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2004/06/25

Flash とサウンドコラージュ

以前、「Flash作品の素材について」という記事の中で、「速習Webデザイン FLASH MX 2004 」のLessonでロイヤリティフリーの音素材集を使ったと書いた。
私の場合、デザインに関してはアマチュアだが、デジタルを駆使することで”俺流”の作業は可能である。(要するに、クライアントの要望に応える力量はないが、好き勝手な範疇なら真似事くらいはできる、ということ。)しかし、サウンドに関しては、まったくのド素人だ。真似事さえ不可能。やれば墓穴を掘るだけで、何とかなるものではない。

そこで、どうしてもロイヤリティフリーの素材集が必要となる。
ただ、なかなかイメージ通りの素材がない。効果音なら、ほとんど問題ないのだが、音楽の場合はほんとに厳しい。そんな時、ループシーケンサーというアプリケーションを知った。3年くらい前の話だ。

ACIDと素材集のパッケージ

当時、最初に買ったのは「ACID」というループシーケンサー。1万円前後だったので、

試しに使ってみようと思ったのだ。マニュアルを読むのは面倒だったので、適当に触っていたのだが、気が付いたら朝になっていて、5時間くらい徹夜で没頭。10曲くらい出来上がっていた。「これなら、いける!」と大喜び。やってることは、実に単純でループする音素材をマウスでどんどん切り貼りしていくだけ。

実際の仕事に、ACIDで作った曲を使うようになって、3年‥現在に至る。楽器も操れないし、譜面などまったく読めないが、音を切り貼りする作業には馴染めたようだ。ただ、これもデザインと同様、要望には応えられない。あくまでも自分の好きなように、適当に触って、そして”偶然”作品になるというレベルである。だから、曲作り単独の仕事などはとても受けられないのだ。

好き勝手レベルはしかたないとして‥それでも、使い方は進化して、もはや音楽だけではなく、ドラマを作るところまで来た。つまり、楽器の音素材だけではなく、身のまわりの音を録音して、取り込んでいった。サウンド・フィールドワークと称して、ミニマイクとMDを持参し、拾い(音録り)をするのだ。そして、ACIDでPCに取り込み、素材として使う。もう音なら何でも切り貼りする。画像処理と同じ。

サウンドコラージュの制作風景

このサンプルは、FLASH GROOVE 2 講座のときに作ったものだが、ACIDによるサウンドコラージュである。

サウンドコラージュを聞く
※すぐにFlashムービーが再生され、音が流れます、ご注意ください。最初の10秒くらいは無音で、だんだん音が標準音量になる。(最初は音が小さい。)

ACIDの編集画面

これは、Flashアニメーションにあてるストーリー・サウンドのオープニング。ラジオドラマのような作り。ラフな絵コンテになっている。80%は素材集だが、20%は録音。ACIDにはノイズを取るフィルタがあるので、市販マイクで普通に録った音でも素材になる。もちろん、Flashムービーの音素材というレベルだが。

Flash の講座ではメインの学習にはならないが、サウンドコラージュは是非体験してほしいと、毎回プュシュしている。今回の講義でも、取り上げたいのだ。

6月 25, 2004 [02fbr1]FLASH BASIC 講座 |

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サウンドコラージュニスト。 サウンドアーティスト。 音響派。 京都在住28才。 ピアノ、環境音、ノイズなどを用いてより精神描写に重点をおいた 衝撃を音楽を通して表現。 現在、関西を中心にライブパフォーマンス展開中。 その映像的な音楽世界は映像関係者からも支持されている。  サウンド的にはピアノ、トランペット、フィールドレコーディング、 サイン波、グリッチを駆使した繊細で美しくも暴力的な音響世界。 エレクトロニカ、アンビエント。 mute1945のライブパフォー... [続きを読む]

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