることが容易である。

感性を磨くというのは、スキーマを形成するということだから、当人の活動も重要だが、環境の影響は想像以上に大きい。例えば、自分のまわりにFlashの達人が2、3人いるだけで、数百倍有利となる。そばにいなくても可能性はある。(影響力は小さくなるが)達人の日記サイトを毎日ながめるだけでも効果があるのだ。感性を磨くには、学習、経験、そして影響力の強い環境を考える。
感性が磨かれると、日々退屈しにくいのも特徴だ。結果的に良い循環が生まれてくる。

昨日「Macromedia、KDDIとFlash Liteで戦略的ライセンス契約を締結」というプレスリリースが公開された。これで、ドコモだけでなく、auの携帯電話でもFlashコンテンツが扱えるようになった。Flashに対応したCDMA 1X WIN 新機種は、来月中旬に発売される。バイブレータの動作指示や端末情報の取得 (音量、電池残量、電波状態、日時/曜日など) 、GPS機能との連携などが、可能となり今までにないFlashコンテンツが作成できるようになった。
ディズニーやバンダイネットワークス、ジェイ・アニメ・ドットコム、サイバード、集英社などのコンテンツは、次々とFlashに対応した。

感性を磨く(スキーマを形成する)学習に、携帯電話向けのFlashコンテンツを取り入れるのは効果がある。ガチガチの制約の中で考え、他人の作品を積極的に見てまわる良い機会になる。最新機能を使った”サンプル”は山のように出てくるから、ベーシックなかっこ良さが注目される絶好の見本市として捉えることもできるのだ。

7月 13, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

flatmotion ワークショップ

クロスファンクショナル・ワーク(職能横断的作業)をテーマにワークショップ「flatmotion style」を実施。ニッチ・アニメーションビジネスについて考える。個人制作と自分の流通を持つ方法について探りながら、100人マーケットを提案する。
一般の受講者募集はないが、FLASH BASIC 講座に反映する予定。もし、オンライン聴講が可能な場合は、このblogで告知。

FLASH MANGAイメージ画像

FLASH MANGAイメージ画像

7月 13, 2004 [03fl1]FLASH LIVE !! [制作実演] | | トラックバック (0)

2004/07/12

参院選開票速報

Flash を活用した開票速報、今回もなかった。
多くの開票速報サイトは、JavaScriptもしくはJavaを採用していた。選挙の開票速報などは、(エンタテインメントの呪縛から抜け出すための)効果的なショーケースになるので、選挙の度にコンテンツホルダーとのタイアップを期待しているのだが‥

各新聞社の開票速報サイト画面

7月 12, 2004 [06wc1]ウェブデザイン[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/11

Director MX 2004 とエンハンストDVD

先週の金曜(7/2)、マクロメディア社が「ShockwaveとDVDが連動する世界初の事例を公開」というプレスリリースを公開した。もう1週間以上も経ってしまったが、やっと体験することができた。昔、Shocked CDの企画仕事をやっていたので、この流れについては非常に興味があったのだ。今年の3/22にエンハンストDVDの共同開発についての発表があったが、その頃から気になっていた。

Director MX 2004 Special Showcase
BoA LIVE TOUR 2004 - LOVE&HONESTY -

BoAのプロモーションコンテンツなので、以下のDVDを持っていないと体験できない。7/7に発売された「BoA LIVE TOUR 2004 -LOVE&HONESTY-」は、

特別仕様のプレイヤーになるようだ。私は、「BoA 8 Films & more」を使用した。

「BoA LIVE TOUR 2004 -LOVE&HONESTY-」
「BoA 8 Films & more」
「BoA FIRST LIVE TOUR 2003 -VALENTI-」

尚、MacOSには対応していないので、Windows限定。MacOS X(10.3)対応の準備は進んでいるようだが。

サイトにアクセスして、DVDを入れる。サイトの「CHECK」ボタンをクリックすると、DVDが小刻みに回転し始める。マシン暴走かと勘違いするぐらい激しく動く。DVDディスクのIDを読み取って、ネットから最新情報を持ってくる仕組みなのだ。
準備ができると、ブラウザにDirectorで制作されたDVDプレーヤーが表示される。(写真右上)WebブラウザでDVD映像を見るというのは、なかなか新鮮である。プレーヤーの画像情報は、DVDのどの場面(曲)を見ているかで変わる。もう1つのウィンドウにはアーティストの情報が表示される。(写真右下)

