芸術メモ

全裸男子フィギュアが16億円なワケ~『現代アートビジネス』
小山登美夫著(評:栗原裕一郎)
「カウボーイ」の落札金額に「村上の野郎、ボロい儲けをしやがって」と怒っている人がいたけれど、オークションや二次マーケットでやりとりされるカネはギャラリーや作家には落ちてこない。村上隆も小山登美夫もこのオークションで一銭も儲けてはいないのだ。
ただし、落札価格という「時価」により以降のプライマリー・プライスが決まるため、結果的には、作家もギャラリーも恩恵をこうむる。村上隆が今後「カウボーイ」と同規模の作品をつくれば、16億円がプライマリー・プライスになるわけである。
日経ビジネス オンライン
2008年5月23日
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