Flash上級者のヒューマンエラー
某半島の南海岸沿いに長く滞在しているため、「ID for WebLIFE*」の発売日、現場をまわれなかった。注目商品の発売日には、必ず、新宿〜秋葉原などに出かけるのだが、今回は無理であった。売り場の空気から得るものは大きいので残念。

オフィシャルサイトを見ると、用意されていたすべてのコンテンツが公開されていた。開発チームが楽しんで作り上げた商品なので、
熱の入れ方が違う。コンストラクション系のお役立ちアプリケーションは、「クールなものは売れない」「かっこいいものは売れない」(例えば、クラブのフライヤーみたいな尖ったかっこよさは受け入れられない)と言われているが、この商品は一般層にどう評価されるか、見ていきたいと思う。(一般層に売れるコンストラクション・ツールは、その国の風習、しきたりを取り入れたものがいいのだ。)
ID for WebLIFE*の要である「カートリッジ」(SWF形式のプラグイン)は、無償提供されるSDKで自作することができる。テンプレートを改変する簡単な方法とスクリプトで記述していく方法がある。マクロメディア社と「カートリッジ開発セミナー」を共催していくようなので、詳細はそこで確認したい。
自動制作と言えば「ホームページ制作王」だ。ホームページビルダーにも抵抗がある(要するに”制作する”ことが障害になっている)一般層に売れている。最近は、ブログに流れているのだが。
ID for WebLIFE* とホームページ制作王の対象ユーザーは趣味、嗜好において異なるが、一から制作しないというコンセプトは同じだ。Flash という媒体で展開したのは、ID for WebLIFE* が初である。心配なのは、”Flashという文法”に一般層が慣れていないことだ。これは、外国人が少女漫画を読めないことに等しい。
デザイナーがよく陥る問題なのだ。私も本を出版した後に、読者からメールをいただいて気付くことがある。詳しいが故に起こしてしまう上級者だけのエラー。Flashの世界観をまだ持っていないゼロ初心者の視点は、予想外のところにあったりする。
先日、「Motion」のプロモーション映像を見た。徹底したオブジェクト指向、なかなか素晴らしい出来である。モーショングラフィック制作のツールというのは、ビヘイビアとリアルタイム・プレビューが命である。Motionは、まさにこの2つの条件をクリアしている。税込みで、31,500円である。そろそろ発売される。
ビヘイビアが充実していて、無限のバリエーションを駆使できる自動ツールだが、素人お断りのプロフェッショナル仕様。3万円でもプロ向けの道具なのだ。推奨システムや連携するアプリケーションを見れば、すぐ分かる。例外は、クリエーター予備軍の学生たちとヘビーなビデオ系アマチュアクリエーターの方々である。Motionは、どこで話題になり、どういう雑誌に取り上げられるか‥明確にわかる商品といえる。
7月 15, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] | Permalink
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