Shockwave DVD Playerの画面

たしかに、ここまでの連携は今まで見たことがないので、”世界初の事例”というのは大袈裟ではない。DVDとネット連携における試聴管理、認証管理の手続きがしっかりしている。コンテンツを制作したヴィジョネアは、DVDMAGICを開発した会社である。同社では、コンテンツパートナーを募集していたが、4月末で締め切ったようだ。

2002年春以降に発売されたほとんどのパソコンには、DVDドライブが付いているし、ネットの常時接続も進んでいるので、DVD + ネットを活用したコンテンツが増えてくるのは当然の流れである。認証管理機能などが確立しているのだから、Director MX 2004 の需要も高まる可能性がある。
但し、Directorの商品プロモーションが弱い。なかなか良さが伝わらないのだ。
思い入れが深いツールだけに、ガンバレ!Director である。

7月 11, 2004 [08ac1]ツール関連[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/10

FLASH BASIC blog UP9

FLASH BASIC blog」更新。
本日は、音声(MP3)による講座方針について。今までの流れからは、唐突な感じだが、時々(デザインやテクニカルな話題だけではなく)こういう話も入れていきたいと思う。20分というのは長いが、実際は1時間ある。半分以下に編集しているのだ。バックに流れているBGMは、怪しい自己啓発セミナーをイメージしたもの。(こんなBGMはまったく必要ないのだが、個人的に楽しんでみた。)
FLASH BASIC blogでは、サウンドや映像もどんどん貼り付けていく予定。ある程度の時間が経ったら、削除してアーカイブに置くつもりだ。今回のMP3は、アーカイブ行きになると思う‥
※このMP3は、2003年2月に公開したもの。「今年は‥」と話しているのは1年前のことなので、注意していただきたい。

7月 10, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/07/09

FLASH BASIC のネタは20年前の雑誌から

7/1から公開している「FLASH BASIC blog」、今日が9回目となる。少量だが、毎日公開しているので今月は31の記事が蓄積される。8月(31回)、9月(30回)、10月(31回)、11月(30回)、12月(31回)ということで、年内は183回更新される予定だ。(もちろん、休日などは公開設定の機能で自動更新している。年末などもそうなるだろう。)

さて、FLASH BASIC blogのネタ探しだが、実は(過去に実施した講座の)焼き直しが多く、新規のものは少ない。ただ、必ず定期的にチェックするものがある。昔の雑誌だ。
例えば、先日参考にしたのは、

1986年1月に発行された「月刊ログイン」。(現在も同名の雑誌が発行されているが、内容はまったく異なる。)

当時の月刊ログイン

特集は「パソコンアニメーション」。PC-8801やMSX2で作成するアニメーションについて書かれている。Flash 講座の技法などは、こういう古い雑誌から学んだ。(ヒントを得たと言った方が正しいかもしれない。)ほんとに勉強になるのだ。18年以上も前の出版物だが、今でも教科書のように使っている。

パソコンアニメーションの特集記事

「FANTAVISION」(Apple II用の有名なソフト)というアニメーションツールの制作解説を読んで、シェイプトゥイーンのアート技法を見つけ出したし、「カリグラフ コンストラクション」(PC-8801用のアニメーションソフト)から、ストローク・バリエーションの概念を学んだのだ。
(下の写真は、ゲーム理論の記事)

ゲーム理論の特集記事

2Dデジタルアニメーションの基礎は、20年前から変わっていない。Flashでアニメーションを作っていて、いつも感じることだ。MSX2やX-68000 を使っていた時も、まったく同じ考え方でサンプルを作っていたし、Mac IIが出たときも同じである。

この当時のパソコンは、現在のFOMAの液晶解像度より低いし、512色中8色しか使えないというグラフィック機能。やっとフロッピーディスクが標準搭載された頃である。(当然だが、ハードディスクはない。)ちなみに本体のメモリは、192KB。それまでは、音楽のカセットテープで記録していたのだ。
テレビでは、「パソコンサンデー」という番組が放映されていて、サンプルプログラムを副音声で流していた。それをカセットテープに録音する。今でいえば、データのダウンロードと同じこと。

こんな環境なので、アニメーションを作るにも”工夫”が必要となる。8色でどう綺麗なグラデーションを表現するか、少ないメモリでどう動かすか、等々。前述した「FANTAVISION」は、レンダリングしながらアニメーション表示するベクタ系のツールなので、基本的にFlashと同じ。転用できることは意外に多いのだ。

興味のある人は、神保町あたりで探してみてはどうだろう。(東京近郊の人に限定されてしまうが、神保町でさえ‥どのくらい売っているか分からないのだ。)

