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2004/06/19

クリエーターの関係作り

昨日は、会議で東京に行く日だったので、強引に6件の打ち合わせを集め、なんとか消化できた。悲しいかな東京から発信しないと全国に伝わらないことが多々あるのだ。いくらネット社会になっても、人とのダイレクトなつながりは無視できない。たとえ、私が沖縄に住んでいても、月一で東京に行かないとダメだ。航空運賃は高いが、東京という窓口を利用しないわけにはいかないのだ。

打ち合わせの合間、書店や家電量販店をまわる。
Flash Creator」(通称、フラクリ)が大量に陳列されていた。隣には、「ホームページ制作王 6」が、これまた大量に並んでいる。メーカーの営業さんが、

忙しそうに動きまわっていた。こうやってショップをまわって、商品やパンフを補充したり、POPを付けないと埋もれてしまうのだ。

家電量販店のコンピュータソフト売り場

書籍のフロアへ行くと、「FLASH OOP」が出ていた。(Flash MX 2004本、これで16冊目となる。)上級者向け‥というより開発者向け、待望の1冊である。こういう本を待っていた人は多いと思う。さすがに私には高度すぎて、難解なものだが、複数の著者がテーマを担当して執筆しており、Flash プログラミングの解説本としてクオリティが高いと思った。開発者向けの硬派な1冊、お薦めする。

Flash で制作された作品が多数展示されているイベントに寄ってみた。
こういう場所に来ると、埋もれている才能について考えてしまう。なぜ、こんな”スゴイ”人が「仕事がない」なんて言ってるのか?
総じて言えることは、環境だ。周りに拾い上げてくれる人がいなければ、どうにもならない。友人、知人や一部のクライアントの評価で止まっている状態なら、得られる仕事にも限界がある。

過去、12年間の先生業から学んだことがある。
それは、from to relation 要するに、関係から関係〜ということだ。努力すれば実るというのは間違いではないが、誰かに評価されない限り、展開していかない。評価がある特定の人で止まっていてもダメで、次の人に伝わっていかないと先に進まない。

誤解を恐れずに言うなら「的を絞った人付き合い」ということだ。
待望の仕事というのは、ダイレクトに来ることもあるが、複数の人や出来事を通過してやってくる場合が多い。from to relation 関係から関係へ〜である。

例えば、Webデザインの仕事を増やしたいと考えているなら、イベントや勉強会、商品説明会、他のデザイナーの展示会など、積極的に出ていった方が良い。(商品説明会などは難しいが、)勉強会や展示会などは、名刺交換しやすい空間だ。それに同業者であれば、名刺交換の勇気などは微々たるものだ。関係を作らなければ、次の関係は生まれない。後々の期待などせず挨拶のつもりでいいと思う。
注意点は、過剰な積極性は歓迎されないので、謙虚というセンスは身に付けた方がいい、ということだけ。

芸能界やスポーツ界のように、スカウト専門の人が少ない業界では、自分が関係を作っていくしかない。そもそも、待っていて仕事がくるというのは”奇跡的なこと”くらいに考えておいた方がよいのかもしれない。(パーソナルマネージャーと組んでいて、役割分担が明確になっているクリエーターは別である‥)

そんなことをダラダラ思いながら、房総半島に戻ってきた。
これから、ホテルで拘束される。缶詰である。

6月 19, 2004 [05cc1]クリエーター[コラム] |

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