7月 9, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/08

FLASH BASIC MP3

連日34度以上の猛暑の中、歩き回ったのでダウン。
大人のオアシス(ビジネス街にある有料の仮眠室)で3時間ほど休む。
なんとか復活して、今、投稿。ここはコンセントサービスがあるので、バッテリを気にせずノートパソコンが使える。最近は、(ルノアールなど)カフェにもコンセントサービスがあって、モバイラーとしては仕事がしやすい。

それにしても体調が悪い。外で熱されて、内では冷やされる。この繰り返しが何回も続くのだから、どうしようもない。これが、サウナなら体に良いのかもしれないが‥。
問題なのは、

モチベーションも落ちていることだ。本の執筆が遅れてしまう。この体の怠さでは、完全復活は難しい。しかも、これから房総半島の仕事場へ行くのだ。体力は無くなるだろう。
まぁ、幸い‥明日からはデスクワークに集中できる。今日は自堕落を受け入れる、そう決めた。

INTERNET magazine」8月号が発売された。以前、ここで紹介したが今回の特集は「アダルトサイトに学ぶウェブビジネス」である。これは、メジャー誌の挑戦である。高く評価したい。是非とも、書店で確認してみてほしい。

今、発売中のINTERNET magazine

以前「FLASH BASIC for FOMA」については、お知らせしたが、「FLASH BASIC MP3」も提供できそうだ。こちらは、MP3なのでPDAでも、iPodでもOK。MP3データをコピーして再生できるものなら何でもいい。ラジオ講座のような感じになる。通勤電車の中で聴ける軽い内容だ。もちろん、FLASH BASIC for FOMAと同様、講座の”おまけ”である。

FLASH BASIC MP3イメージ

7月 8, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 | | トラックバック (0)

2004/07/07

ブログの本がどんどん出版される

本日、東京へ。サウナのような蒸し暑さに驚く。
会議を終え、秋葉原で1件取材。雑談の後、駅前の秋葉原クロスフィールドを見学。産学連携拠点「秋葉原」はITの実証フィールドになるか。(6/6の投稿を参照
それにしても、欲望カルチャー全快である。アダルトビデオ販売と携帯電話申し込みカウンターが隣同士だったり‥すごい街だ。

秋葉原駅前のビル工事現場

秋葉原駅前のビル工事現場

コンピュータ関連の書籍をチェック。なんと、ブログの本が8冊ほど出ていた。今月は、あと5冊くらい出るそうだ。コンピュータ分野だけではなくて、

ビジネス系も多いらしい。棚のスペースが日々拡大中。15冊出れば、コーナーになるだろう。一般層に売れるのは大きい。

書籍フロアの棚に並ぶブログ関連の本

コンピュータフロアで「ウェブログ・デザイン」(著:こもりまさあき/MdN/¥2,500+税)、ビジネス書フロアでは「1日5分の口コミ プロモーション ブログ」(著:長野弘子、増田真樹/英治出版/¥1,500+税)を購入しておく。
ウェブログ・デザインは、ココログのユーザーを対象としているが、内容はCSSである。ブログの場合、HTMLは触れないから文書構造を壊されることはない。ユーザーがデザインやレイアウトを変更したい場合は、CSSを使うしかないのだ。

今日購入した本の写真

(以前、ブログセミナーのことを書いたが‥)「HTMLはよく知らない」という人が、CSSを編集しているのだから、流行というのは楽しい。ブログは簡単にサイトが作れる、と言って始めた人も、欲が出てくると結局こうなるのだ。W3Cの標準規格をぜんぜん意識せず(当然、W3Cのことは知らない)、正規のWebデザインをやっていることが、面白い。

そういえば、マクロメディアのFlash 開発チームがブログ「Flash Team」を立ち上げた。7月になって、ほぼ毎日、記事の投稿がある。噂になっているSEO対応版 Flash の話題が出てくるか‥

7月 7, 2004 [10bc1]ブログ関連[コラム] | | トラックバック (0)

2004/07/06

数百MBの高画質画像を快適に閲覧させる

現在発売中のweb creators 8月号の特集で書いた「数百MBの高画質画像を快適に閲覧させるワザ」に関する質問があったので情報を掲載。
使用した「Zoomify EZ」のサイトは、http://www.zoomify.com/ez/ Windows版、Mac版がダウンロードできる。操作手順は、雑誌を参照していただきたい。
私が作成したサンプルは、以下の通りである。(※Flash Player 必須)

サンプルの画面

[サンプルを見る]
ブロードバンド環境用

おまけとして、サンプルに使用した画像をアップした。この画像素材を使って、実際に試してみてほしい。6,600x2,000ピクセルの高解像度画像なので、6MBほどある。「Zoomify EZ」によって、これが膨大な細切れ画像となり、XMLで管理される仕組みが出来上がるのだ。

[素材画像のダウンロード]
この画像は「速習Webデザイン FLASH MX 2004」の全レッスン見本画像を1つにレイアウトしたもの。

素材画像の見本

7月 6, 2004 [01mr1]執筆した記事の情報 | | トラックバック (0)

2004/07/05

FLASH BASIC blog UP4

FLASH BASIC blog」更新。
日曜、月曜は、知覚と錯覚について取り上げた。過去、FLASH GROOVE 2 講座で学習したので、復習になる方も多いと思うが、重要なところなので再度書くことにした。

講座で取り上げたサンプルムービー

怪談コンテンツに関しては、学校の授業では扱えないような‥本当に”怖い”演出を考えてみたい。今年は、酷暑と言われているのでちょうどいい。8月くらいに完成する感じで進めてみようと思う。
「怖がらせる」演出を磨く前に、「笑わせる」、あるいは「泣かせる」アニメーションを練習問題として用意しなくてはいけない。もちろん、Flash による制作だからベクタグラフィック、ビットマップ(ラスタ)グラフィックの特性を最大限に生かしたオーサリングをおこなうのだ。「ジャンピング・クローズアップ」などの技法も紹介するが、Flash Playerの制約を考えながら、実現させたいと思っている。

7月 5, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/07/04

本の著者校が届く

土曜、編集担当のMさんからDreamweaver 本の著者校(ReadyからPart-2まで)が届く。章扉の色見本も届いた。並べると綺麗だ。

届いた本の著者校

原稿執筆の方は、正直遅れている。ただ、改訂ベースの執筆なので、挽回可能だ。来週はテンポよく進むはず。

届いた本の著者校

Part-3は、テーブルレイアウトの分量を減らし、CSSのページを増やすことにした。
推奨されていないのに、標準搭載されている「blockquote」(引用のタグ)を利用したインデント機能など、多々矛盾があって、扱い方がとても難しい。
インデント機能は、blockquote タグの”左右に空きができるというブラウザの解釈”を利用した裏技である。たまたまIEもNetscapeなども同様の解釈をしているので成り立っているのだ。
正しい使い方ではないが、古いブラウザでも同様に表示されるし、とても便利。(だから私も使ってしまうのだが‥)

プロのWebクリエーターは、こういう矛盾を受け入れながら、絶妙な判断をして仕事を進めている。クライアントの意向やサイトの特性、ターゲットユーザーのことを配慮しながら、バランスをとる。テーブルを使うか、CSSを使うか、融合させるか、常に考えている。
こういう事情を本の原稿にするのは、なかなか大変である。

7月 4, 2004 [01bi1]本の執筆-進捗! | | トラックバック (0)

2004/07/03

FLASH BASIC blog UP2

FLASH BASIC blog」更新。
土日も休まず、毎日更新‥としているが、blogには公開設定があるので、うまく利用していこうと思う。今日の話題は、「Flash Playerの得意、不得意を理解して作る」である。こういう話は今日まで。明日からは、テーマ怪談について書いていきたい。ちなみに、講義で言っている”ある雑誌”というのは、「Web Designing」8月号である。今月17日発売。

解説用サンプルの画面

7月 3, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/07/02

FLASH BASIC blog今日から更新

本日より、FLASH BASIC講座の第一回講義「怪談コンテンツ」をスタートする。
但し、正式な講座再開はまだ先なので、講座blogを作りながらの見切り発車となる。特に更新日は決めていないが、ほぼ毎日というペースで努力したい。最終的には、メールマガジンのようなスタイルにしていきたいと思う。
今日は、Flashレンダリングについての初心者向けのお話。コンテンツ作成に入る前の基礎知識的な内容だ。
尚、講座に関してのお知らせや雑記については、このblogで掲載していくことになった。講座blogの方は、講座コンテンツのみアップしていく。

講義の資料画像

7月 2, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ | | トラックバック (0)

2004/07/01

FLASH BASIC Weblog

講座用サイト「FLASH BASIC Weblog」が準備できました。
現在、まだ何も掲載されておりません。
明日から、ほぼ毎日(少量、小出しで)更新していきます。講座の再開は、(関東の)梅雨明けを予定していますが、運営の試行錯誤や準備などもお見せしていくというコンセプトで先行したいと思います。

アーカイブ利用者登録、返信メール遅れております‥

7月 1, 2004 [02fbi1]講座のお知らせ |